スカパー!光、7月1日より広帯域化
スカパー!光、7月1日より広帯域化
個人的にメモ。これまでは 70MHz〜770MHz 帯域へ BS デジタルをダウンコンバートして伝送後、ユーザ宅ごと、もしくは集合住宅の場合は主に棟ごとに設置されたアップコンバータでアップコンバートして BS-IF 周波数 (1049〜1318MHz) に変換していたのを、広帯域対応 V-ONU を用いて光ファイバから直接 2072MHz までの信号を取り出せるようにして、広帯域化、アップコンバータを不要としたサービスを7月1日より開始する、とのこと。
ウチの団地でも近々スカパー!光の導入があるらしいのだけれど、ウチの場合、団地内共用スペースまで光ファイバーが入り、そこに V-ONU を設置、そこから各棟へメタルで伝送後、棟ごとにアップコンバータを設置して各戸へ配信する予定でした。しかしひとつ問題があって、棟内配線が BS-IF 信号に対応していることは確認済みなんだそうですが、管理事務所 (共用スペース) から各棟へ引かれている同軸ケーブルがかなり長いらしくて、そこへ BS-IF 信号を流せるかどうかがはっきりしない、正直難しいんじゃないか、というのですね。
広帯域化前の構成ならば、棟間の同軸には 770MHz までの信号しか流れなかったので問題なかったのですが、広帯域化が報道されたような形で実現されるのだとすると、V-ONU から直接、BS-IF 信号を超える周波数の信号が出てくることになります。ほぼ確実に、今の団地内の棟間ケーブルでは伝送できないでしょう。
棟間の長い同軸ケーブルを交換する、というと、かなりの大事らしい。いったいどうするんだろう…。ちょっと心配1。