bird桜吹雪, 京ぽんの読み方, 大きな事件があると, Ajax

桜吹雪

染井吉野が散ってしまってすでに久しいですが、近所の都立大…じゃなくて首大の前の桜並木でとても綺麗な桜吹雪が見られたので思わず京ぽんで激写した写真を今更ながら公開します。

…しかし、京ぽんカメラはこの手の風景にゃ全く使い物にならんですな。もう少し画素数の多いカメラを搭載した端末を発売してくださーい>willcom 様。

京ぽんの読み方

「京セラのエアエッジフォン」がなまって「京ぽん」という愛称が生まれたわけですが、これの読み方って「キョウポン」「ケイポン」どっちがよりふさわしいのだろうと以前から疑問に思っていました。
「キョーセラノエアエッジフォン」から来てるんだから「キョーポン」に決まってんじゃん、という人もいますが、僕はどうも語頭の「京」の字を「キョウ」と読むのにどうも座りの悪いものを感じるんですよね。東京と千葉を結ぶ電車も京葉線 (ケイヨウセン) だし、東京と横浜を結ぶ路線も京浜東北線 (ケイヒントウホクセン) です。そう思って眺めてみると、語頭で「キョウ」と読む言葉は「京都」「京風ラーメン」など、京都関係のものに限られているような気が。となると「ケイポン」でもいい?
…しまった、「京セラ」ってもともと「京都セラミック」の略じゃん。となるとやっぱり「キョウポン」なのか…。
ま、どーでもいい話題でありました。

大きな事件があると

こうやって自分の書いたものを表現する場を持っているものとして、全く何も言及しないことに少し後ろめたさを感じたりする。でも、僕のようなテレビや新聞、ネットでのニュースからの情報程度で遙か遠くから想像し同情することくらいしかできない人間に、何を書くことがあるのだろうか、という気もする。人並みに心を痛めてはいるけど、しかし、単にそれを書くというのは何か違う気がする。
ところで今回の事件の初日の報道を見ていて、あまりにも早く「原因」についての言及をしすぎているように思えるところが少し気になりました。昨日の、事件直後の段階ではまだ人命救助が最優先で、現場状況の綿密な調査は行われていないはずです。それなのに「置き石」だ、「スピード超過」だ、という根拠の薄い憶測が飛び交っていたことに、少し気持ちの悪いものを感じました。「原因」を早く知りたい、という気持ちは分かるけど、報道ステーションの加藤さんも言ってたように、予断を持たずにしっかり事故原因を究明して欲しいです。

Ajax

Google の連中が大々的に使い始めたことが発端で、今ちまたで話題沸騰の Ajax (Asynchronous JavaScript+XML の略、なのだそうだ)、肝は XMLHttpRequest オブジェクトを使ったページ全体の更新とは非同期なバックエンドサーバとの XML 通信 (とその結果の動的な反映) なんだそうですが、このモデルは何ゲに Flash 5 以降の Flash コンテンツ−サーバ連携と全く同じですねー。Flash の ActionScript も JavaScript 同様 ECMAScript ベースの言語だし、そちらの経験がある人は結構すんなり Ajax コードもかけちゃったりして (プレゼンテーション部分が全然違うからそうでもないか)。
そういや「古くて新しい技術」と呼ばれてる Ajax ですが、Ajax の利用している DHTML とか CSS とか JavaScript などの技術がまともに使えるようになったのって、Netscape4 がようやっと表舞台から退場して、Firefox/Mozilla へと置き換わってくれたことが大きいような。とはいえ、Safari、Opera あたりには相変わらず苦労させられているのかな?

bird「夜間飛行」「人間の土地」, 「少女の器」, pgpool の話, 「グラディウス V」, F1 サンマリノ GP

「夜間飛行」「人間の土地」

夜間飛行 人間の土地 「星の王子様」で有名なサン=デグジュペリさんの、彼自身の職業だった郵便飛行業に関する小説 (夜間飛行) とエッセイ (人間の土地) です。「夜間飛行」にはデビュー作の「南方郵便機」も併録されています。

飛行をサポートする機器もほとんどない、文字通り生と死が隣り合わせの職業だった郵便飛行業に従事して、それこそ何度も死にそうな目に遭いながらも、それでも飛び続ける飛行士。その理由が職業的な責任感からでも、危険に飛び込む冒険心からでも、名声を勝ち得るという名誉欲からでもなくて、地球という自然と何の防護壁もなしに向き合うことで、自分自身をより深く見つめることが出来るからだ、というサン=デグジュペリさんの言葉はあまりにもかっこ良すぎます。「道」は人を暴虐な自然から守るゆりかごだ、というお話も目から鱗が落ちる思いでした。「人間の土地」には宮崎駿さんがあとがきを寄せているのですが、なるほど、この本を読むと「紅の豚」でフィオが言う、「飛行艇乗りの誇り」の話がよく分かるような気がします。「空と海が心を洗う」という話はまさに、サン=テグジュペリさんの言う自然と正面から向き合ってこそ人間そのものを知ることが出来る、というところへ繋がっているのですね。

そこここに、はっとさせられる言葉があるのですが、全体を通して僕にはちょっと難しくて、なかなか読み進めなかった…。

「少女の器」

少女の器 灰谷健次郎さんの本。灰谷さんの本を読むのは何年ぶりでしょう、たぶん最後に読んだのは中学か高校のころですが、本屋でふと懐かしくて手に取ってみました。とはいえ、この本自体は読むの初めてです。

昔読んだ時の印象は完全に忘れてたんですけど、こんなにセリフの割合の多いスタイルだったっけ?というのが最初に思ったこと。お話全体がほとんど登場人物の会話で進んでいく感じで、非常に読みやすくはあれど、ちょっと物足りないかな。出てくる人たちが非常にいい人たちばかりなのも相まって、ちょっと少女漫画テイストっぽいものを感じました。この本の場合、お話の内容も中高生時代の少女の心象風景がメインですから、よけいそう感じられるのかも。

離婚家庭に育った少女が感じる、日常のさまざまな葛藤が結構盛りだくさんに盛り込まれているので、そういう意味では面白いのかもしれないけど、何となくお話のためのお話、という感じがしなくもない。そういうところが気にならないのであれば、気持ちの良い人間の関わり、というものが読める本ではありますが。

なんだか微妙な感想ね(^^;。

pgpool の話

前に書いた pgpool の話で、ACCESS EXCLUSIVE/ACCESS SHARE ロックを使って同期をとる、という話を書きましたが、ACCESS EXCLUSIVE ロックは読み込みすらロックしてしまうので、データを dump したり concurrent vacuum も平行して動作出来なくなってしまいます。
参照時、更新時とも明示的にロックを行うのであれば、ACCESS EXCLUSIVE/ACCESS SHARE というような最強のロックコンビネーションではなくて、もう一段階弱い EXCLUSIVE/ROW SHARE の組を使った方が何かと便利かもしれません。念のため。

「グラディウス V」

グラディウス V 会社の同僚でシューティング好きな mm 氏が、「シューティングゲームの火を絶やさないために、子供達を今のうちにシューティング・ファンに育ててくださいっ!」という嘘みたいな理由で一本譲ってくれました。遅くなっちゃったけど、ほんとにどうもありがとう!>mm 氏。

柊次は意外にシューティングゲーム好きで、最近でもよく PS 版のレイストームをプレイしてたりしてました。この「グラディウス V」も存外気に入ったようで、お父さんがいない時でもちょこちょこプレイしているみたい。というのも、お父さんがプレイしてると「次は〜の面だね」とか「これは中ボスで次のボスがほんとボスだよ」とかいろいろ教えてくれるのです。大したもんだ。知らないうちにクレジット数も 12 まで増やしてくれているし…。

しっかしこのゲーム難しいッスね。Very Easy 設定で 12 個もクレジットがあっても一週クリア出来ませんでしたよ。基本的にグラディウスは覚えゲーなんで、何度もプレイする必要があるのはしょうがないのかもしれないですけどね…。びっくりするような展開がてんこ盛りで、それが難しさの源でもあるのですが、しかしまだまだシューティングでもいろいろアイディアは生み出せるのだな、と感心しちゃいます。あとあと、最近のシューティングゲームは当たり判定小さいんですねー。「あ、これは当たった」と思ってもスルリと抜けちゃうことも多し。なんだか自分がうまくなったような気がしますよ(笑。

F1 サンマリノ GP

燃えた…。やっぱりミハシューはスゴイ。あのくらいファンタジックなレースが出来るようにならないと、ワールドチャンピオンにはなれない、ってことなんだろうなぁ。あそこでアロンソぶち抜いて優勝なんかしちゃってたらほとんど神の領域でしたね。
レースでのハッスルぶりとはうらはらに、レース後のインタビューでの落ち着いた雰囲気はさすがに年季を感じさせました。顔だけ見てるとあんまり年をとった感じがしないんだけど、話をしているところを見るとやっぱり老けたよね。
ライコネンも速かったし、フェラーリ、BAR も復調してきて、さぁ、いよいよアロンソ包囲網が狭まってきたゾ。彼をてっぺんから引きずりおろすのは誰だ?!

birdサーカス, 仮面ライダー響鬼のオープニングテーマ, pgpool を HA 目的で使うためのコツ, PSX 録画失敗

サーカス

この間の日曜に、僕の両親と家族みんなで、今味の素スタジアムで開催されている「木下大サーカス」を見に行きました。朝早くいったおかげでいい席に座れたし、天気も良かったし、子どもたちも楽しかった様子。染井吉野はもう終わってしまっていますが、代わりに梨の花や八重桜がとても綺麗でした。

仮面ライダー響鬼のオープニングテーマ

相変わらず面白い仮面ライダー響鬼。響鬼さんの幼なじみ、というみどりさんもとてもすてきな方で、ますます見るのが楽しみになってきました。
ところで、仮面ライダー響鬼のオープニングテーマにはいくつかバージョンがあるんですよね。これまで気が付いたのは、普通バージョン (ストリングスと太鼓?)、ラッパバージョン (息吹鬼さんメインの回でかかる)、普通とラッパの組み合わせ、女性ボーカルバージョン (みどりさんメインの回?) がありました。すごく凝ってるなぁ。響鬼は音やリズムにとても気を遣って作られている印象がありますね。

pgpool を HA 目的で使うためのコツ

PostgreSQL 用のコネクションプーリング・レプリケーションサーバである pgpool にはご存じの通りレプリケーション機能があるのですが、負荷分散やコネクションプーリングではなく HA を目的として pgpool を利用する場合、いくつか気をつけなければいけないポイントがあるようです。

まず、pgpool.conf は次のように設定します。

replication_mode = true  
replication_strict = true  
load_balance_mode = false  
replication_stop_on_mismatch = true  

気をつけるべきは load_balance_mode の設定で、性能向上を目指してこのパラメータを true としてしまうと、その下の replication_stop_on_mismatch が効かなくなってしまいます。HA 目的で使う場合はある程度性能を犠牲にして上記のように設定する必要があるようです。

次にアプリケーション側で注意する点として、

  1. 単純 SELECT も明示的な transaction ブロックへ入れる。SELECT の前に明示的に LOCK TABLE 〜 IN ACCESS SHARE MODE を実行する。
  2. 更新時はテーブルに対して ACCESS EXCLUSIVE ロックをかける。

ことが必要となります。こういったケアを行わないと、タイミングによっては deadlock したり、master、secondary から返答される ResultSet の結果行数不一致が起こり、pgpool が縮退してしまいます。更新時にテーブルを ACCESS EXCLUSIVE でロックする、となると、性能的にはかなりスポイルされてしまうのですが、ここでもやはり安全性と性能のトレードオフが存在する、ということになります。

なお、更新時だけでなく SELECT 時もロック待ちの可能性がある、となると、dead lock の可能性が飛躍的に高まります。lock の確保順序には十分気を遣ってコーディングする必要があります (複数のテーブルを join しているような SELECT 文を発行する前には、明示的に LOCK TABLE してあげる必要があります)。

毎度のことながら pgsql-jp メーリングリストの皆さんには大変お世話になりました (こちらから始まるスレッドです)。どうもありがとうございました。

PSX 録画失敗

そういえば日曜日、PSX が完全にフリーズして、初めて予約録画にも失敗してしまいました。操作中にフリーズしてしまうことは比較的よくあって、そんなときはいつも電源長押しで復帰していたんですが、今回はそもそも電源ボタンを押しても電源が入ってこない状態。長押ししてもうんともすんともいいません。スリープ中を示す赤い LED は点灯していたんですが…。結局、コンセントを抜いてしばらく置き、その後再度電源を入れてみたところ復帰しました。前の日にゲームをやってから電源を落とす時のシーケンスでどこか秘孔を突いてしまったのかな。
大変お手数をおかけしました&お世話になりました>ちゅ〜さん。

bird実行中の JavaVM に Thread Dump をはき出させる方法

実行中の JavaVM に Thread Dump をはき出させる方法

これもキソ中のキソなんですが、いつも「SIGINT だっけ?SIGHUP だっけ?なんだっけ?」と忘れてしまうのでここにメモ。
正解は SIGQUIT でした。JavaVM プロセスに対して SIGQUIT を当てると標準出力 (標準エラー?どっちだっけ?) にどばーっとその時点の Thread Dump が出力されます。便利。

birdSkyley in EXPO 2005 AICHI, あるポートを開いているプロセスを知る方法

Skyley in EXPO 2005 AICHI

おおっ!スカイリーネットワークスの「DECENTRA」が愛知万博のローカル携帯「愛・MATE」に採用されていたんだ (「愛・MATE」の開発は KDDI とのこと)。スゴイなぁ。
センサー展の招待状、せっかく送ってもらったんですけれども、お仕事が立て込んでていけそうもないです…。すみません。

あるポートを開いているプロセスを知る方法

lsof コマンドの使い方のキソなんですが、いつも忘れてしまうのでこちらにメモ。

kazawa@tpx20:~$ su -  
Password:  
tpx20:~# lsof -i:7741  
COMMAND  PID USER   FD   TYPE DEVICE SIZE NODE NAME  
lisa    1701 root    4u  IPv4   2970       TCP *:7741 (LISTEN)
lisa    1701 root    5u  IPv4   3326       UDP *:7741  

root で実行しなきゃいけないらしいところは要注意かも。

birdお花見, 「二重らせん」, 「偶然の祝福」, 「TRICK」, pgpool と LargeObject

お花見

昨日の天気予報では今日は曇りでしたが、朝からお日様が出ているのを見て子供達といっしょに近所の都立大1や公園へお花見に行きました。いつの間にか有葉も柊次も自転車にばっちり乗れるようになっていたので (結局僕はあんまり役に立ちませんでした…)、有葉と柊次は自分の自転車、あゆみさんは僕の Bianchi、僕は鳥乃をかごに乗せたママチャリで、家族そろってサイクリングです。ちょっと風が強くてほこりっぽかったけど、桜はどこもとても綺麗でした。

鳥乃のすべり台写真はおとといのものです。これも近所の公園で2

「二重らせん」

二重らせん DNA の構造を解明してノーベル賞を受賞した、J.D.ワトソン博士の書いたドキュメンタリーです。前書きでワトソン博士の師でもあったブラッグ卿が「この本は歴史的な事実というよりも、個人的な印象を示したもの」と書かれているように、いわゆるサイエンスライターが緻密な取材を元に書いたドキュメンタリーと比較するとかなり主観的な部分もあるように思いますが、それはそれとして読めば非常に面白い本でした。

ワトソンさんとクリックさん (作中では「フランシス」とファーストネームで呼ばれています) が DNA の問題に取り組んでいたのが非常に若い時期だったせいか、とてもエネルギッシュに、スピーディに毎日が過ぎていきます。研究の話と同じくらい女の子の話が出てくるのが面白かった。この本を読むと、研究者にとってのコミュニケーション能力の大事さ、というものをとても強く感じます。自ら立てた仮説をより詳しいと思われる人のところへすぐに持っていって叩いてもらう。時にはけちょんけちょんにされてしまうこともあるけれども (というかそういうことの方が圧倒的に多い)、そんなことは一切気にしていない。すごくクリアであこがれますね。

「偶然の祝福」

偶然の祝福 小川洋子さんの本。全7編からなる連作小説です。あとがきで川上弘美さんが「しかし、何かが違うのだ」と書いている「キリコさんの失敗」と、「涙腺水晶結石症」が良かった。前者は確かに小川さんの話としてはちょっと異質かもしれない。「キリコさん〜」を読んで僕は何となく池澤夏樹さんの「南の島のティオ」を思い出しました。後者の、雨のふる日にまだ歩くことの出来ない乳児を抱え、自分では持ち上げることも出来ない病気の犬を病院へ連れていかなければならない、という状況の絶望的な感じには結構共感してしまった。日常の中でふとこういう絶望的な状況に陥ることって、確かにそうそうあることではないけれども確実にあって、そういう時にこそ家族や友人のありがたさを感じたりするもので、僕がそのように感じていることが原因なのか、頼るもののない状況の不安感には息が苦しくなるようでした。あ、ちなみに「涙腺〜」はとてもハッピーエンドなお話です。ネタばれかな?

「TRICK」

TRICK ご存じ仲間由紀恵さんの出世作、TV 朝日のドラマ「TRICK」のノベライズ本です。かぴのすけがこないだ「けっこ面白かった」と言っていたので僕も読んでみました。

ドラマのノベライズ、って初めて読んだんですが、全くドラマと一緒なんですね〜。小説ならではの心理描写などもこの本に関してはほとんどなくて、原作ドラマの軽妙なノリを再現することを一番の目的としているように感じました。ドラマの「TRICK」については本放送時から結構熱心に見ていたこともあって、だいたいの筋やトリックは覚えていたのでそういう意味では目新しさはありませんでしたが、文章を見ているとドラマの場面が思い浮かんで、そういう「追体験」のためのツールとしてはなかなか良いかもしれない、と思いました。正直小説としてはそれほど面白いとは思わなかった、ってことなんですけどね(^^;。

pgpool と LargeObject

PostgreSQL 用のコネクションプール・レプリケーションサーバである「pgpool」では、普通の使い方では OID のレプリケーションが出来ない故に LargeObject も使うことが出来ないのですが、ちょっとした工夫によって LargeObject も使うことが出来るようになる、というお話。いつも本当にありがとうございます>石井さん他、pgsql-jp メーリングリストの皆さま。

bird「海辺のカフカ」, CANON EOS Kiss デジタル N

「海辺のカフカ」

海辺のカフカ(上) 海辺のカフカ(下) ご存じ村上春樹さんの本。15歳の少年、「田村カフカ」くんの家出ストーリーです。これまで読んだ村上さんの本の中では、(ノンフィクションの「アンダーグラウンド」は除くとすると) 一番面白かったかも。

主人公の田村少年は、まぁとても15歳とは思えないくらい老成した人で、「そんな15歳いるかーっ!」とツッコミを入れたくなる箇所多数だったりもするんですが1、この物語の中のもう一つの流れ、ナカタさんのパートがとても良かった。カーネル・サンダースさんが最高!(笑。

猫の残酷描写が出てくるので猫好きな人は要注意。保坂さんとかが読んだら本気で怒り出しそうな話だな、これ…。

CANON EOS Kiss デジタル N

Canon EOS KISS デジタル N ブラック ボディ これまで E-300 が欲しい、欲しい言ってきた僕ですが、レンズのラインナップとか何だとかかんだとかいろいろ調べはじめてみると、結局新しいキスデジに惹かれまくり(笑。

こうやっていろいろ悩んでいる時が一番楽しいんですよね…。

bird「特捜戦隊デカレンジャーvsアバレンジャー」, 「特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション」, え、マジレンジャーはどうかって?

「特捜戦隊デカレンジャーvsアバレンジャー」

特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー なんと戦隊モノとしては第11作目にあたるらしい東映 V シネマの、DVD オリジナルなデカンレジャーのエピソードです。タイトルにもあるとおり、「街中で怪しい三人組がアバレている」との通報を受け、現場に向かったデカレンジャー達の見たものは…というストーリー。

久しぶりに見たアバレンジャーの面々も非常に懐かしくて1、もちろんデカレンジャーのそれぞれもいつもの通りで、とても楽しめました。TV 本編や映画と比べるとやっぱりいろいろとユルいところがあったりもするんですが、アバレンジャーファン、デカレンジャーファンならば見ていてとても楽しくなれる作品だと思います。まぁ思いっきり女性陣のコスプレとかも出てきたりして、そういうちょっと内輪受けっぽいところというか、マニアックなところが鼻につく人はいるかも。そもそも「デカレンジャーvsアバレンジャー」ということで同窓会的ノリは外せないわけだし、僕はこれはこれでばっちり正解だと思いますけどね。

映画の DVD にも入っていなかったメイキングシーンが結構しっかり入っているのもお得です。最近 CM などでも結構見かけるようになってきているアバレンジャー樹らんる役のいとうあいこさんが結構たくさん出ているので、そちらのファンの方にもお薦めかも<ってなんだそれ。エンディングでのカレーパーティーはアバレンジャーの伝統なんだなぁ2

「特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション」

特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション ご存じ映画版のデカレンジャーです。劇場にも見に行ったのですが懲りずに DVD も買ってしまいました。映画はやっぱり画質が良いですね。普段見慣れたデカベースの風景もみんなの格好もなんだかくっきりはっきりしていて目が覚めるような印象でした。

特典映像に含まれていた制作発表や舞台挨拶などの様子が、みな初々しくて良かった。しかし何であんなにみんな緊張してたんだろ…?ホージーこと林剛史さんが、戦隊ものに出たくて出たくて、アバレキラーのオーディションの最終選考まで行って落ちて、だけどデカブルーに出られてとてもうれしかった、というお話は知りませんでした。インタビューや挨拶などのシーンでは、意外なことに (?) ホージーが結構盛り上げ役になっていました。

しかし映画、オリジナル DVD ともどちらもとても面白かったけど、やっぱり TV シリーズ本編が一番面白いなぁ。というか TV シリーズあっての映画、DVD というか。当たり前か…。去年1年はほんとに幸せだったのだな。

え、マジレンジャーはどうかって?

ふつうに面白いです。少なくとも子どもたちのウケはとても良いです。マンドラぼうやかわいいし。最近のヒットは、エンディングで麗ちゃんが一人みんなとズレまくっていることを発見したこと3。ターンのところじゃ、一人だけ回りきれずにおとと、という感じになっている(笑。オープニングでも微妙に表情堅いし、役の設定上麗ちゃん自身がそういうキャラでもあるけど、きっとご本人もそういう人なんだろうなぁ、と思いました。
去年は個人的には仮面ライダー剣より断然デカレンジャー、という感じだったけど、今年は仮面ライダー響鬼がとても楽しみになっています。ただ、子どもたちにはちょっと難しいかなぁ。

bird素敵な車(2), 鳥乃の絵

素敵な車(2)

4月7日に発表になるらしい、HONDA の「AIRWAVE」。詳しい情報はまだ発表されていませんが、以前書いた Opel の Astra GTC と同じようにフロントガラスが前席から後席まで延びているタイプの車のようです。実に素敵。前から上にかけてシームレスな視界が確保されてる、というと、何となく飛行機のキャノピーを連想しますね。やっぱり僕は車内の明るい車が好きなのだなぁ。

鳥乃の絵

夕方、鳥乃がテーブルに向かって熱心に何かやっていると思ったら、こんな絵をプレゼントしてくれました。今日お母さんと一緒に行ったお出かけでのワンシーンらしい。左側がお母さんで、右側が鳥乃だそうで、鳥乃は花柄の服を着て、アイスクリームを持っています。鳥乃の服には肩のところにボタンが付いていたりして、何げにすごく芸が細かい。手の指も5本あるし。

あゆみさんに聞くところによると有葉や柊次が4歳の時にはここまでしっかりした絵は描いていなかったらしい1。やっぱりお兄ちゃんお姉ちゃんがいると違うのかな。

bird桜のつぼみがふくらんで, JSF の罠, 「オーケストラの職人たち」

桜のつぼみがふくらんで

近所の都立大 (もうすぐ首大) の前の桜の木の (「の」の連続・笑) つぼみがふくらんできました1。もう春ですね。三月も終わりなのだから当然か。小学校の時の校長先生が、「二月逃げてく、三月さっさと行く」という話をしてくれたことがあったのですが、本当だなぁと思います。「三月さっさと行く」はちょっと微妙な感じもしますが…(笑・親父ギャグ?)。

今年は柊次も小学生。早いものです。

JSF の罠

Sun の JSF Reference Implementation 1.1_01 を利用して JSF アプリケーションを作っていると、ときどきなぜかAction Method が呼ばれないという現象に遭遇することがありました。JSP 側コードも Managed Bean 側にも特に問題がないのになぜか Action Method がコールされない。catalina.out などのログにも何のメッセージも表示されません。
何でだろう…と思っていろいろ調べてみたところ、原因はどうも Managed Bean のプロパティと JSP 側の型の不一致であることが多いようでした。つまり、例えば Managed Bean のプロパティが int 型であるのに、JSP 側で何の converter も指定せずに h:inputText タグなどを利用している場合、どうも setter の実行に失敗していることが原因で Action Method が呼ばれないみたい。
あ、今思ったけど、もしかしてこれって単に validation error の一種なのかな?該当 field の message を見れば一発で分かったりして?明日確認してみよう。

「オーケストラの職人たち」

オーケストラの職人たち オーケストラを支える「裏方」の方々に関するお話をまとめたエッセイ集です。指揮者の岩城宏之さんの本。「裏方」として登場するのは事務の人、楽器運搬屋さん、写譜屋さん、お医者さん、調律師さん、チラシ配りさんなどです。ピアノの運搬が専門家の仕事、というのはまさにその通りだと思ったんですが、実はハープも非常に運搬が難しい楽器だ、というお話にちょっとびっくりして冷や汗をかいてしまいました。というのも、以前僕が所属していた合唱団の演奏会へハーピストの方が参加してくれたことがあり、その時は僕や他の団員で彼女の家へ伺い、普通のバンに毛布でくるんだハープをえいやと乗せ、えっさかほいさと運んでしまったのですね。実はとても乱暴なことをしていたのだなぁ。

ほかは写譜屋さんのお仕事、調律師さんのお仕事の話がなかなか面白かった。岩城さんって実はよく知らなかったんですけれども (指揮者として大変有名な方というのはもちろん知っていますが)、もう結構なお年なはずなのに、非常にフットワークの良い、元気な方なのですね2。楽器運搬の仕事を知りたいと思い立つと、すぐアルバイトとしていっしょに働きにいってしまう。もちろん実際にはプロの作業をじゃましないよう、あくまでも取材者としての立場で参加されることになるのですけれども、それでも思い立ったらすぐ動いてみる、という行動力はスゴイです。文章の印象からもなんだかとても大らかな雰囲気が伝わってきて3、ゆるめなエッセイとして、なかなか面白かったです。

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