VMware と esd/artsd, バムとケロ
VMware と esd/artsd
VMware を KDE や GNOME といったデスクトップ環境上で利用していると、VMware がサウンドデバイス (/dev/dsp) を占有的に利用しようとするためにしばしば困った事態になることがあります。esd や artsd といったサウンドサーバ1がいる場合、たいていそれらのプロセスがデバイスを占有しているため、VMware 側からはサウンドが出力できない、ということになってしまうのでした。VMware は setuid されたプログラムなせいか、esd/arts が備える非対応プログラム用 wrapper スクリプト (esddsp、artsdsp) も効きません。
もうずいぶん前にいろいろ挑戦したんですがうまくいかずほったらかしていたところ、昨日 VMware のサポートでこんなページを見つけました。このページの記述は version.3 と version.4 以降に関して書かれていますが、僕が使っている VMware5 でも version.4 向けの方法が無事使えました2。ご参考までに。
バムとケロ
「バムとケロ」シリーズという絵本があります。島田ゆかさんという方の書かれた、バムという犬とケロちゃんというカエルの出てくるお話で、ちょっと見たところあんまりかわいくないバムとケロちゃんなんですけど、ほのぼのしたお話と、そしてなによりとても緻密に、丁寧に書き込まれた絵が楽しい絵本です。ウチの子どもたちも大好き。結構人気もあるみたい?
ところでこの「バムとケロ」シリーズ (それから姉妹編とも言える「ガラゴ」シリーズ) には、あひるのカイちゃんやプルドちゃんといった名前の出てくるキャラクター以外にも、小さい犬や耳が三本あるウサギ、イモムシといったいつも出てくるキャラクターがいます。話の本編とは別に、彼らがどんなことをしているのか見るのがまた楽しかったりするのですが、彼らの名前についてはまったくの謎で、唯一小さい犬くんに関しては、「バムとケロのおかいもの」の中で、「ヤメピのすべて」という本が登場することから、どうも「ヤメピ」という名前であるらしいことが分かっただけでした。
ところがこのあいだ、有葉が「耳が三本あるウサギは『オジギ』って名前だと思うよ」と教えてくれたのです。僕は全然気が付かなかったんですが、有葉によると、「うちにかえったガラゴ」の裏表紙の裏 (って、本当はなんて言うんですか?) でガラゴが自分の家の郵便ポストを開いている場面で、耳が三本あるウサギのシールの貼られた手紙に、小さく「OJIGI」と書いてあるのだそうです。へー、こんな細かいところによく気が付いたねぇ!