「JUDY AND MARY」のデビュー15周年を記念して製作されたトリビュート・アルバム。15組のアーティストが参加しています。知っている人は 2/3 くらいかしら。
JAM の人気曲を、ほぼ原曲のままのイメージで歌っている人たちアリ、まったく自分たち風にアレンジして歌っている人たちアリ。いろいろなパターンがあって楽しめました。しかしあれですな、こういういろんな人の歌が混ざったアルバムだと、結構如実に「個性」というか「味」の違いが見えてしまうものですな。薄い人濃い人芸のある人ない人…。結構残酷な感じ(笑。
一番良かったのは…そうですね、パフィーの「motto」でしょうかw。最近の彼女らのガラクタっぽいがスピード感のあるポップソングのイメージが、うまくはまっていたように思いました。あとミドリの「ミュージックファイター」には笑った。僕の好みではないけれど、相変わらずこいつらおかしいよ(笑。
ただ、このアルバムを聞いていてずっと思っていたのは、ああ、僕にとっての JAM の曲ってのはやっぱり、YUKI のボーカルあってこそ、なのだなぁ、ということだったり。一般にトリビュートアルバム、ってのはそんなものなんですかね?
久保ミツロウ作品としては、「トッキュー!!」よりむしろ「3・3・7ビョーシ!!」が好きだった僕にとっては、待望の新連載、かも。相変わらずうっとうしい主人公(笑)が、モンモンとした毎日を送っております。
「3・3・7ビョーシ!!」の時も思ったんですが、久保さんの書くこの手の日常的なお話って、何か独特の味がありますよね。いわゆる「マガジン系」なんで、サンデー等に比べると男性ホルモン過多っぽいお話を、女性が頑張って書こうとするとこうなるのかな、とちょっと思ったり。確かに可愛い女の子も沢山出てくるしちょっとエッチなシーンも沢山あるんですが、男性が書く作品に比べるとちょっと突き放した感じというか、えー、つまり男から見て都合よく書かれていない(笑。でも逆にそれが妙にリアルに感じます。
アホ主人公に感情移入しながら読むと、「うわー女ってわかんねー」という気持ちになってきますが、冷静に読んでみると(笑、かなり細かく女性側の気持ちについても設定、語られていることが分かります。僕が1回目(藤くんに感情移入して読んだ・笑)と2回目(普通に読んだ)で一番違いを感じたのは、夏樹ちゃんへの印象かな。一回目に読んだときは、二人で飲んで藤くんの家へ行った後、目が覚めてから突然帰るシーンの夏樹ちゃんの気持ちはまったく分からなかったけれど(部屋へ上げておいて何もせずに寝ていた藤くんにあきれたのか?くらいにしか思っていなかった・笑)、二回目の時はその切ない気持ちに気が付きましたよ!<バカ。藤くんももっと自分に自信が持てたらきっと万事うまく行きそうなのに…。
あと、3・3・7ビョーシ!!の時と同様、久保さんの音楽の趣味が全開なのも楽しい。トッキューの時はそういう遊びが少なかったですからね。
そんなわけで、続きが楽しみな連載がまた一つ増えました。
今日初めて気が付いたんですが、tDiary の RSS って、本文がすべて入る設定にも出来るけれど、その場合でも脚注は入らないのですね。「脚注がある」ことを示すアンカーすら入らない。むむむ。
僕は時々、本文以上に脚注を書いている時があって、そういう時って脚注なしでどんな風に読まれるのか、をあまり意識していなかったりすることもあるんですが、今後はちょっと気をつけないといけないですね。
むしろそろそろ脚注もちゃんと RSS に入る新しいツールへ移行すべきなのか。
むむむむ…。
きょうのつぶやき
若干P! (21:24 webから)