what's new

相変わらずビデオ環境について調査中。ここのところは Linux 方面を主に調べていたのですが、Linux では MPEG2 よりも divx の方がポピュラーなようですね。MPEG2 は先日デルが提訴されたりして突然きな臭くなってきましたから、発端は限りなく黒に近いところから始まっているとはいえ、今はオープン (ほんとか?) な divx の方が扱いやすいのかも。DV から IEEE1394 にてキャプチャ、その後 divx にエンコードまでは Linux でもごく普通に行える模様。dvgrab、libdv、divx4linux、transcode、avifile あたりがキーワードでしょうか。僕自身は DV からの変換を主に調べていたのですが、横目で DVD から (DeCSS を使って) divx へバッチ的に変換出来る世界になっているのを見てフフフリ。mplayer やら avifile やら transcode やらって、ツールとしては結構よく出来てるのに Debian 標準パッケージになってないのは、やっぱりライセンス的、道義的にグレイな部分があるからなんですかねー。

平成三十年」。なんというか、驚きました。この堺屋太一いう人のことは、この間までなんだか政府でお仕事をしていて、続投をお願いされたが固辞した、ということくらいしか知らなかったんですけど、まぁ名前は結構よく聞くしそれなりに賢い人(?)なのだと思っていたのですが…これからの産業界にとってますます重要な位置づけになることは間違いない情報技術に対する認識がこの程度しかなくていいものなんですか?ここで僕が言っている「情報技術に対する認識」とは、別に情報技術関連の最新トレンドや個々の製品に関する知識のことではなく、情報技術のもたらすさまざまなジャンルに渡るパラダイム・シフトの本質を理解しているかどうか、ということです。ちまたの高校生達も別に伊達や酔狂、単なるブームで携帯電話に月何万円もつぎ込んでいるわけじゃないんです。情報流通の低コスト化や、情報の real/virtual を問わない偏在化がもたらす現象について、あまりにも想像力が欠如している。いくら現状の金融システムや経済のセオリーに精通しているからと言って、未来に対する正しい認識を持ちえない人には出来れば政治は行ってほしくないなぁ…なんつってもムダか。

iEPG って対応サイトから取得できる content-type: application/x-tv-program-info なテキストデータを処理出来れば使えちゃうのカナ?ざっとデータの中身を見る限りじゃ、これでビデオ予約プログラムを書くのはチョー簡単そうなんだが…。

コレ、PC 部だけ売ってくれないかな〜(←ムリ…でもないか?)。

↑の理由。Crusoe 搭載機にもかかわらずフルサイズのディスプレイ、キーボードを備えていること。PowerBook G4 似のシンプルでちょっとイイかもしれないデザイン (実物を見てみたら幻滅するかもしれないけど)。ファンレス。ところで最大搭載メモリ量はどのくらいなのだ?>イイヤマ。まさか 128Mbytes 以上増設出来なかったりして。

おお、ひびきさんの予想が現実に (LAN Interface、のあたりね)。専用の HDD レコーダに比べれば比較的安価な 71,800 円。これは結構イケてるのかもしれない。うーむむ。

あ、DV についての貴重な情報ありがとうございます>ひびきさん。最初は Windows でもいいかなぁと思っていたんですが、2Gbytes の壁とか DV Codec 問題とかいろいろ面倒くさそうで、Linux 方面の情報もボチボチ調べています。Linux では 2.4 以降なら 2Gbytes の壁もありませんから、多分行けるとこまで (4Tbytes?) 行けちゃうのではないかと。DV Codec も一応ありますし…。ただイケてる Software MPEG2 Transcoder がないんですよねぇ。SAMPEG-2 (もうすぐ SAMPEG-4 になる?) もなんとなく CINEMACRAFT、TMPG Enc. 等と比べると弱いです。Linux 上での標準ビデオファイルフォーマットがない (強いてあげれば MPEG・笑) のが痛い。そういえば Windows 上の Microsoft DV Codec と QuickTime DV Codec ですとやっぱり後者の方が画質が良いのでしょうか?

5日も経って気がつくのもマヌケですが、↓で書いた 11.25Gbytes/hour という DV のデータレートは、DV の映像信号帯域が 25Mbps というところから単純に計算したもので、実際に PC 上に保存しようとする場合には全く参考にならない数字でした(汗)。実際に IEEE1394 上を流れるデータにはもちろん音声部も含まれますし、PC 上で保存する場合は DV Codec により format 変換がかかった後のデータわけで、もっとデカくなります。一説では 3.6Mbytes/s、つまり 12.96Gbytes/hour くらいらしいです。ふむー。

メモ。DV format のままで保存すると1時間 11.25Gbytes。DV での保存は temporary と割り切ってすぐに MPEG2 等に再エンコードする、というのなら実用になるかなぁ…。HDD だけはお大尽に積まないといけませんね。100Gbytes×100Gbytes の RAID0 にしとくとか(笑)。クラッシュしたら目も当てられん。

そうそう、一昨日リリースされた mozilla 0.9.6 を

$ ./configure --enable-default-toolkit=qt --disable-toolkit-gtk --enable-toolkit-qt

で make してみたところ、エラーフリーでコンパイルが通るなど下で試した時よりはかなりまともになりました…が、実際に動作させてみるとやっぱり実用的とは言いがたい安定度で、非常に残念。自分で patch あてて bugzilla へ報告すべき?必要は発明のハハ、と言いますし。でも mozilla の make には1時間以上かかるんですよねぇ…。

また20日も空いてしまった。Debian woody にようやっと KDE 2.2.1 系の package がおりてきたんですが、中途半端な状態でちょいハマる。sid から足りないパッケージを持ってきて手で入れ、とりあえず使えるようにしました。Konqueror も 2.1.1 から 2.2.1 になった…はずなんですが、バグの量はあんまり減っているように感じないなぁ。それでも CSS 周りはだいぶんマシになっている模様。

QT 方面が気になりだした関係で、mozilla を gtk でなく qt で build してみる。mozilla を source から build するのは初めてでしたが、基本的には昨今の application の例にもれず configure、make でイケるのですね。qt 周りの code は test が甘いのか、はたまた nightly build だから当然か、5箇所ほど error を修正した後無事 make 終了。あ、ちなみに configure 時に指定したオプションは次の通り。

$ ./configure --without-gtk --with-qt --enable-toolkit=qt --disable-test

…で1時間以上かけて qt-mozilla を作ってみたはいいんですが、非常に buggy で常に assertion の beep 音が鳴り響いているような状態。とても常用は出来ないので早々に捨てちゃいました。あーあ。

仕事で Namazu を hack。標準で入っている cgi 用の namazu.cgi は非常に ad-hoc な作りでちょっと可笑しかった。おかげさまで8年ぶりくらいになろうかという C でのプログラミングも、ボチボチ思い出しながらなんとか完了。ソースがあるって、やっぱりすごくいいですね。(ちなみに Namazu が GPL2 だ、という点については認識しています。)

そういえば Linux でも Windows Media が楽しめる、という記述を見かけ、ちょっと調査してみました。

まず asf/asx 等の streaming については asfrecorder で対処。有無を言わさずファイル化出来ます。次。Windows 独自の codec については、mplayer というプログラムが、「Windows 上で利用されている codec DLL をむりやり Linux でも使う」という大技でもって再生可能としています。恐れを知らないことに (というかライセンス的に大丈夫なのか?) mplayer 配布サイトでは必要な DLL が詰まった archive まで配布されています。恐るべし、Hangry Programmer (笑)。

というわけで僕の Debian 上でも Windows Media が閲覧可能となったのでした。うーん、嬉しい。後は QuickTime の Sorenson Video が再生できれば最高なんだけれど。一応 Wine で QuickTime for Windows が動くようにはなっているのですが、安定度、パフォーマンスともに実用レベルまでにはまだまだ。残念無念。

最近いきなりリビングルーム PC が欲しくなって困り中。下に書いた C1→ MPEG2 録画による VHS の置き換え、あたりから思考が進んだ結果なんですが、どんどん進み過ぎて、今では「ブラウン管の今のテレビを捨てちゃって AV 機器を移動式ラックに全て載せ、表示デバイスは DLP プロジェクター Only」とかいうほとんど狂っているとしか思えないような状況を夢見る状態にっ!(笑)。いやぁ前からデカくて重いブラウン管式テレビが部屋の一角にデーンと構えている状況がちょっと許せなかったんですよね。プロジェクターなら軽いし小さいしいいじゃん、と。

で、いろいろ調べてみて初めて知ったんですが、プロジェクターって高いんですねー。構造的にはブラウン管より高い、なんてちょっととても信じられないんですが、そこはほれ、市場規模と需給関係とゆー経済の基本理論が効いてきているのでしょーね。DLP 式では破格の安さである plus-vision の piano にしても30万円弱もします。むむむ…。

しかも光源用ランプの寿命が高々1000時間とは!1000時間くらいでいちいち交換しなくてはならないとなると、現在のブラウン管式テレビの置き換えには利用形態的に難しい気がします。まぁもともとそういう商品じゃない、というのはもっともなんですが…。リアプロジェクター式の大画面テレビとかって、どうしているのでしょうか?

というわけでとりあえずプロジェクター熱は「来年を待とう」くらいには収まっているのですが (笑)、リビングルーム PC 熱の方はまだまだ燃え燃え中。とはいえこちらもなかなかそういう用途にピタリと来るようなパーツは存在しないようで、もう少し待たねばならないのかなぁと思い始めています。Intel がこないだ発表した「うるとらくーる PC」なんかはその点すごく魅力的で、来年になればああいう PC がじゃかじゃか出てくるのならば僕は喜んで待つゾ (笑)。

「コンパクトで可動式な AV システム」の盲点はスピーカーです。ヘッドフォン専用システムにでもしない限り、スピーカーはどうしてもあっちゃこっちゃに配置する必要があり、しかもケーブルをズルズル這わせないといけない。なかなか悩ましい問題です。僕はケーブルの違いで音が違って聞こえるほど耳が良くない (と思う) ので、結局きっと安くて長いスピーカーケーブルを買ってきてズルズル這わせるんでしょうけど。ちと片手落ち感がありますなぁ。

TrueType font の rendering の話の続き。FreeType の rendering が Windows のそれに比べて綺麗なのは、例の Apple の patent に引っかかってるかもしんない部分のコード (original の配布物では default off になっているが Debian の package で on にされている) が関っているらしいとの噂。うむーなるほど…。

具体的には freetype/config/ftconfig.h の TT_CONFIG_OPTION_BYTECODE_INTERPRETER の on/off。

ちなみに、僕が使っている KDE2.1.2 では、MS Gothic や Kochi のように Embedded bitmap を持つ TrueType font の場合、libfreetype6 の source を書き換えて EB の rendering を無効化してあげないとちゃんと文字が表示されません。以下、簡単な手順。

(適当な folder を作って作業した方がいいでしょう。)
% apt-get source libfreetype6
 :
 : (自動的に source を持ってきて展開…)
 :
% sudo apt-get build-dep libfreetype6
 :
 : (libfreetype6 を build するのに必要な package を install)
 :
% cd freetype-2.0.2.20010514/debian
   (deb package 設定場所へ降りて…)
 :
 : (changelog ファイルを適当に編集)
 : (rules ファイルを次のように編集)
*** rules       Mon Oct 29 17:10:23 2001
--- rules.new   Sun Oct 21 01:46:27 2001
***************
*** 58,63 ****
--- 58,65 ----
        # Let's turn on the bytecode interpreter.
        perl -pi -e 's/^#undef(?=\s+TT_CONFIG_OPTION_BYTECODE_INTERPRETER)/#define/' \
                $(freetype_u)/include/freetype/config/ftoption.h
+       perl -pi -e 's/^#define(?=\s+TT_CONFIG_OPTION_EMBEDDED_BITMAPS)/#undef/' \
+               $(freetype_u)/include/freetype/config/ftoption.h

        $(MAKE) -C $(freetype_u) setup CFG="--prefix=/usr"
        $(MAKE) -C $(freetype_u)
 : (2行足すだけ)
% cd ..
 : (一つあがって)
% dpkg-buildpackage -us -uc -rfakeroot
 :
 : (後は待つだけ〜)
 :
% cd ..
 : (も一つあがって)
% sudo dpkg -i *.deb
 :
 : (新しい package をインストールだっ!)
 :
以上です。

会社で Windows XP を30分ほど触りましたが…あんまり Windows2000 から変わってないですね。そりゃもちろん、今までの 95/98/Me のラインから考えればものすごい進化なわけで、コンシューマラインに NT ベース Windows が降りてきたことは歓迎すべきことです。でも、もうちっと変化させても良かったような。特に UI 部分は Mac OS X の真似と言われようが、Luna のような中途半端に物珍しいものでなく、もっと抜本的に新しいデザインにしてしまえばよかったのに…。Windows のインターフェイスって、そんなに洗練されてるとも完成されてるとも僕は思わないんですが、彼らはあれが完成形に近い、と思っているんですかね。例えば事あるごとに現れる、MS UI Gothic で文字のピッチも行間もビッチリ詰まったスゲー読みにくいメッセージ群。ああいうのを放置してしまう感覚、っていうのはよく分からないです。Mac OS X のインストーラ、とまでは言いませんから、もうちっと何とかならなかったのかと思ってしまいます。使ってて気持ちよくないんですよぉ。

そういえばここのところ久しぶりにニューマシン欲しい熱が再燃。Transmeta がつぶれないうちに Crusoe マシンをゲットしなくちゃ(笑)。

VAIO の New C1 がハードウェア MPEG2 エンコーダを積んだことでかなりグラグラ来ています。今使っている ThinkPad X20 でも、手持ちの CD を全部 Ripping して HDD に載せていつでもどこでも聴けるようにしていたり、もちろんメールやその他の Private な情報をほとんど集約して便利に使っているんですけど、そこに MPEG エンコーダが加われば映像系の情報も統一的に扱えるじゃないですか。そもそも僕は VHS のビデオテープが大嫌いなんですよ。デカいし遅いし汚いし。ちょっととっときたい番組やその時は見る時間がなくて後で見たい番組なんかをチャッと取る時に、いちいちテープの空きを確認したり先頭まで巻き戻したりするのがすごーくイヤ。といって現在の HDD レコーダは、機能的には大変魅力的とはいえ単機能 AV 機器としては高すぎるように感じます。それに情報を外に持ち出せないのもなんだかイヤだし。

と言うわけで第一候補は New C1 なんですが、いくつか不満点があって。

  • メインメモリが最大 256Mbyte (しかも半分 SDRAM で半分 DDR という中途半端さ) までしか積めない。
  • HDD が 30Gbytes しかない。そりゃ今の 1.5 倍にはなりますが、どうせなら 50Gbytes くらいは最低欲しいです。9.5mm 厚の 2.5inch HDD ではそもそもまだないけど…。
  • メモリースティックスロットはいらないから CompactFlash スロットが欲しい (←ムリ)。
  • やっぱり DVD/CD-RW コンボドライブくらいは内蔵してほしいゾ。
  • Sony 製…(汗)。

次点の候補は Fujitsu LOOX だったりするんですけど、これも今ひとつ…。

  • やっぱりメインメモリの最大積載量が少なすぎ。
  • 色や背面ロゴが…(汗)。
  • 富士通製…(汗汗)。

これまで ThinkPad のキーボードを表面が削れるくらい酷使している環境からすると、どっちの機種でもキーボードはヤバそう。これは結構致命的かもなぁ。

そういや昨日の分で、肝心の千尋ちゃんの感想を書き忘れた(汗)。すごく面白かったです!。特に、千尋ちゃんの「ぎゃっ」という声が好き。湯婆婆に引っ張られた時とかの。あとあのテーマソング。銭婆のところへ行く時の、海のようになった線路を行くシーンとか。大好きだなぁ。

上に流れる涙はどーかと思ったけどね(笑)。

僕のような「アンチエイリアス・フェチ」には KDE はたまらない環境なわけですが、例えば C1 なんかを買った日にはいやがおうにも Windows XP を使わざるをえないわけです。ヤだな〜憂鬱だな〜なんて思っていたら!ココらへんの情報で今使っている DF 華康ゴシック W5 を小さいサイズからアンチエイリアスが効くようにすれば解決するんじゃないだろーか…とわずかな希望がっ!うぅむ本格的にグラグラしてきたゾ…。

さらに追記。さっそく Windows2000 で実験してみました。上のリンク先で紹介されている fcp3.exe をインストール後、ttc2ttf にてプロポーショナル部分のみを含むように切り出した DF 華康ゴシック W5 に対し、制限ナシで grayscale がかかるように設定。その後その font をインストールし IE5 でしばらく使ってみました。

…むーん。だめだこりゃ。Windows の TrueType font renderer のアンチエイリアスは文字が薄くなり過ぎちゃいますねぇ。小さいサイズではあんまり実用的でない感じ。freetype のそれとはパラメータなりなんなりが違うんですね、きっと。残念無念。おかげでちょっとだけ正気に戻ったゾ。

その後、会社で仕入れたばかりの Windows XP で調査。文字の縁を滑らかにする方法として、標準以外に ClearType が選択出来るようになっておりちょっと期待したのですが、結果は×。ClearType を選択するとなぜかアンチエイリアスがかからず、標準を選ぶと Windows2000 と同様の結果でした。残念。ところで Luna はいかにもアメリカーンなテーマで、僕的にはあんまり好みじゃありません。もうちょっと線の細いデザインがいいのじゃ。

ところで、今 Sony がガンガンに宣伝しているハンディカム IP って、DV 端子 (またの名を iLINK、またの名を FireWire、またの名を IEEE1394、またの名を…ってもうないか) からリアルタイムエンコードされた MPEG2 データを流したりすることが出来るのでしょうか?もし出来るなら、Linux でも最近は IEEE1394 サポートが始まっていますし、もしかしていい感じカモ?!

それにしても改めて C1 近辺をいろいろ調べてみると、あたかも俺向けに作られたかのごときオプションのなんと多いことよ。USB 接続で MediaPlayer をコントロール出来るリモコンだとか (しかもリモコン部にヘッドフォンがさせるみたい)、GPS Unit などなど…。うぅむむむ。マジヤバいぜ!

なんと2ヶ月ぶりの更新なんですね。その間、例のアレの正式リリースがあったり D○LL (ドルじゃないよ・笑) のサーバが壊れまくったりしていろいろ大変でしたが、なんとか生きてます。

そういえば千と千尋の神隠し、見に行きました〜…って、日本で一番見た人の多い映画になってしまった現在、今さら感はありますね(笑)。最初、子供二人 (4才と2才) を連れて立川の Cinema City に行ったんです。もう公開から2ヶ月くらい経とうかという時期でしたし、さすがにもう混んでないだろう…とたかをくくっていたら!なんと午後一で行ったのに座れるのは21時の回のみ!とかいう状況!うっそんブーと思いつつ、グズる子供を連れて結局多摩センターまで戻って見たのでした。ところが!あの映画は4才児にはちょっと刺激が強すぎるらしく、途中で娘が恐い、恐いと泣き出し、早く帰ろうと言いだしてしまいました。僕はもっと見ていたかったんですが、子供は泣きやまないし周りの人には迷惑だし、ってことで、半分ほど見たところで出ちゃいました。

さすがにそれでは欲求不満が溜まりまくってしまったので、翌日、会社にいく前に、日比谷スカラ座!DLP 上映館なんだヨ!(スタパかおい)…で見直すことにしました。DLP の映画を見たのは初めてだったのですが、いわゆるあの手の普通のアニメーションですと今ひとつ真価がわからない感じがしますね。確かに画面は揺れないしくっきりしていて見やすかったんですが、もっともっと情報密度の濃い映像を見てみたい感じ。そういう意味では Star Wars EPISODE 2 に期待…なのか?!

ところでもっかのところ僕がハマっているのは KDE です。これまで、GNOME の方がなんとなく GNU 本流、って感じがするし KDE はドイツ製だしもともとクローズだったし…と、つまり感覚的に避けてたところがあったんですが、この間ちょっと使いだしてみたら!その使いやすいこと!気持ちのいいこと!もし Linux や BSD を利用されているのでしたら、KDE はぜひ試す価値アリですよ。むちゃ気持ちいいっす〜。

どのくらい気持ちいいのか、のちょっとしたサンプル?この間やったブラウザーフォント比較第2弾をやってみました。とはいえ今回は比較というわけでなく KDE 標準のブラウザ、Konqueror (征服者、ですよ) についてです。刮目して見よ!

スカパーで「カウボーイ・ビバップ」全話一挙放送!、していたので腰を据えて全部見てみました (ごめんよ子供たち)。通しで全部見たのは初めてでしたが、最後まで飽きずに楽しく見られました。キャラ的に一番好きなのはエドなんですけど、エドって一番書込まれてなくて、ちょっと食い足りない感じ。あそこまで何も書かれていないと、スパイクやフェイより大人に思えてしまうぞな。エドってやっぱりあの世界では「みそっかす」的存在なのでしょうか?

「やっぱり」の理由は、エドの扱いに関してあのドラマは非常に蛋白なもんだからして、「若い馬鹿っぽいしゃべり方する Nerd でしかも実は女の子」っつーようなヲタク的ステロタイプ欲求解消機としてだけの存在?なんてちょっと思ってしまったから。僕?僕は「子供」にも「天真爛漫」にも「天才ハッカー」にも「実は女の子」にもヒットしたクチでございます(汗)。ミルクちゃん的しゃべり方にも抵抗ないし。というか好き(笑)。だから先の疑念を払拭できないんだよ〜。

あと最近読んだばかりからか、「ハイペリオン」との類似をちょっと思ったり。フェイの境遇はなんとなくマーティン・サイリーナスを思わせますし、環境保護テロリストの回での「ゲートに閉じ込める」という発想もしかり、ゲート事故での地球環境破壊もそう。というか、エヴァ以降の日本の SF アニメではああいう感じでいろんな SF 小説や映画のおいしいところをエッセンスとして盛り込む、というのは定番化された演出手法だったりするのでしょうか。どちらも (最近の SF アニメも、SF 小説も) あんまり知らないのでよく分かりませんが…。

もうすぐ公開の劇場版も面白そうですね!エドもちゃんと出てくるみたいだし(笑)。

劇場版、と言えばエスカフローネの劇場版も一緒に見たのでした (ごめんよ子供たち・汗)。なんだかキャラクターの顔が軒並み濃くなっていて (当社比三割増し・嘘・笑)、なんだかくたびれました。それは良いとして、劇場版、という枠の中では、ひとみの現代での苦悩とガイアでのごたごたを両方ともちゃんと描くにはちょっと尺が足りなかったか、ドラマとしてちょっと食い足りない感じ。あゆみちゃんも「あれ?いつのまに『バーンと一緒にいる!』って展開になったの?」と驚き気味でした。

昨日は一日多摩動物公園に行っていたので許してね→子供。ってこんなところで謝ってもしょうがないでしょ→俺。

そうそう、そういえば僕の持っている Canon PowerShot G1 の後継機たる G2 が国内でも発表になりましたね。各所でサンプルなどが発表されていますが、G1 の時ほど「コレだよコレ」感がなく不思議。思うに、G1 って最近のデジカメの中では結構独特な絵づくりだと思うんです。色のこともそうですし、異常に高い解像感やぺったりした塗り、ISO50 が標準というあたりもそう。そういうところ、2ch なんかじゃ前々から結構叩かれてたりしましたが、でも逆に、最近の原色系 CCD で色の再現性も同じ感じで、違いはレンズの差による解像度やエッジ強調処理くらい、といった感のあるデジカメ群に比べると、個性がある、とも言えるんじゃないかと思うんですよね。ある意味個性的な絵を撮れるデジカメ、として名を残すんじゃないか…と、親馬鹿根性丸出しで思ったりしました (笑)。

最近自分が「口だけ男」になっていてすごくイヤです。趣味の時間をくれ〜(←子供が3人もいる奴のセリフではなひ)。

ここんとこ例のアレのせいで JavaVM の極限的な挙動といろいろとお付き合いしています。今のところ身についた知恵。

  • ヒープサイズ (-mx オプション) は、いくらメモリがあまっていたとしても、必要最低限の容量を指定するようにしよう。ヒープサイズが大きい、ということは、GC にかかる時間が増す、ということです。メモリ消費量が大きくなればなるほど、GC にかかる時間の割合も増していきます。ヒープサイズは必要最小限に、また無駄なオブジェクト生成は無くして出来るだけヒープを使わないようなコーディングを心がけましょう。
  • 世代別 GC 用パラメータ (-XX:MaxNewSize 等) をちゃんと設定しよう。例えばココなどの Tuning tips を読み、最適な値をちゃんと与えるようにしましょう。VM default 値は無茶苦茶いいかげんです。全くダメです (Solarix x86 の場合)。
  • thread 数を制限した方が throughput が上がることがある。いくら thread は軽い、といっても、たくさんの thread が生成されれば context switch の時間も馬鹿になりません。ましてや DB への Pool された Connection など拙速要因があるにもかかわらず無尽蔵の thread に一気に処理させてしまっては、あっという間に処理が輻輳してしまいます。そういう時は適宜 thread を「寝かせ」(Object#wait を使うとイイかも?)、一時に走っている thread の本数をフン詰まらない程度 (ConnectionPool があればそれと同数とか) にした方が、結果的には throughput があがります。
  • -verbosegc オプションや System.currentTimeMillis() による profiling を活用しよう。全体の実行時間のうち GC にどれだけかかっているのか、特定の処理にどれだけの時間がかかっているのかなどを正確に把握しなくては正しい対策も打てません。ともかく出来るだけ負荷をかけないよう必要最低限で、かつ効果的な profiling の仕方を考えましょう。
  • マルチ・プロセッサマシンでは、単一の VM に全てをやらせる設計よりも、VM を分割出来るような設計の方がイイです。scale にあわせて VM が分割可能ならば最大ヒープサイズも小さくすることが出来ますし、なにより、現在 (JDK1.3.1) の GC は multithread 化されていません。つまり、FullGC が走っている間は、その VM の GC 以外の全処理が停止され、一つの thread (つまり CPU 一つ) で GC が行われることになります。いくつ CPU を載せていようが、GC 中に利用されるのは常に1つなのです。GC 時間は全実行時間の 1/12〜1/6、下手すると 1/3 くらいには平気でなりますので、その間残りの CPU を遊ばせておくのは大変もったいない話です。
  • オブジェクトの寿命に敏感になろう。世代別 GC では「殿堂入り」してしまったオブジェクトの GC には結構のコストがかかるそうです。中長寿命なオブジェクトの数を出来るだけ減らし、出来るだけ寿命の短いオブジェクトでまかなえるようにしましょう。また場合によってはオブジェクトプールの導入を考えてもいいかもしれません。しかし、大量のオブジェクトをプールしてしまうと結局逆効果にもなりえますから、GC Cost の削減、という意味からは、あくまでも長寿命なオブジェクトの絶対数を減らす、という目的を持ってプールを導入しましょう。

こんな特殊な知識が役に立つ局面なんて、スーパーウルトラ超レアケースだよなぁ(笑)。

そういえば芸能ネタ。いしだ壱成くんが大麻不法所持で逮捕されましたが、そのニュースを聞いた時にフト思ったこと。世の中には、麻薬と言えども習慣性のない大麻はいっそのこと解禁してしまった方がいいのではないか、と主張する一部のサブカル系(?)な人達がいますよね。世間一般には「大麻で逮捕」と聞くと、ヤク中でダーティなイメージがついてしまうのでしょうが、一部のサブカル系(?)の人達にとっては、それほどダーティなイメージはなく、逆にハッピーなイメージすらあったりするんじゃなかろうか、と思うわけです。んで、もともとサブカル系(ってなんだか分かってないんすけど)にすりよっていた壱成くんは、自分が欲しいと望むサブカル系ファンを失望させずに鬱陶しいミーハーファンだけを離れさせる方法を思いついた。それが「大麻不法所持による逮捕」だったのではないか…なんて、どう考えても、カンガエスギッ!

今日は谷本光さんという人のコンサートに行ってきました。彼自身は「ニューエイジギター」という、日本ではマイナーらしいジャンルのギターソロ (デュオもアリ) ですが、他にも何人かの方が参加されていて、クラシックあり、タンゴあり、YMO ありと盛り沢山のコンサートでした。

それにしても谷本さんはものすごいです。以前にちらっとテレビで見た時は、「面白い弾き方だなぁ」というくらいの感想だったのが、今日の生演奏では「ギョエラミョラレ〜ン!」というくらいの凄さ!(わけわか)。無条件に一度誰でもお聴きすることをお薦めしますっ!(←聴いてきたばかりで興奮気味)。谷本さんと一緒に演奏されていた城さん、というのもトンでも凄い方でした。二人ともパワフル!パワフル!めちゃくちゃカッコいいっ!

関東では後明々後日 (今週の土曜日) に西荻窪のライブハウスで演奏するのが最後だそうです。城さんとジョイントで弾くのはもしかしたらその日だけ?!百読は一聴にしかず。だまされたと思って暇な人は行ってみよう!

ここ半年ほどで手持ちの CD を全て Ripping してしまって、通勤の行き帰りの間中いつも PC で音楽を聞いていたのですが、今日初めて Thinkpad の動作温度の上限を越えてしまったようです。ここのところとっても暑い上、あんまり風通しのよくない鞄を使っていることもあって、家に帰るとちょっと触りたくなくなるくらい PC が hot になってしまっていたのですが、今日電車の中でいきなり Sleep mode に突入、とてもびっくりしました (また HDD が逝ってしまったのかと思った)。現在蓋のスイッチも液晶の on/off しか行わないように設定してありますから、apm コマンド or Fn キーによるショートカット以外では sleep に入るはずがなく、どうやら Thinkpad の BIOS は動作可能温度を越えると、自動的に Sleep するような仕組みになっているようです。違うのかな?

それにしても最近の PC は熱すぎです。夏になってから Thinkpad X20 の放熱ファンは止まったことがありません。idle time 100%、といった状況でもファンが回りつづけていますし、フルに計算なんてさせようものなら数時間で触れないほど熱くなってしまいます。僕の場合、特に上記のような使い方をしている関係で、CPU は絶対的な Power よりも最小限の処理能力で出来るだけ Cool であって欲しい。またメインの用途がコーディングですから、液晶は出来るだけ大きく、キーボードは出来るだけ良いものを。また毎日会社と家の間を鞄に入れて往復しているので、出来るだけ軽い方がいいですし、ただし最低限のドライブは内蔵していて欲しい。でもそういう PC って、無いんですよねぇ。Intel 系の石はとことん熱い、ということが分かったので (今の Thinkpad X20 だって低電圧版 Mobile PentiumIII のはずなのに…)、ましてや AMD なんかもってのほか、となると、出来れば Crusoe あたりを載せたマシンで、Rich な周辺パーツを積んだものがあればいいのですが、各社の Crusoe マシンはどれもこれも「Mobile」という部分を強調し過ぎで、毎日業務で数十時間使う気は起こりません。例えば今日発表になった Thinkpad T23 の筐体に Crusoe TM5800 800MHz あたりを載せたようなマシンとか、どこか作ってくれないですかね。もし出たらすぐに買うんだけどな。

IBM JDK イイッ!(←またかい…)。久しぶりに IBM Developer kit for Linux のページに行ってみたところ、6/25 版があがっていたので取ってきました。IBM JDK の場合、Unicode font も一緒に配っていますから、セットアップも超簡単で、tar.gz アーカイブを解凍し、出来たディレクトリ内、IBMJava2-13/jre/lib/fonts 以下に別に download した TrueType font をコピーし、後は path の設定くらいでおしまい。Sun JDK のように font.properties.ja と一所懸命戯れる必要はほとんどありません。

んで久しぶりの IBM JDK、というか IBM VM なんですが、着実に良くなっていて驚き。ちょっと前までおかしかった awt 部品での font の問題が直っているだけでなく、Java2 以降どの環境でもほとんど変だった font metric の問題も直っているようです。根気よく製品を改良していく姿勢は、さすがはかつての汎用機の雄、IBM らしい長所なのかもしれませんね。

そうそう、今度の IBM VM は mozilla と共にも使えます。mozilla をインストールした directory 内にある plugins directory に、次の2つのリンクを作成するだけで OK のようです。

% cd $MOZILLA_HOME/plugins
% ln -s $JAVA_HOME/jre java2
% ln -s java2/bin/libjavaplugin_oji.so libjavaplugin_oji.so

MOZILLA_HOME、JAVA_HOME はそれぞれ mozilla をインストールした directory、IBM JDK をインストールした directory に読み替えてください。僕は mozilla 0.9.2 と IBM Developer kit for Linux 1.3 (6/25 版) で確認しました。ちなみにほぼ同様の手法 (libjavaplugin_oji.so の path が違うだけ) で、Sun JDK1.3.1 も使えます。1.4βはまだ未確認。

そういえば「A.I.」見ました。人工生命ものということと、あのキャッチコピーから、事前にすっごく期待していた内容とは全然違ったものの、僕はあれはあれで良かったと思います。でも言いたいことある人多そうだなぁ(笑)。

僕は、生命に人工も自然もなく、生命はどのような過程生み出されたものであれ、生まれた直後から生命であり、死ぬまで生命であり続ける、と思います。僕が A.I. に期待していたのは実はこういうテーマだったのでした。生命というエレガントでかつ多様なアルゴリズム自体に価値があり、その生成過程や媒体たる肉体は副次的な要素に過ぎない、という感じでしょうか。エレガントでありかつ多様、という部分に価値を見いだす視点は、これまでのエレガント=向心的なイメージ、唯一無二な真理、正解手に近づくほど価値が高いとする視点に対してより面白いと思うんですがどーかな。

眠くてボゲボゲだ…何書いてるんだかだんだんわかんなくなってきたので、そろそろ寝ます。おやすみ…。

すでにだいぶ前の話になっちゃいましたが、ある日いつものように携帯電話で MoonClock を実行し、「今日はほとんど満月だなぁ」とほくそ笑んでいました (満月になると元気になるのです、僕は)。そしてその晩、終電まぎわであわてて駅に向かう途中、ふと空を見あげたら、MoonClock で確認したのとは似ても似つかない、まるで三日月のような月が浮かんでるではありませんか。最初 MoonClock のバグかとおもったんですが、よくよく見ると欠け方が変です。そう、その日は月食だったんですね。昼間たまたま MoonClock を見ていなければ気がつかなかったと思います。小さな Lucky。

ところで最近の僕のお気に入りは紺野キタさん。秘密の階段もとても良かったし、ソニマガから 7/7 に出た「あかりをください」もすごくいいですよ。オススメ。

ようやっと仕事が一段落。とはいえこれからが大変なのかもしれません。

アーサー・ケストナー「ホロン革命」読了。ホラーキー (自己主張傾向と統合傾向の2つの側面を持つホロンにより構成されるヒエラルキー) という道具 (システム論) を使っていろいろな事象を読み解こうとする試みは面白かったけど、全般に情緒的な記述が目立ち、ちとトンデモ臭が。特に最後の2章くらいはそうとう凄い。でも、確率論の持つ「ブラック・マジック」については初めて知ったことだったので面白かった。

確率論の magic とは、つまりこういうことです。「例えばある放射性元素がいつ崩壊するのかを予測することは不可能であり、かつ崩壊は他の現象とは何の因果関係も持たずに発生することが分かっている。しかし、放射性元素の半減期は完全に予測可能な挙動を示す。個々に見ていると何の因果も持たず完全に予測不能な現象が、統計的に見ると予測可能となるのはなぜなのか。元素の崩壊速度を、全体としてコントロールしている力は一体なんなのか。」

放射性元素の崩壊のような特殊な例ばかりではなく、「ある州で一年間に犬に噛まれた人の数」であるとか「ある都市で起こる年間の殺人事件数」なども、個々に見ると予測不能で何の因果関係もないにもかかわらず、全体ではほぼ予測可能な値を示します。

先の本では、この点について「世界を支配する法として、因果律と同列に、因果で結ばれていない離れたところのもの同士が影響を与えあうような同時性、統合性といった性質の法則があるのではないか」と書いてありました。シュレーディンガー曰くの「無秩序から秩序への力」とは、つまりそういうものである、と。

ちょっと考えてみれば、還元論的にも、例えば世界にはニュートリノのような相互作用の弱い粒子が降り注いでいる (まだ完全に観測されていない粒子による相互作用によって、放射性元素の崩壊なども起こっている→つまり因果律の範疇である) とすることで説明は出来そうな気もしますが、エーテル説への退行だ、と言われてしまうとグゥのネも出ません(笑)。

しかし因果の伝達スピードは理論上光速以上にはならないわけですから、もし光速以上で影響を与えあうような「総合力」の 証拠が見つかれば、一発で解決するのかもしれませんね。EPR パラドックスの示す非局所的長距離相関や、その解答に利用される分離不能性などは、もしかしたらこういう力の存在を示していると言えるのかも?

それにしても門外漢とは気楽なもので(笑)。まったく分かってないくせに好き勝手言ってますナ→俺。それにしてもホラーキーの本質は、ケストナーがさんざんこだわっているヒエラルキーによりもむしろ、統合傾向と自己主張傾向という2面性を持つホロンを媒介にして自己相似構造が出来ている点にあるのだと思いますが、ケストナーは自己相似であるとか再帰、と言った概念には一切言及していないんですよね。そういう概念が注目され始めたのって、そんなに最近なのかしら?(上記の本は 1979 年に書かれた本のようです)。

ギョエーッ!勘弁してくれぇ!

what's this?

Mozilla を nightly 2001052213 に version up したら、フォント選択手順が変わったらしく英字の部分で shinonome の jisx0201 部分が出てくるようになってしまいました。いわゆる全角文字部分はプロポーショナルなのに英数字だけは固定幅というすごく変な状況に。はてさて。

生搾り」の CM の酒井若菜がカワイイ…んだけど、この子、どうしても Alt-R 的な「ワカイサカナ」という名前の方がピンと来てしまふ(笑)。

VAIO SR の限定カラー、「Verde lucido」に一瞬クラクラ。ケレン味たっぷりな SR のデザインとジャストマッチっ!。CPU が Crusoe なら購入も考えたのになー(笑)。ちなみに New iBook よりはこっちの方が好き。

各所で話題になっている AirH" ですが、「どこでも常時接続」が現実になった今、果たしてどのようなアプリケーションが利用されるのか、が僕にはまだ見えていません。IRC が四六時中出来る、というだけでもうれしい人はいそうですけど、それだけではあまりにもったいない。早急に「どこでも常時接続」にふさわしいアプリケーションを開発する必要があると思うんですよね (例えばコレのような?)。今こそ知恵の絞りどころですよっ!みんなガンバロー!

普段使っている Linux box の調子悪し。いつも正常に shutdown しているにもかかわらず、mount count max でかかる fsck が正常に通らず single user mode に落ちてしまい、手動で fsck をかけると必ずファイル/ディレクトリがいくつか lost+found に行ってしまいます。しかもそれで直るわけじゃなくて、次回もまったく同じように別のファイルが lost+found してしまうのです!なんだかやばいことが起こっている感じではあるんだけど、ここで再インストールするのはシャクだ。なんとかだましだまし使って 48Gbytes 流体軸受の IBM HDD に換装してしまおう、とモクロミ中。

ちょっと気分的に落ち込んでしまって何を血迷ったか昔嫌な思いをさせ傷つけてしまったに違いない人に衝動的にメールをしてしまった。ところが信じられないことに思いのほか暖かなお返事をいただいてしまい。涙が出るほど嬉しかった。ありがとう。元気が出たよ。

こないだ書いた「Network 越しの Windows マシンにデジカメ画像をコピーするスクリプト」は、そのままでは相当ダサダサであることが判明(汗)。以下修正版。

#!/bin/sh
cd ~/var/pictures
find . -type f -cnewer .vaio_sync -print | xargs tar cvf - | \
	smbtar -r -s ayumin -x pics -t -
rm .vaio_sync
touch .vaio_sync

修正のポイントは、

  • デジカメ画像の modified time は写真撮影時の時刻に合わせてあるため、created time を使って判別するように変更。
  • find でヒットするものの中に directory が混じっていると無駄に転送が行われてしまうので、file のみに限定。

てなところ。どっちにしてもダサー。

あゆみちゃんのたまわく、「とおねんとって19歳♪」。はぁ?と思ったら「10年(とおねん)取って…」という意味だったらしひ。笑ってしまった。結構有名なギャグだそうなんですが、皆さん知ってました?

今日は子供の日。家族みんなで菖蒲湯に入るのです。あゆみさんはそういうことが好きなタイプ。冬至にはちゃんとカボチャを食べましたし、ゆず湯にも入りました。僕はこれまであまりそういうことをちゃんとやってこなかったので、いまだにちょっと新鮮です。

この間からちょこちょこ読んでいる「理系のための恋愛論」(む、ちと恥ずかしいゾ)。それにしてもこれは心当たりがありすぎて痛タタタ…(汗)。

ステップコンポのフレーム前部処理が月並み、というのは、僕も思いました。いわゆる「安い折り畳み自転車」的ディテールなんですよね。あれで例えばフレームが少しでも湾曲していたり、太さが変化してたり断面形状が凝っていたりしさえするだけでも少しは違う気がするんですけどねー。あとヒンジのメカにもオリジナリティが欲しかった。どうでもいいことだとは思うのですが…(笑)。

今日、会社行く途中 (今日も働いているのです…) で初めてホンダのステップコンポを見ました。ラクーンコンポと比較すると、なんて言うんですか、板金というかプレス材っぽい素材感のせいか、はたまた 16inch 化されたタイヤのせいか、それとも単に乗っていた人が巨漢であっただけなのか、とてもコンパクトに見えました。車幅も狭まくなっているみたいで、後ろからみるとアシスト自転車であることがぱっと見にはわからない感じでした。フレームの素材感はそんな感じで凄くイイ感じなんですけれども、内装ギヤハブであるところの SHIMANO Inter3 はさすがに古いんじゃないでしょうか。ハイギヤの時の、Inter3 特有のラチェット音 (って言い方しますか?) が、かわいくもあり、安っぽくもあり。ラクーンコンポの時はフレームのイメージとマッチしていたのであまり気にならなかったんですが、今回はなまじフレームにソリッド感があるゆえ、チャリチャリ音に違和感が…。

この間、ダン・シモンズの「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」を (文庫化されたので) 初めて読みました。僕は SF というジャンルがとても好きながら、敢えてあまりのめり込まないようにしながら来てしまったようなところがあり (論理的な理由は特になくて、世間一般の SF ファンのイメージに恐れを抱いていたから、かな…なんとも失礼な話)、そんな僕にとっては、満漢全席のようなこの小説はとても楽しめました。テクノコアの理知に酔い、アウスターの精神に酔い、グラッドストーンの苦悩に酔い…。

さて、コードを書かなくては…。

SCEI、「プレイステーション 2用Linuxキット(β)」を6月から発売開始」とな!しかも 40Gbytes HDD 付きで 25000 円、とゆー超破格値。これは買うしか>皆さん。

とはいえ僕自身はなぜかかつての「ネットやろうぜ」の時に感じた興奮を感じていないんですよね。なんでかなー。現在、僕がプログラミングの対象として興味を持っているジャンルと PS2 があまり重なってないからかな。

普段使っている Debign Woody を先日いつものように update したところ、GNOME 1.4 がドバッと入った…はいいんですが新しい GNOME panel 等が何とも不安定で使い物にならず。Nautilus もまだ Woody には降りてきていないみたい。しょうがないので今は GNOME を止め、素の icewm を利用しています。これはこれで軽くて便利(笑)。

その後の G1。ストロボ利用時の色について、WB をストロボにしていれば実はそれほど不自然でないことに気がつきました。液晶に表示されている preview 画像の色と撮影後の画像の色があまりに違うので錯覚していたようです。G1 のストロボは色温度がとても高いらしく、WB をストロボにしておくと (ストロボをたいていない状態の) preview 画像がものすごく赤くなってしまうのですね。

G1 第一印象。

  • 比較的暗いシーンでのストロボ点灯時の色がヘボい。いわゆるゾンビ色になってしまいます。White Balance を Flash にすれば多少良い感じですが、それでも青っぽくなっちゃう。普通に日光や蛍光燈下で撮る分にはちゃんと調整してくれるんですけどね。ストロボ周りは要研究な感じ。
  • セミハードケース買いました〜。あと 128Mbytes CompactFlash も。microdrive にしようかとも思ったのですが (+1万円で3倍弱の容量)、1) HDD なところ、2) Type2 なところにひっかかって踏み切れず。ザウルス君は Type 2 に対応してないんですよね (←実はあまり関係ないんじゃ?)。セミハードケースに入れて首から下げていると、本当に一昔前のカメラ (一眼レフじゃない奴。なんて言うんだろ?) を使っているおじいさん、という感じになって自己満足(笑)。デジカメとしては非常に重い G1 も、普通のカメラのように首からさげているとあんまり感じません。
  • 僕はあまりカメラに詳しい方でもなく、一時一眼レフのカメラを持っていたこともありますがほとんど使いこなせず宝の持ち腐れ状態でした。普通のフィルムのカメラの場合、絞りやシャッタースピードをいろいろ変えて試す、というのにも実際にフィルムを使いしかも現像してみなければ分からないため、貧乏性の僕はどーも躊躇気味で、いつも無難な auto mode で取ってしまっていました。デジカメの場合はそういうことを全然気にせずに絞りやシャッタースピードのみならず ISO 感度や WB、ストロボの有無などなどを試してみることが出来ます。思う存分練習出来るという感じ。そんなわけでデジカメの場合 auto での賢さももちろん重要ですが、マニュアルカメラばりにいろいろと操作できる要素が多ければ多いほどいいんだな〜と改めて思いました。
  • そう言えば G1 ではオマケ程度ですがムービーも取れます。が、静止画でのノイズの少なさに対して、ムービーではガビガビとノイズがのります。これは多分、動画を撮るためには遅くともフレームレート以上のシャッタースピードである必要があり、しかもストロボが使えない、ということで自動的にむりやりゲインアップされてしまうためにノイズが多くなってしまうんじゃないかと想像できます。特にデジカメ用 CCD では非常に高画素化が進んでいるため一つ一つの素子が小さくなっていて、絶対的に感度不足になっていることも原因なのかな。そう考えると、実は動画用のデジタルカムコーダ用 CCD と静止画用のデジタルカメラ用 CCD は求められるものが全然違うんですね。静止画用ならある程度感度を犠牲にして高解像度を狙う、ということもアリなのでしょうが (シャッタースピードを遅めにして使えばいい。G1 なんて ISO50 が標準なんですよ!)、動画用ではある程度以上の感度を絶対的に確保する必要がありそう。最近はデジタルカムコーダでもメガピクセル級の静止画が取れる、ということを売りにしているモノが出てきていますが、多分それはノイズの少なさや暗いシーンでの撮影品質なんかと実はトレードオフしているんだ、ということには気をつけた方がいいのかもしれませんね (杞憂なのかな…?)。

そういえば profile のページがスゲー古いことに気がついた。まだ子供が2人になってる(汗)。近々更新しなくちゃ。

Linux machine である普段使っている thinkpad と、Windows Me machine である vaio の間で、デジカメで撮った画像を sync するためのスクリプト。ちとダサい。Windows 側ではあらかじめ送ってほしい directory を適当な名前 (下の例では「pics」) で共有設定しておくこと。

#!/bin/sh
cd ~/var/pictures
find . -newer .vaio_sync -print | xargs tar cvf - | \
	smbtar -r -s ayumin -x pics -t -
touch .vaio_sync

「WHITE PALACE」の作者は Glenn Savan であって greg じゃないぞなもし。はずかすぃー(汗)。検索エンジンの一結果をそのまま信じることの危険性を思いっきり実践してしまった。百科事典的になんでも調べられる Internet とは言え、その情報は玉石混淆、百科事典のように一定の質を予想できない以上、量を増やして質が高まることを期待するしかありません。本当は量を増やせば質が上がる、という予想も危険ではあるんだけど、そういう危険なパターンはあまりないはず… (ほんとか?)。

ポテトチップスを、食いたい」。一月遅れで今日ようやく読みましたがとても面白かった。声をたてて笑ってしまったところも。小松君的おかしみに共感する部分もあり、そうでない部分もあり。でもなんだろね、個人的には、小松君もオトコの子ならもうちっと野獣である部分もあろうに、という気持ちががが。野獣性の発露が「スナック菓子の食い放題」であると読むべきなのかな…?確かにジャンク・フードの持つイメージはちょっと肉感的で低俗ではありますが (これは「僕の美しい人だから」(グレッググレン・サヴァン) の影響かなぁ)。あ、今シャチョーのお薦め「黒い時計の旅」(スティーブ・エリクソン)なんて読んでるからかも。

4/16 の「デ、デ、デ…」は、クリンビューの例の CM に引っかけてるわけでありましたが (多分東京ローカル)、真相はてんで大したことはなく、単に「生まれて初めてデジカメ買ったぁ!」ということだったのでした。またしても Canon (最初の konica 以降、Canon 3連発。たいそう貢いだものだ) の PowerShot G1 です。去年買った自転車同様出来れば末長く愛用したいと思っています。セミハードケースを買って首から下げるのだー。通称ジジィスタイル(笑)。それにしても僕は1年に一度は必ず大きな買い物 (それも自分の趣味の) をしているのだなぁ。ちょっと反省。

そう言えば今回初めて Yodobashi camera Personal store にて購入。噂通りの迅速・スムースな対応に感心しました。くせになりそう(笑)。

昨日だか一昨日だかの朝日新聞トップに、「常時接続時代の落とし穴」としていわゆるクラッキングの踏み台にされる恐さについての記事がありました。「自宅の PC の電源を常時 on にしている」「システムエンジニア」が主人公になっていますが、global IP を得られる接続方法を使いつつ常時接続しておいてクラッキングに無防備、というのは単に認識不足なだけでわ(汗)。いや違うか、常時電源 on、常時接続で便利に利用可能な機能を提供している OS 側がクラッキングに無防備、というのがおかしいのか。無防備、とまで言うと言い過ぎかもしれないけど、セキュリティ対策とクラッキング行為が本質的にいたちごっこであるならば、不必要なサービスを提供しないというポリシーや、安全、動的にコードをアップデート出来るような仕組み (と、もちろん更新情報の広範な告知または自動更新の仕組み) は必須なのではないかと思うのです。Debian はかなりいい線いってますが、現在の OS はどれもいまいち。コードモジュールが完全に仮想化されてて、状態を serialize して保存しつつ更新後 restore、その間の request は block、みたいな感じのメカニズムが安心して使えるようになればいいのになぁ。Network 周りのモジュールなんてある程度のレイテンシは折り込み済みなわけだし、そんなに無茶な話じゃないと思うんですけどね。

…というのも仕事でそおゆー non stop で upgradable なメカを書いていたので特にそんな気分になったのでした(笑)。Java だと結構簡単なんだよー (ClassLoader と instance の関係を知っていればすぐ書けるでおじゃるよ)。別に C とかでも適当な wrapper があれば全然可能な気もする。

ちなみに上記朝日新聞記事の結論の一つは「こまめに電源を切る」だったりしました。ダメじゃん(笑)。

デ、デ、デ…(←話したくて喉元まで出かかっているラシイ)。

うぅむ。ひびきさんにつっこまれてしまった。えと、まず font の完成度のお話、というよりはおっしゃる通り browser の rendering の差異のお話であります。サイズによる書体の違い、というのは、確かに全然別の bitmap font (naga10、shinonome 系) を組み合わせているのでその通りで、特に 10dot と 12dot では違いが顕著かもしれません (対して 12dot、14dot、16dot は全て古川さんの font なので少し統一感があるかも…?)。でも実は指摘していただくまで全然気がつきませんでした(汗)。何故かというと、それまでの Linux 上での font 環境 (要町、k14、jiskan16) と比べれば、極めて状況は改善されているからです。感覚が麻痺していたんですね(笑)。あと、あのくらい文字全体が小さい設定で利用していても、10dot の naga10 は基本的に注釈や付記、ルビ等に相当する部分でしか現れないため、あまり気にならなかった、というのもあるかも。例としてあげた ASCII24 のようなサイトは実は少数派なのです (naga10 ファンが意図的に仕組んだ選択、だったりして…笑)。書体の違いが一番気になるのは、実は bold になった時です。英字系の font には bold font が別に用意されているのに対し、日本語のものは mkbold でむりやり作られたもので、太さも全然違えばクオリティも段違いです。単一の truetype font から単一の method で bold 化してしまえば (クオリティは落ちるにせよ) 統一感はでるでしょうから、bold、italic などの処理にかんしてはその方がいいのかも。本当は各 style に相当する書体をそれぞれ用意するのがベストなのでしょうが…(笑)。

MS ゴシック/明朝のようにスクリーン用の embedded bitmap (以下 EB) を大量に含んだ、それでいてすべての文字種に渡って高クオリティな font があればいいのだ!…とはいえ、市販の font で EB を含むものってほぼ皆無なんですよねぇ。IBM JDK と一緒に配布されてる monotype は相当高クオリティですが EB なし。ただしこの font はかなり詳細な hint 情報が付与されているようで、vector only にしては小さいサイズでのレンダリングが非常に綺麗です。こういった流れの font + Mac OS X のような fullscreen antialias が今後の主流になっていくのでしょうか…。でも現在の display 解像度程度で「どこでも antialias」はちょっと苦痛カモ。しばらく OS X の画面を眺めた後に Thinkpad で mozilla を見るとあまりのくっきりさ加減に自分の目が良くなったかと思います(笑)。

ところで baseline のずれに関しては僕にはよくわからなかったんですが、どういう意味でしょう?java の awt のように、日本語の場合文字下端を baseline に合わせて descent は 0 にするように rendering した方がいい、というお話でしょうか?僕はどちらかというと mozilla のように英字でいうところの ascent+descent の領域一杯に日本語文字を書いてしまう方が好きなのです。あと、naga10 は 10dot font とはいえ、文字間 0 で詰められる時のことを想定して実際は 9x9dot でデザインされています(確か下と右が 1dot づつ空けられている)。10dot の中の 1dot、ということで1割も左上によっていることを考えると、その辺がズレてみえる原因なのかも?

印刷方面では「和文書体のバウンダリ上辺と英文書体の ascent line を合わせてサイズ調整」なのですね。なるほどー確かにそうすれば綺麗に収まりそうです。なんというか、逆に凄く計算機屋的発想な気もします (左上原点、な感じが・笑)。実際には X にせよ Windows にせよ微妙なサイズの font は rendering しづらいので「サイズ調整」の部分が鬼門なのかな。とはいえ「上辺合わせ」+書体別サイズ指定が可能、という程度でも、確かに相当綺麗に字詰めできそうですね。うむうむ。

いつもの yendot.org から、DirectFB。post X (といっても X の function を受け継ぎその後継を目指す、という意味ではなく、desktop OS たる Linux や BSD の graphical device interface としての X の後継、という意味です) をめぐる動きは徐々に活発化しているようです。Be や OS X などの実装を見ていればそういう気持ちになるのも分かるなぁ。でも、こういうものでやっぱり一番問題なのはデバイスサポートで、ことその問題に関してはある程度時間が解決する面が大きくて、Windows や X の水準に追いつくには相当時間がかかりそう。いっそのこと Windows のデバドラを流用出来るような仕組みを盛り込んだりすると面白そうではあるけど、無駄な作業が多すぎてきっと動きだす前にやる気が萎えちゃうんだろうなぁ…。

某所で友達と議論をした時に使った材料。普段 Linux+mozilla をカリカリチューンして自分好みの font 設定にしたものを常用していると、たまに標準設定の Windows2000+IE5 を使った時に font rendering の汚さにストレスがたまる、というお話。UI ゴシックはちょっと好きですけどね。

上記チューンの基本ポイント。

  • naga10 や shinonome、kappa20 等の美しい bitmap font を入手する。
  • 同じく adobe-helvetica や b&h-lucida などの美しい bitmap font を入手する。この辺は X に標準的に含まれているので普通はわざわざ入手する必要はない。
  • IBM JDK と共に配布されている monotype の unicode truetype fonts や市販のものなど、気に入った vector font を入手する。
  • 上記で集めた font 群を相性のいいもの同士組み合わせ、X の fonts.alias 機能を使い適当な別名を付ける。
  • 異なる font に同じコードポイントの文字が入っている場合は、XF86Config の FontPath の記述順によりコントロールする (上の方に書いたものが優先的に使われる)。

てな感じ。僕は lucida 系の iso8859-1 font が好きなので、それと上記 bitmap font、IBM JDK の font を組み合わせて使っています。快適(^^。(画面ショットでは adobe 系の font になっていますが)。

上記の画面ショットを取る時にも使ったいつもの VMware ですが、XFree86 4.0 以降になってから、なぜか VMware を終了すると必ず X が落ちてしまうようになってしまって難儀しています。いろいろと調べてはみたのですが今のところ解決には至っていません。チップは ATI Rage Mobility なんですが、何か情報をお持ちの方、教えていただけると助かります。Section "Module" の Load "extmod" の後ろに Subsection "extmod" Option "omit xfree86-dga" を追加する、という手はすでに試してみましたが効果ありませんでした。うーむ。

そう言えば下記のiアプリは完全に Linux 上だけで開発出来ました。そのうちにその辺のノウハウをまとめて公開するかも。J2ME CLDC に対する Linux patch のライセンス近辺 (patch そのもののライセンスというより、Sun 側のライセンスのこと) がちとグレイなので躊躇中(汗)。

MoonClock の ScratchPad 対応がようやく終わりました…。それまで ScratchPad を使っていなかったアプリを ScratchPad 対応とした際、jam ファイルを単純に書き換えて新たに SPsize を指定するだけだと、SO503i の場合はとてもおかしなことが起こります。ScratchPad に格納したはずのデータが化けたり壊れたり…。SPsize を新たに指定したい場合はいったんアプリを削除してからもう一度ダウンロードする必要があるようです。これに気がつくのに1日使ってしまったぞ〜。

エミュレーション環境で動かなかったのは、多分 MediaManager#getImage(URL) がエミュレーションではちゃんと実装されていないからのようです (ML でも報告あり)。今回 ScratchPad 経由で読むように変更したので、これでもしかしたら動くようになったかも。はてさて。

素晴らしいです。ありがとうございますー。さっそく入れ換えちゃいました。

ScratchPad にデータを詰めるためには 5Kbytes 以下にする必要がありましたので、32色版は凄く嬉しいです。そうか、色数を減らせば良かったんですね…気がつかなかった(汗)。ありがとうございました!

毎年恒例の Java What's New 4/1 版。個人的には「ブルドック、自社製品のソースを公開」と「Jリーグ」に大ウケ。チェアマンならやりかねないところが…(笑)。

Digitune iアプリページ公開。

会社で買ってもらった SO503i、駅貼り広告の写真で使われている月のイメージがとってもかっこいいんですが、内蔵壁紙には入っていないんですよね。またひびきさんのところで月齢表示がついたのにも影響されて、「Moon Clock for iアプリ」を作ってみました。超高品質月面イメージ(笑)のために、起動時&一日一回は必ず月面画像をダウンロードにいく、というパケット料泣かせの設計。熱烈な月ファン、SO503i の広告イメージが大好きだ、という方限定の代物ですね(汗)。

その後、ScratchPad を使って一日に一回しか画像取得にいかないよう改良しました。

あ、上記のソースはココです。ライセンスはパブリックドメインとします。なお、月面画像はこちらのものを無断で利用させていただいています。ごめんちゃい。100x100 くらいの月面画像作成してくれる方募集中。月齢にしたがって30枚もあれば十分なのですが…。

わぁお。Navy よりも NASA の方がいいですよね!(笑)。サイズは 100x100 でフォーマットは GIF (なので必然的に色数は 256 色) ならば大丈夫です。お願いできますか〜?お手数をおかけしてすみません。

ちまたには時計・タイマー系iアプリは山とあると思うんですが、やっぱり動かしっぱなしだと電池は早く消耗しちゃうのだろうか…と思い、Moon Clock をしばらく動かしっぱなしにしてみました (ただし折り畳んだ状態にはしているので液晶表示は消えているはず)。結果は、やはり消耗が激しいです。おかげで電池切れ。充電器は会社にしかありませんのでこの週末の修正はおしまいです。プログラム的にももう少しだけ手を入れたいところがありますが、来週にすることにします。

修正したい点のメモ。

  • 現在画像を ScratchPad に入れて、一日に何度も起動された時の無駄な通信を無くす。
  • iEmulator や iJade などの Emulation 環境ではうまく動かないようなので原因を探る。もしかすると SO503i でしかまともに動いていないのかもしれない(汗)。

日々の憤り。iアプリ関連の ML に入っているんですが、そこで、端末ごとの差異を指摘しては「非互換だ、非互換だ」と声高に叫ぶ人々がいます。Biztech や ZDNet でも非互換性を危惧する記事が書かれていたりします。そういう人々は抽象化というものを理解していないっ!(ドンッ)。いくら「Write Once, Run Anywhere」を標榜する Java と言えど、Undocumented な部分というのは依然として存在するがゆえに実装依存の挙動は山ほどあるわけです。また Java の仕様からはずれた部分での環境依存ももちろん存在します。そういうことを理解せずに、ある環境で動いていたプログラムが別の環境で動かない、というだけで、「非互換」を声高に主張するのはナンセンスであると僕は思います。先入観や思いこみを排除してコードを眺めれば、どの環境でも動作するプログラムを作ることはそれほど難しいわけではありません。もちろんテストしてみなければ分からない問題は山ほどあります。でも、Undocumented な挙動や環境問題について理解していれば、危ないコードは、少なくとも事前に意識出来るはずなのです。画面サイズやデフォルトフォントサイズ、スタックサイズやヒープサイズ、スレッドスケジューリング、ガーベッジコレクターの挙動などの違いからきちんと動かないプログラムを見るにつけ、悲しい気持ちになります。

発見。こちらの日記タイトルには「ニコちゃんマーク」のような文字が使われているのですが、mozilla ではメイン画面上、ウィンドウタイトル上ともきちんと表示されません(「?」になってしまう)。ところが、なぜか back ボタンや go メニューの history 上ではきちんと表示されています。なんでだろ?

Linux ユーザによる Mac OS X 体験記。会社にある古い PowerMacintosh G3 (233MHz・384Mbytes RAM) に Mac OS X が入ったのでちょっとだけ戯れてみました。その感想です。

お待たせカーソル (Windows では砂時計のアレ) が変わっていないせいか、なんだかとても OPENSTEP な感じを受けます。僕の Mac OS と OPENSTEP 利用経験が同じくらいだからかも。OS としての感触 (謎な表現) も、これまでの Mac OS とは全く違っていて、Windows も通り過ぎ一気に Linux + X な環境に近づいている感じ。中身が似ているので当たり前なのですが。

上の表現には2面性があって、最初に悪い面。インストールしたのが古い G3 なせいか、全体に動作が激しく重いのですが (これはしょーがない)、さらにアプリケーションにより負荷をかけた時の挙動がこれまでの Mac OS とは明らかに違っていて、なんとなく Linux というか X を髣髴とさせるのです。Windows の重くなり方ともちょっと違う。そういえば CPU 負荷、メモリ負荷も高まった時にスラッシングが発生してしまい、frontend の反応も鈍くなってしまう、という現象が起こりました。なんとなくプロセス優先度のチューニングが今ひとつな感じ。Linux + X では X Server 自身が重くなった時以外あまり感じないストレスを Mac OS X ではしばしば感じます。昔の NT のような感じかな。

良い点と言えば、やっぱり安定してる、ということでしょうか。標準装備の IE5.1 や Mail をたびたび暴走させているのですが(汗)、上で書いたプロセス優先度の問題を除き、OS 本体が不安定になることや Finder がつられて落ちることはありません。この辺の安心感は Linux + X 的です。

ただ安心感がある、といっても(また悪い点ね)、これまた Linux + X と同じようにアプリ自身が死んでしまったら元も子もないのですよね。20000通程度メールをため込んでいる IMAP Server に標準の Mail でアクセスしてみたのですが、アプリケーションが利用可能になるまでに小1時間、終了させようとするとこれまた数十分に渡ってメモリを 300Mbytes 以上使い CPU もフルに使いまくった揚げ句、最終的には異常終了してしまいました。むぅ。IE も Java Applet を起動させようとした途端フリーズし、強制終了せざるを得ない状況になってしまったり。こちらは Preview Release だからしょーがないのか。

ようするに、OS 本体の仕組みはともかくとして、実際の各コンポーネントの完成度が今ひとつな感じがするんです。先程 NT を引き合いに出しましたが、例えて言うなら WindowsNT3.1、という感じなんですよね。これが 3.51 になって 4.0 になって 2000 になって…と育っていくには、まだしばらくは時間がかかりそうです。

「なんとなくやな感じ」だと思ったことが一つ。これまでの Mac OS は、基本的に Finder で見えているものが全てであったし、Finder を通して基本的になんでも行えたわけですが、OS X ではそうじゃないんですよね。Finder では見えない世界、というものが厳然と存在し、かつ標準添付されている terminal では垣間見ることが出来てしまいます。Windows が、Program Mangaer + File Manager + MS-DOS プロンプト、な世界から、Explorer 単一で全て可能な世界に進化してきたのに対して、Mac OS ではせっかく最初から Finder が全てという世界だったのに、Program Manager 的な新 Finder + terminal な世界に退行してしまっているように感じるのです。もっとも、これは単に僕がまだ OS X の Finder を使いこなしていないせいかもしれません。今日一日、どう頑張っても Finder 上で .jar ファイルから Java Application を起動することが出来なかった、という点からそう感じたのでした (もちろん terminal から java -jar hoge.jar とすればすぐ実行できます)。

そうそう、これまでの Mac OS の alias と UNIX 的なシンボリックリンクはどう扱われるか、というと、Finder 上ではどちらも同じものに見えますが、terminal では alias はサイズ 0 の通常のファイルに見えます。Finder で alias 元のファイルを移動させてしまうと、alias ではこれまでの Mac OS 同様きちんと追従するのですが、シンボリックリンクは単に切れてしまいます。同じにみえて挙動が違う、というのは結構混乱の元かも。とはいえ一般ユーザはわざわざシンボリックリンクなんか使わないのかな。

Java 環境は公約通り結構まとも。ですが、下で書いた drawString のアンチエイリアス問題の他にも、Swing の look&feel が標準で AQUA になっており、これが激重い。Java な世界でも半透明等使いまくりで、JInternalFrame なんかもちゃんと unfocus 時のタイトルバーが半透明だったりする。個人的には Finder から Java 系の操作が一切出来ない (あ、Applet の起動だけは行える) のは痛い。それにしてもここまで作り込んだ Swing の L&F、初めて見たなぁ(笑)。

Mac OS X のいわゆる「Quarts、OpenGL、Quicktime」という Graphics における三種の神器は、UNIX 上に構築された Graphics 環境としては明らかに X よりも進んだ印象がある、なかなか将来を期待させる環境です。実装面でのチューニングが進めば相当楽しそう。今回僕も OS X に inspire されて、思わず berlin に手を出しそうになっちゃいましたよ(笑)。

下の方でちょっと書いた Excite 翻訳ですが…技術系分野の文章を翻訳させると、ときどきとんでもなくすっとんきょうな訳に当たることがあり笑ってしまいます。今日も「トッド下生え (Todd Underwood って人の名前じゃ?)」とか「ヤリイカ (squid?)」とかヤラれました(笑)。ヤリイカのためのヤリイカ実行ヒントって…(笑)。

いよいよ今日発売の Mac OS X、開発ツールまで付いてくるんですね。うー使いたい。どーして Intel PC じゃ動かないのだー(笑)。どこかのニュースサイトに書いてありましたが、「今の Apple は Sun などの WS メーカーと近い位置づけにある」というのはまさにその通りだなぁと思います。

VMware に BeOS R5 Personal Edition をインストールしようと挑戦。あえなく玉砕。

そうそう Mac OS X と言えば、その上の Java2 環境では驚いたことに普通に java.awt.Graphics#drawString するだけでアンチエイリアスがかかるんですよね。これが RenderingHints.KEY_ANTIALIASING がデフォルトで付いているだけというのであれば問題ないのですが、もしどんな時でもアンチエイリアスがかかってしまうとなると結構ヤバげな雰囲気が…。

ようやく昨日産まれました!2754g の女の子です。ながいことおなかの中にいたわりには小さい赤ちゃんですねー(笑)。なんだかすごい色白でびっくり。妻似?母子共に健康でよかったよかった。

ヨーロッパで問題となっている口蹄疫が原因で、今年は F1 イギリス GP が中止されるかも、との報道が。シルバーストーンのない F1 なんて…。

Eazel Nautilus 1.0 のリリース記念で(?)、icewm の theme を Eazel-1.0 へ変更。とても完成度の高い theme でさっそくお気に入り。

そういえばいよいよ明後日には MacOS X が発売になりますが、OS X 上で X clients を動かす、というこちらのページのスクリーンショットを見て、「その window manager はなんだ?!」と思ってしまった僕はバカです。

わはは

すっごくすっごくびっくりしました。まさか読んでらっしゃるとは思いもしなかったので。ものすごく御丁寧な解説、ありがとうございました。目からうろこが落ちました。

抽象化のレイヤ、という面に関しては、僕が言いたかったのは、UNIX、という OS がその機能にふさわしい構造を持っているように思えるのに対し、Windows はそうではないように思う、つまり、もちろん UNIX と同じようなレイヤで同じようなメソッドを使ったのでは、より多機能な Windows では破綻してしまうことは目に見えていますから、より高いレイヤーに何か新しい構造を導入する必要があったわけですが、しかしそういう (感心してしまうような) 新しい構造を提示できているようには見えないなぁということだったのでした…が、「それが COM じゃん」と言われればまさにその通り。気がつかなかった(汗)。今ではそこまでちゃんと使えるようになっているのですね。

2年ほど前に Windows で本格的にプログラムを書いていたとき、COM と言えばお飾り、提供されているモジュールも少なく、機能も貧弱、何かちょっとでも突っ込んだことをしようと思うと、すぐ Win32 API を直に叩かなくてはいけない、という状況だった時の印象が強すぎたのだなぁ。反省。

ヒトゲノムのメロディを聴こう。僕もいまだに冨田勲「DAWN CHORUS」を聞きまくっていたりしますので…。そういえばどこで読んだんだったか、Solaris に付いているコマンド、snoop の -a オプションも似たような感じがするなぁ。もしご存知でなかったのなら、man を引く前にぜひ実行を。プロはこれでネットワークの健康状態が分かる、と言います(ホントか?!)。ただし root 権限が必要です。あと remote から実行しても意味ないです。注意。

↓最近偏屈な物言いが多い気がするなぁ…反省。ところで、今さらながらアイザック・アシモフ「我はロボット」読み中。最初の「ロビィ」を読んで、通勤満員電車の中で不覚にも泣いてしまった。年をとると涙腺が弱くなりますなぁ。

Windows という OS について。OS の構造として高度なものを目指し、ある程度それを実現出来ていたとしても、少なくとも現状の OS に必要とされる概念を、シンプルにすっきりと提示できるようなインターフェイス、つまり API を持ちえていなければ無意味だと思うのです。もちろん現状の、ではなく将来に渡ってシンプルな構造を保ちつづけられるならばさらに Good。

Windows に対して僕が感じる不満点は、例えば UNIX が、デバイスまでも統一的に扱えるような単一の木構造によるリソース管理と、全てを Stream として扱える (もちろん例外もありますが) I/O 構造、という非常に Simplify された抽象度の高い構造を導入しているのに対し、同等以上の機能を持ちながら UNIX のそれを越えるような構造を提示できているとは思えないところです。機能が増えた以上に複雑さも増してしまっているように僕は感じます。

OS ではないですが、Java はその点 UNIX よりも高いレベルでの抽象性を持ちえているように感じます (いかにもファンっぽい発言ですね・笑)。Sun が最近発表している Jini や Jxta、J2EE や J2ME など新しい技術も、Java の世界からみると「それがどうしたの?」というような感じで、革新的な技術、というよりはいわばコーディング・ルール程度の印象しかありません (jakarta Tomcat のソースなどを読んでみれば、全然たいしたことをやってないのが分かります…なんていうと怒られちゃうかな?・笑。でも理解するのにもコード書くのにも別段すごい才能がいらない、というのは素晴らしいことだと思う)。逆に言えば、そういった新しい概念をいたって自然に取り込んでしまえる Java という環境が、極めてモダンでよく考えられた構造を持っている、と言えないでしょうか (なんて主観的な議論なんだろう・笑)。

ところでずいぶん前の話題だけど、i アプリにアクションゲームが多いのを見て「ShortTimer というスキームが導入されているからだ」と考えるのは間違っていると思うぞ。ShortTimer といっても真にリアルタイムなわけじゃないし、既存の J2SE などでも数十行程度のコードで実装可能で (iEmulator をみよ)、Java 的には何ら新しい概念を導入してないからね (標準 API に用意した、ということが最大のポイントか)。そういえば Thread の sleep からの復帰時間をちょっと調査してみたことがあるんだけど、その誤差はだいたいいつも 1/100 sec 以下だった (Solaris7 SPARC, JDK1.1.8)。真にリアルタイム性が求められるような局面でない限り、必要十分な精度だと思うな。もちろん環境 (VM) によってずいぶん差はあるんだろうけど。

まだ産まれない…。

朝日新聞のこの記事 (http://www.asahi.com/0312/news/national12010.html) に思わず笑い。的中率50%って…。気温なんて暑くなるか寒くなるかの二者択一なんだからランダムに選んだとしても的中率は50%じゃん…あ、もしや平年並み、という選択肢も考えられるからランダムの場合は33%となり、それよりはマシ、ということなのかにゃ?まてよまてよ、「暑い」と「寒い」が広い気温 range を持っているのに対し、「平年並み」はある一点の気温を差すことを考えると、ランダムに選んだ場合の確率も33%にはならず、限りなく「暑い50%、寒い50%、平年並み微少」という状況に近くなる可能性もあるなぁ。しかし「平年並み」は他の気温よりも出現確率が高そうなことを考えるとやっぱり 40-40-20 くらいか…まぁどっちにしても的中率50%はほとんど山勘、というように僕には思えました。まる。

新聞社のページはリンク規制が厳しくてめんどくさい。ということに今日初めて気がついた (←をい)。Web でリンクを規制する意味、ってなんでしょうね。昔ちょっと流行った Frame を使って他社のページをあたかも自社のコンテンツであるかのように見せるサイトには「ダメッす」判決が出たわけで、それとは違う、記事への単なるリンクは自サイトへの流入を増やしてくれる歓迎すべき行為であると思うんですけどね。変なの。

68K Macintosh Emulator、「BasiliskII」を JIT 版に変更。ものすごく Speed up した。すげー。

それにしても VMware や BasiliskII のような Emulator がそろってきて、IP Messenger のような multi platform (plathomeって書いちった・笑) な tool をデバッグするのがとても楽チンプイになりました。単一の PC 上で Win 版、Mac 版、UNIX 版、Java 版を動かして、相互接続性をチェック出来るんですもの。いい時代になったものです。

そういえば、いつの間にかココ NN4.x でも見られるようになっている?タグの順序を変えたくらいしか思い当たらないぞ(汗)。いいのか!それで→Netscape。(追記:なんだかまた読めなくなっていたので、bgcolor と font タグだけ追加してみました。どお?)

今日が予定日だったんですが…どうやら今日中には産まれそうもない模様。しばし待たれよっ!(笑)

IP Messenger for Java 1.35 公開

Proxy 機能公開後、初めて実際に使っている、という方のご報告を受けまして、Proxy 周りの実装を少しだけリファインしました。Proxy 用 TCP Connection の keep alive 処理と、Proxy 経由のブロードキャストの拡張です。うまく動くといいんですが…。

今日は花粉症がつらかった!噂通り今年は大変なのだなぁと実感。とほほん。

水道料金計算 Applet/Application (多分東京・八王子地方限定) 公開

うむむ。セコイ(笑)。妻が家計簿を書くときに必要なんだそーです。1時間コーディング。なんで1時間もかかったのかというと、最初水道料金計算アルゴリズムを勘違いしていたからです。使用量別従量料金が積み上げ式だとは知らなかった。

各所で話題になっている「GPL か、BSDL か」という議論に自分なりの意見を書こうかと思ったんですが、いまいちしっくりこなくてボツ。RMS の理想と危惧には共感する面がある、という立場、かな…(でも実は、RMS がかつて感じた、という「喪失感」に強烈なシンパシーを感じている、という極めて情緒的な理由だったりして…・笑)。

でも今回のツールは GPL じゃないの(笑)。ソースにして 100 行ちょい、というようなツールだとわざわざ GPL にする方がめんどくさい。ライセンスの方が長くなっちゃう。本当は著作権も放棄しちゃって public domain にしたいんですが、日本では不可能だそうなので…。

おー今日は雛祭じゃないか。

今日まで Linux 上では J2ME CLDC は動かないものだとあきらめていたのですが、KVM for Linux にあるパッチ&説明で無事動くようになりました。これでiアプリ作成上唯一のネックだった preverify も出来るようになったわけで、「Linux でiアプリ」には何の障害もなくなりました(ほんとか?)。iアプリ開発についての情報は例えばこことかここなどで。後は実機さえあればいいんだけどなー。

Solaris8 for x86 で 40Gbytes 以上の大容量 IDE (ATA) HDD にインストールするには (表現が冗長なのは検索エンジン対策・笑)。まず HDD のアクセス方法を BIOS で LBA にしなくてはならないのですが、その作業を行っても OS 標準の方法ですと 6.8Gbytes 程度しか認識できません。そこで、このパッチを取ってきましょう。patch は zip archive ですので (おや? tar+compress なものもあるみたい)、普通に unzip すると中から2つの FD image が出てきます。片方は Device Configure Assistant、もう一つは Driver Update です。その2つの FD を使い、DCA で boot した後 add driver を選択、Driver Update を読み込ませることで無事、40Gbytes 以上の Disk にも普通にインストール出来るようになります。これに気がつくまでに1日使っちゃいましたよ…。

Solaris の運用ノウハウが詰まった BigAdmin。今回調べていて見つけたのですが便利です〜(ひょっとして常識?)。

Linux など他にいくらでも PC 上で使える UNIX がある現在、敢えて Solaris を使う理由は、やっぱり upgradability (上は Starfire まで…) と実装レベルでの OS の機能(Thread 周りの設計とか)、安定性などからです。仕事で使う場合はたとえ Hardware が PC でも Solaris が使えるなら Solaris で…と考えてしまいますね。

首藤さんのところの JavaVM Benchmark が K6-2 400MHz の結果に加え Crusoe TM5600 600MHz の結果も含んだ形に更新。面白いです。

そういえば VMware 上では BeOS は動かないんだそうです…ガッカリ。VMware と言えば、一部の著作権保護システムにおいては VMware のような Emulation 環境を検知し、その上では実行できなくするような仕組みが取り入れられつつあるようです (Emulation 環境ではデバイス自体が仮想化されているため、その仮想デバイスを経由して raw data を容易に取り出せてしまうため)。仕方のないことだとはいえ、これまたガッカリ。

このページをエキサイト翻訳で英訳してみたら、なんだかすごくおかしい。「鬼のように」が「like a demon」になっていたり、「ヤマログ」が「climax log」になっていたり、「超漢字3」が「Super-chinese charactor 3」になっていたり。それでもなんとなく意味が取れるような気もして (原文を書いた本人だからか?)、技術は進歩したものだなぁと思った。

↓の話ですが、今駅貼りポスターなどで宣伝している Sony の au 向け携帯電話、C406S には「パーソナルモード」なるものがあり、電波の発信を止めてメール作成などが行えるそう。ポスター曰く「電車の中でもメール作成が可能」だそうで、ちょっと笑ってしまいました。

先日、いつものように出勤するため電車に乗っていた時のこと。これまたいつものように車内での携帯電話の利用は迷惑行為、というアナウンスがあり、しかしその日はこのアナウンスが非常に長かった。通話のみならず、メール、インターネット、果ては留守電の確認までも迷惑行為であり、鉄道会社には山のように苦情が寄せられているとな。いろいろと腑に落ちないものを感じつつ、留守電の確認と通話は区別付かないしなーとかぼけっと考えていたら、車掌さんがやってきて、前の席でメールを打っていた女の子に「すみません、ご遠慮いただけますか?」と注意し始めるではないですか。

アナウンスだけでも相当異常だと感じていたのに、とうとう車掌さん自ら注意に回らなければならない状況となってしまったのかっ!。あまりに異常過ぎる。と頭がぐるぐる。これはもうシステムから考え直さなければいけない時期に来ているのではないか、と, いつものシステム屋としての習慣からか、つらつら考え始めました。

まず、携帯電話というシステム側からのアプローチ。誰でも考えつく、電波シールド or 干渉機によって車内を圏外としてしまう手。しかしこれは、「携帯電話は電波が届かなくなると最大出力で基地局を探しつづける」という構造上、逆効果となる可能性が大。干渉機を使うのも本末転倒チック。

次。携帯電話側に、特定の電波を受け取ると電波の発信を止めるようなファンクションを盛り込むというアイディア。病院や飛行機の中など、強制的にでも電波の発信を止めさせたいシチュエーションはいろいろとあり、現実化すればなかなか便利ではあると思います。しかし、へたをすると DoS 攻撃の手段を提供することになってしまうような、しかもキャリア側、利用者側になんの直接的なメリットもないような機能を、キャリア側が率先して実装するとはとても思えません。

さて、ちょっと視点を変えて、そもそもなぜ車内での携帯電話の利用は「迷惑行為」と捉えられているのでしょうか?「でかい声でガーガーがなってる」というのは問題外として (そんなのは携帯利用時でなくても迷惑じゃ)、回りから見たり聞いたりしている分には全く何でもないハズのメールやインターネットの利用すら「迷惑」と捉えられているところから、どうやら電波が問題となっているのは間違いないようです。さらに電波の人体への影響について、はっきりと悪影響がある、とした論文は現在のところ存在しないはずで (ほんと?)、多分ペースメーカー等の医療機器への悪影響、というのが「迷惑」と感じる人々の論拠となっているように思います。

でももしそうだとすると、本当に対処しなければいけないのは、携帯電話メーカー、携帯電話利用者よりも、むしろ医療機器メーカー側であるように思います。現代社会において、強い電磁波を発している機器は携帯電話だけではありません。スーパーなどに設置されている万引き防止機なんかはそうとうなものです (昔いわゆるキオスク端末の設置を行う際に、あの万引き防止機のそばに設置すると必ず HDD がクラッシュし、原因が判明するまで結構悩んだことを思い出します)。患者さんの命をあずかる医療機器側としては、本来ちょっとやそっとの電波などで誤動作してはいけないはずです。携帯電話の電波なんて、くっつけて発信しても大丈夫、なくらいに作っておくのが筋というものではないでしょうか。

ともあれ、例えばペースメーカーの寿命は5〜10年ほどだそうで、ここ最近の携帯電話の爆発的な普及に追いついていけていない、という状況は想像できます。少なくともあと何年かは、人ごみなどでは携帯電話の利用などは控えるべきでしょう (携帯とペースメーカーの一般的に言われている関係にもいろいろと異論はあるようですが、今回はそこには触れないことにします。「買ってはいけない」ではないですが、この手の「検証」物は公平な結果を出すことがとても難しいようで、いろんな人がいろんな結論を導きだしていることが多々あります。そんなときは、多少過剰に見えても安全側にふっておく方が賢いと僕は思いますので)。遅くとも10年後には、医療機器メーカー側の技術革新が進み、現在のような電車に乗っている皆がストレスを溜めざるをえないような状況が無くなることを願います。

なぜか asahi.com には該当記事がなくリンクが張れないのですが、2/10 付け朝日新聞朝刊に、富士通や IBM、Sun、HP などが「次世代代理人技術」の基本仕様統一に合意、夏ごろまでに無償公開する、と発表した記事がでかでかと載っていました…が、他のニュースサイトにはそれらしい記事がなく、いったいどういう内容なのだかよく分からず。Java を基盤にしたものらしいのですが…。「脱ウィンドウズへ」という見出しも????。気になるよ〜。

IP Messenger for Java 1.34 公開。送信ダイアログ、受信ダイアログにあった恥ずかしいバグをとりました。ご報告ありがとうございます。

Sun と MS の Java 訴訟が和解しましたが…個人的にはあんまり面白くない結論になってしまったように思います。これで今後 MS は Java への関りを捨て代わりの同等品、.NET の開発に勤しみ、Windows 環境での Java は Sun (または IBM?) のがんばりに期待するしかなくなりました。ブラウザ上の Java (Applet) も今後は衰退していくのみでしょう (IE6 には搭載されないそうですし)。mozilla は標準でサポートを続けるとはいえ、全体からみればごく少数です。最近思うのは、一時期ほど MS のデスクトップ独占状態に対して皆厳しく追求しなくなっていますが、実は状況はほとんど変わっていないんですよね。Linux や Mac OS X などの代替品の影が見えつつあるとは言っても、まだまだ現実的な解として普通の人の選択肢に上ってくるのは先のことです。そんな MS がその立場を利用し、自分たちにとって都合がいい、というだけのメリットしか持たない「車輪」の再発明を黙ってみているしかない、というのはエンジニアとしてもどかしいですし、そのマンパワーの無駄遣いには頭がクラクラします。

現在、icewmsort of aqua で使い、GTK+eazel-jk24 で使っているのですが (意外と相性がいい)、すると気になるのが mozilla の skin。mozilla の標準、modern のままでは全体にトーンが暗く、今ひとつすっきりしません。いっちょ mozilla skin でも作ってやるかーと一瞬思いかけたのですが、いかんいかん、そんな暇はいまはないのだった、と思い直しました。手を出してしまったら気の済むまでとことんやってしまいそうでコワヒ…。

yendot で紹介されていた「ごめん、Linux やめます」、期待に胸をいっぱい膨らませて Linux を使おうとした Windows アプリ・ユーザが、見事に裏切られてグチりまくっている話。そりゃそうですよ。本家 Windows と比較すれば Win 的 (Mac 的?;-P) な道具としては劣りまくっているのは論理的必然です。なにより、この手のグチを読むといつも感じるのは、パソコンの使い方、ってもうそれに決まってしまったのかい?ということです。僕が (不便ながらも) Linux を使いつづけているのは、このパソコンという愛すべき機械の進む道を探すのに、いろいろなものをリアルに感じられ (Network Interface を流れる packet を頬に感じる…とか言っていると変態呼ばわりされてしまう・笑)、適度なシンプルさと理解可能な論理構造を保ちつづけている、この環境がとても魅力があるからです。Win/Mac 的使い方がしたいのに Linux を選ぶのは、僕は本質的に間違っていると思います。でも、そういう意味で盲目的に Win/Mac 的価値観を Linux に持ち込もうとしているようにも見える gnomekde ってのは、どんな風に位置づけるべきなんでしょうね。「全てを Linux で」という Lazy な欲求の産物?…ま、やりたい人がいるのだからやればいい、というのがオープンな世界の合言葉なわけで、つまりはそういうことなんでしょうけどね。

それじゃこの機械の進む道ってどっちなの?と聞かれても、僕もまさにその道の探求者ですからすぐに答えられるはずはないのですが、例えば VSync の作った MD の自動販売機「MusicPOD」。これなんかは中に Linux を載せた、主にユーザーとのインターフェイスを行う frontend 用 PC (リアルタイムレンダリングとかやってる)、MD ドライブへの書き込みなどを制御したりする I/O 系 PC、中央のデータセンタと Broadband network で接続され非同期・自律的に楽曲データや勘定系データの transaction を行う通信用 PC、と計3台の PC が入っていて、粗結合されたそれらの PC が協調しながら自律的に処理を行います。これは極めてクローズドな話ですが、こういった濃密なコミュニケーションを必要とするアプリケーションを全世界で繰り広げる、そのためのプラットホームとして将来は位置づけられていくんじゃないかなぁと考えています。ローカルデータをプロセッシングするだけ時代なんてもう過去のもの、ということですね ;-)。すでに Web と Email しか使わない、というユーザーも多いでしょ。Web にせよ Email にせよ極めて原始的なアプリケーションなのに。

package system の壊れた Debian なんて何の価値もない、ということで personal data を backup 後、システムの入れ換えをしました。中途半端 Woody はもう止めて、新しく出来た testing 環境へ。とはいえ今は testing = Woody なんですけどね(笑)。Debian の policy が変わり、これまで unstable と stable の2つしかなかったものが、unstable、testing、stable の3つに分かれたのです。unstable は本当に unstable で新しい package は全て一度ここへ upload されます、新しく出来た testing は unstable をベースとしていくつかの条件 (リリース障害バグがないこと、すべてのプラットホームに対して提供されていること、など) をクリアした package のみを含むもの、stable はこれまで通りの bug fix 以外の新規 package が追加されることのない安定版リリース、という位置づけになりました。

そう言えば環境復旧時に誤って /usr/local を飛ばしてしまい、手で入れた font や Java の設定などがみな失われてしまいました。1日かけてがんばって復旧させてみると、前の環境よりも具合が良くなった感じ。図らずも良い方向に転んだようです。よかった。

僕もお世話になったローロ・サイクルワークスさんのトップページ、「ストライダー」って書かれると、「飛竜!」って言いたくなるのは僕だけ?(ふ、古い…。期間限定ネタですのでお早めに)。

例年、共通一次 (大学入試センター試験) の日って雪が降ることが多いなぁと思っていて、去年までは成人式と同日だったので成人式もよく雪が降っているという印象で、さて別の日となった今年の成人式、センター試験はどうか、と思っていたら、見事に双方とも雪が降りましたねー (東京限定の話題)。結構びっくりだ。きちんと統計を取ったわけではないけどそれらの日の降雪確率って他の日と比べると異常に高いんではないだろうか。

こないだ超感じ…じゃなくて超漢字にフラフラ来ていたばかりだというのに、今度は BeOS にフラフラ。でもノートマシン的に辛そうなので早々にあきらめました。あ、そうか、VMware で試してみる、という手がありますナ。フフフ。

Debian GNU/Linux 標準の ftp コマンドは妙に高機能だなぁ (passive mode とか使えるし…) と思っていたら、なんと put や get 時に外部コマンドの結果をパイプで食わせる (または食らわせる) ことも可能なことが判明。げげぇ。これで ip masquerade 越しで rcp が通じないホストに対しても flying backup (造語。いったん local HDD 上にアーカイブを作成せずに remote の HDD に対して backup と取ること) できちゃいますね。ちなみに書式は、put|get コマンド引数のファイル名の先頭が「|」で始まっているとパイプで渡す (渡される) ことになるそう。

mozilla が鬼のようにメモリを食うため、しょうがないので他のプロセスのメモリ消費量を削減すべく kterm から krxvt に移行中。確かに krxvt の方がだいぶん軽いんですが、どうにも挙動が怪しいことがある。それに動作中に漢字モード変更や端末リセットをかけることはできないのか?うぅむ。

もうすぐ4才になる娘はもうすっかり字が読めるようになっているのですが、今日ジジババ (僕の父母) からもらった手紙を見ながら「ばじばじってなに?」と聞くのです。最初意味がわからなかったのですが、その手紙の宛て名をみていると、「かざわ」の下に縦にならべて「じじ ばば」と書いてあり、つまりかざわ、まで縦に読んで、その下を横に読んでいたという…何より「ばじばじ」という言葉の語感がおかしくて、しばらく笑ってしまいました。

IP Messenger for Java 1.33 公開。IPMsg-ML で話題になっていた DoS 攻撃に対する修正です。まぁもともと Java 版は激しく負荷がかかっても VM が落ちるだけなことも多く、DoS な状態にまで至らないことも多いのではないかと思いますが…。

今朝会社へ向かう途中の駅のホームで、スーツにロングコートに帽子をかぶった70才前後のおじいさん、趣味良くまとめたスーツにロングヘアの40才くらいの女性、いかにも今風の大学生、といった感じの20才くらいのノッポの青年、という、ちょっと変わったトリオを見かけました。スタイルはまったく三者三様ながら、フランクに話をする彼らのそのたたずまいがなんだかとても素敵で、しばらく目を奪われてしまいました。やっぱり親子なのかな?どこかの大学関係者、という可能性もあるかも。

いつも使っている Debian 環境ですが、中途半端に Woody 化した後 libc の update に恐れをなしてしばらく update していなかったら、なんだかとんでもない状態になってしまっていたようです。今日久しぶりに思い立って、ここらで最新にしようと apt-get update した後、いつもの通りに dselect を使って依存関係の解決をしようとしたところ、主要な package がほとんど remove されてしまう、というような超ヤバげな状態に。何にせよ使えなくなってしまうのはマズイのでとりあえずほったらかしてありますが、面倒なのでデータをバックアップした後いったん HDD を初期化し、現在の stable release である potato へ戻しちゃうことを検討中。最近 HDD から異音が出ていたりしてちょっと恐い状態ではあるので (すでに一度修理してマス)、どちらにせよバックアップは取ろうと思っていましたし…。

Java-House-Brewers ML を騒がしていた富士通ちづちゃんの「実はこんなオチでした」投稿が各所で怒りの嵐を巻き起こしているようですが、僕はあんまり憤りは感じず。それよりも彼女の以前の投稿で出てきた「あそこは人を罵倒するのが趣味の人が多いから,気をしっかり持ってね。」という彼女の同僚の発言の方こそ驚きでした (この発言が公になったメールは高木さん個人宛メールを彼が自分の判断のみで ML へ forward したものであり、そのことの倫理については議論があるところだと思いますが。ちなみに僕の見解。fj などには結構以前から「News 上の議論は News で」と公言している人がいたことを知っていたので、なるほど高木さんもそういう人なんだな、と再確認した程度、かな…)。富士通といっても大きな会社ですからいろいろな人がいるんでしょうが、彼女の最大の不幸はそんなレベルの同僚しかまわりにいない、ということかもね ;-P。

テレ朝深夜の「D's Garage21」で富岡聡氏の CG ムービーを特集していた。映像屋に言わせるといろいろとすごいところはあるのだろうが、僕はなにより音楽と完全にシンクロしたその動きが好き。

2日間ほど mozilla を動かしつづけ、ふと top (各プロセスのメモリ使用量や CPU 使用量をリアルタイムに確認できるユーティリティ) を見たところ、なんと 170Mbytes もメモリを消費していることが判明。加えて mozilla から起動されている java_vm が 50Mbytes 以上メモリを消費しているので合わせて 230Mbytes!!!。いやはやとんでもないことだ。リソース消費量の最適化、まではまだ開発が進んでいないのだ、と前向きに考えることにしておこう。

ここのところ DLP 方式のディスプレイ・デバイスの新製品が相次いでいますね (compaq三菱)。僕自身はまだ一度も DLP 方式のプロジェクターの画像を見たことがないのですが、良い噂はたくさん聞いています。DMD の話を最初に ASCII で読んだ時には、一瞬昔の Login にあった「ヤマログ」のパロディ記事かと思ってしまったくらいキテレツなアイディアだと感じましたが、実はたいした発明だったのですね…。すごいなぁ。

超漢字3発売。プレスリリースを読んでいたら、なんだかすごく使いたくなってしまった(汗)。もうすぐ Mac OS X も出るというのに…。

本気で OS X が出たら移行してもかまわない、と思っていたりもするんですが (ただし Java2 1.3 が完全移植されていることが前提 ;-P)、でもきっと、僕は画面一杯にターミナルを開いてシェルと戯れるに違いない(笑)。今使っている Linux も壁紙を見ること自体ここのところとんとありませんからねー。eazel NautilusEvolution も使ってみたくはあるんですが…。お、いつの間にか Helix code が Ximian になっている。

mozilla がときどき xfs-xtt の秘孔を突くらしく、xfs-xtt がたびたび落ち、そのたびに X Server の再起動が必要になってしまい難儀。いくら Linux が robust とはいえ、X が落ちちゃうんじゃクライアント環境としては意味ないよなぁ。

今日は仕事で、プログラムを一つ動くようにしてちょっと一区切り。ちょっといい気分。

IPMsg の DoS の可能性についての話題が ML にて議論されています。Java 版も要対応なよう。できるだけ早く対応したいと思いますが、もうしばらくお待ちくださいませ。

うぅむ。やはりこのページは NN4.x で見ると文字が全く見えないようですね…。まーいいや。Mozilla 0.7 が出た以上、Netscape Navigator 4.x なんか使っている人は単なる物好きだ、ということにしてしまえぃ(汗)。

仕事で Java 三昧な毎日を送っていますが、Release に当たってアーキテクチャの全く違うマシン上に単にコピーして配置すればすぐ使えてしまう、というのは、昔から Java の備えていた特徴とはいえ、とてもラクチンです。ここのところ RMI や Dynamic Loading など Java の特徴的な機能を、ふと気づくと何も考えずに使いまくりだったりして、あーもうそれらがない環境には戻れないかもしれないなーと思う。

UNIX な人の間ではここのところ Ruby 熱が多いに高まっているようですが、Java ファンの僕としては Pnuts なんかをお薦めしてみたかったりなんかして。と言っても自分で使ったことはないのですが…(汗)。Java には VM という余計なレイヤーが入っている分、さまざまな VM の実装や言語を選択できます。JavaVM 上で実行可能な Object を生成できるさまざまな言語のコンパイラ。う〜んいっぱいあるなー。

ちまちまといろいろ変更しているので、ファイルの更新日時だけが変わっているような感じ。「あ、更新されてる!」と思って来てみた皆さん、ごめんなさい (そんな人いないか…)。

雪だ、雪だ〜!

広義のアルゴリズム、何らかの計算手順を記述する時は、可能な限り高級な言語を使って書いておいた方が将来にわたって利用できる可能性が高まる…とは、おととい会った大学時代の友達との飲み会での収穫。とりあえずなにかの計算機言語で実装する時も、ちゃんと自然言語で仕様書を書いておけ、という結論なのだな…、つまりは。

彼はペンオペレーションの専門家であるわけなんだけど、入力デバイスとしてのペン、は果たして今後生き残れるのかな?僕個人の経験だけを見れば、ペンによる記録は完全にキーによる記録に取って代わられ、その間には世代的と言ってもいいほどの差があります。つまり、僕にとってキー入力はペンの alternative method ではなく progressive method なわけです。PDA にペン入力を実装しようと考えるおじさん達 (と決めつけるのもなんですが ^^;) に、そういう感覚を求めるのは間違っているのかな?僕にとってペンを使わせられるのは退行以外の何者でもない、と。

では PDA のような小型携帯機器における入力デバイスとして他に何を、と言われると、僕も具体的なイメージがあんまりわきません。ただ、いわゆる「文章」を打たねばならないシチュエーション自体、そういったデバイスにおいてはあまりないのではないか、ということを考えると、Palm にあるような折り畳み式フル・キーボード作戦は結構イケてるのかも。で、立ったまま使えるキーボードについてはまた別に考える。2分割キーボードを背合わせに貼り付けてみたらどうかなぁ。少し長めのアクリル板か何かを間にはさんで、それを手の腹で挟みながら拝んでるみたいにして使うの。でも重いと疲れそうだし、なによりカッコ悪いか (外で使うとなるとカッコよさもすごく重要だよねぇ…)。そうそう、「Typing of the dead」じゃないですが、首からさげられるキーボード、ってすごく欲しいカモ。電車プログラマとして、絵を描く人が使う画板を首からさげて、そこにノートパソコン乗せて使おうか、と本気で思ったことあったもの。

今日から始まった新しい NHK ドラマ愛の詩「幻のペンフレンド」。おもろい。前の「浪花少年探偵団」も、もちろんその前の「六番目の小夜子」もすごく面白かった。土曜の 18:00 はキマリですよ、奥さんっ!(←って誰や…)。

DiabloII 謎の大殺戮事件。「黙示録的光景」なんて、ステキ(笑)。コンピュータ・ゲームである以上、ある決まった「公理」が存在してしまうのは当然なわけですが、思いっきり感情移入した後で、その「公理」を揺さぶられるような出来事に出会ったら、果たして現実と同じような衝撃を受けられるかな。真にダイナミックなシステムを構築しうる Network Game では、そういう「仕掛け」を作ることも可能なはず。これからどんなゲームが出てくるのでしょうか。わくわく。

ゲームと言えば、昨日初めて N64 の「ゼルダ」を見たのですが (Emulator 上で、でしたが・笑)、その、安易なところが全くないキャラクターモーション、カメラワークには驚きました。しかし本来ならばあの程度のものが普通にならなければいけないのだろうなぁ。データ量の問題ではないのだ、ということを肌で感じさせられます (N64 ゼルダは ROM ですよ!)。PS 上であれと同レベルとなると何があるだろう…。「メタルギア・ソリッド」くらい?

そういう点ではちょっと失望させられた「シェンムゥ」を擁する Dreamcast 陣営ですが、最近話題の「ファンタシースターオンライン」はとてもやってみたい。でも UDP も使う、という話なので、自宅で利用している CATV 局では無理かも…。(ICQ も使えないと公言してしまっているようなトコロですから。)

ただいまマイクのテスト中…。

ゴホン。いよいよ新世紀が明けましたね。これを機会にトップページとこのページを少し変更してみました。少し?いやいやかなりドカンと。XHTML+CSS を全面的に使ってみたりして。NN4.x を使っている方は CSS を off にした方が見やすいかもしれません。僕自身は mozilla で確認しています。あんまり更新しやすくなってないところがヘボいよなぁ…(笑)。

トップページの画像を作るために google で検索中見つけた、Music Archive: Sheet Music。これで人知れず楽譜を印刷して練習出来る。いひひ。

風邪が苦しいのと明日も仕事なので今日のところはこれまで。今年もよろしくです。

おまけ。一太郎 Ark の Web Browser としてのパワー。侮りがたし。