udev と VMware
udev を使っていると、VMware がインストール時に作成する /dev/vmmon や /dev/vmnet0 などが再起動するとなくなってしまい、そのたびに vmware-config.pl を実行しなければいけない、というなんとも面倒なことになってしまいます。
グーグル先生に聞いてみて見つけた、こちらのサイトを参考に /etc/udev/links.conf に下記を追記することで今のところうまく動いているようです。
M vmmon c 10 165
M vmnet0 c 119 0
M vmnet1 c 119 1
M vmnet2 c 119 2
M vmnet3 c 119 3
M vmnet4 c 119 4
M vmnet5 c 119 5
M vmnet6 c 119 6
M vmnet7 c 119 7
M vmnet8 c 119 8
M vmnet9 c 119 9
その後の sarge
そろそろ freeze するかも、なんて聞いていたのでパッケージ更新も落ち着いているのかと思いきや、いまだにバリバリ新パッケージが現れているのですね。woody を使っていた時は毎日自動で apt-get してたんですが、さすがにちょっと恐いのでしばらく手動で更新するようにしよう…。
defoma
7月19日の日記で、フォントを追加するのに /etc/fonts/local.conf に直接 dir を追加してしまっていますが、Debian 的には defoma (Debian Font Manager) を使うのが正統かもしれません。
defoma を使って新しいフォントを登録する方法に関しては、こちらなどを参考にして、次のように行いました。
- 追加したいフォントファイル (今回は市販の TrueType フォント) を適当なディレクトリにコピーします (例:/usr/local/lib/X11/fonts/hoge/hoge.ttf)
- hints ファイルを作成します。
- hints ファイルを調整します。
- defoma-font コマンドを用いてシステムにフォントを登録します。
それぞれ具体的な手順を説明すると、2. は下記のような感じ。
# cd /etc/defoma/hints
# defoma-hints -c --no-question truetype /usr/local/lib/X11/fonts/hoge/hoge.ttf >ttf-hoge.hints
- では他の hints ファイル (sazanami のものなど) を参考に 2. で作られた ttf-hoge.hints を手で修正します。
そして最後 (4.) に下記コマンドで登録します。
# defoma-font -vt register-all ttf-hoge.hints
これで X や gs、fontconfig から新しいフォントが見えるようになるようです。ただ、自宅の環境には大量にフォントファイルが存在するため、めんどくさいので今はそのままです。
それにしても、必要悪とはいえあまり美しくない仕組みだよなぁ。システム全体で統一されたフォントハンドリングがなされていないのが諸悪の根源なわけだが…。
tdiary の文字化け
sarge にあげてから、tDiary の「リンク元」の検索ワードが文字化けしてしまっていたのですが、何のことはない、ruby1.8 用の uconv ライブラリが入っていなかったからでした。下記手順であっさり解決。
# apt-get install libuconv-ruby1.8
これも sarge にあげてから、kinput2 の挙動が微妙に変わってしまい激しく使いにくいです。
具体的には、僕はこれまで文字を入力後スペースキーで変換し目的の漢字を選択した後、Enter を押さずにすぐ次の文字を入力し始めることが多く、以前のバージョンではこれで特に問題なく入力できていたのですが、新しいバージョンになってから Enter を押さずにすぐ後続を入力し始めると、いったん選択した漢字が再度変換 (しかもめちゃくちゃ変な風に変換) されてしまうようになってしまいました。
コレまで通りのにュう力方法で入れようとするとコンナ風になってしまいます。ムッキーッ!!
さて、どうしたものか…。
追記。変換サーバとして cannaserver を使っているマシンでは上記現象は起きていないことにいまさらながら気がつきました。おかしいのは wxgserver を使っている場合だけなのかも。いい加減、wxg を使い続けるのも限界なのかなぁ…。