birdPSX アップデート, その後の PSX

PSX アップデート

いよいよ今日は PSX のアップデート。家に帰ってすぐに試してみました。

ダウンロードのプログレス・バーが順調に進み、100%になってからしばらく停止した後、

ダウンロードに失敗しました。  
エラー番号:400  

(涙)。何が悪いんだろう…。もう少しいろいろやってみよう。

追記。その後何度か試行してみて、どうやら「エラー番号:400」はダウンロードが途中でタイムアウトした時に出るようだ。というのも、100% に満たない状況でも通信が中断する (パケットの流れが止まる。ハブの LED で判断) と同じエラーが出ることが分かったので。

しつこく (5、6回) 試していたら無事、先に進みました!通信状況を見ていたところでは、どうもプログレス・バーが 100% になってからも何やらたくさん通信しているようです。プログレス・バー当てにならないじゃん。ダメじゃん。こちら側の回線が混んでいるわけではなさそうなところをみると、そこそこサーバが混雑してるのかしら?

その後の PSX

しばらく使ってみました。フラッシュ機能 (約15秒の前後ジャンプ。CM 飛ばし用) はとても便利。とはいえ、基本的にはもともと我が家にあった安い VHS ビデオの CM スキップ機能と同じものなわけで、ようやくそのレベルに戻っただけ、とも言える。
そういえばフラッシュ機能で CM を飛ばしながら見ている時、一度フラッシュではなく早送り状態になってしまったことがありました (設定でフラッシュ機能に割り当てた R2 ボタン使用)。あわてて戻りのフラッシュで元に戻ったんですが、その後、正常に再生されつつもなぜか戻り方向フラッシュアイコン (←・) が出っぱなしになってしまいました。いったん一時停止して再度再生したら消えたんですが、なんだったのかなー。
USB キーボードも激しく便利。入力や変換のレスポンスもいいし、これなら名前変更も苦にならない感じ。
それ以外の、個人的にちょっと期待していたリストされていない改善点は特に見当たらず。起動時間もそれほど変わりません。高速スクロール後のサムネイル表示の追っかけ動作が少し早くなったような気もするけど、単なる気のせいのような気もする。また今度編集とかしてみようっと。

birdパイプで暗号化, 昨日の検索ワード中の, 「欺術」, 最近の読書

パイプで暗号化

tar なり afio なりを使ってハードディスク全体のバックアップをリモートサーバに取る際、生データとして置いておきたくないとすると、下記のように実行したくなります。

# cd /  
# find . -depth ! -path "./proc/*" ! -path "./tmp/*" -print \  
> | afio -ovZ -P bzip2 -G 9 -T 0 -2 0 -E /dev/null - 2>/tmp/daily-backup.log \  
> | 標準入出力を暗号化するプログラム \  
> | ssh hogehoge "cat >/anywhere/backup.afio.bz.enc"  

ここで「標準入出力を暗号化するプログラム」としての定番は、

  • gpg
  • openssl

だそうで、それぞれ次のように使います。

gpg の場合

> | gpg -e -r 自分の鍵の識別子 (メールアドレス)

openssl の場合

> | openssl enc -rc4 -pass file:パスフレーズを書いたファイル  

openssl のオプション「-rc4」は使いたい暗号アルゴリズムを指定しています。また暗号化に用いるパスフレーズは上記例のようにファイルに書いておく方法以外にも、いろいろ手段があるようです。詳しくは man ページを。

ちなみに afio の man ページによると、上記のようにバックアップ全体を一括して暗号化してしまった場合、バックアップファイルの一部破損でバックアップ全体が使えなくなってしまうので非常に危険、とのことで、afio では代わりに -P オプションに gpg プログラムなどを与える方法を推奨しているそうです。

常識でした?

昨日の検索ワード中の

transactionパンツ」って何だ?(笑。sak 曰く、「何か rollback したいものでもあるのかな?」。わはははは。
…お下品ですみません。

「欺術」

欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法 読み終わりました。本書で明らかにされている「騙し」の技法自体のバリエーションはそれほどないのですが、各種情報技術と組み合わさった時の影響を事前に予測することはとても難しいですね。9割の大手企業が被害を被っている、という調査もうなずけてしまいます。

しかしこの本を読んで一番印象に残ったのはミトニック氏がとても人情味に溢れていること。「全米最強のハッカー」なんて肩書きだけ聞くと非常に賢くて冷徹な人物を想像してしまいますが、全然そんなことないのですね。特に (最初の本のためか) 長めの謝辞では、マスコミその他の勝手なイメージに翻弄された彼を支えたさまざまな方への感謝の言葉がとても素直に述べられていて、僕はとても好感を持ちました。

とはいえミトニック氏の本領はソーシャル・エンジニアリング。人に好感を持たれることが特技だとすれば、僕はまんまと彼の術中にはまっている、ってことなのかしら?(笑

最近の読書

仕事関係でデマルコさんの新作「熊とワルツを」や統一プロセス関係の本を何冊か読んでいました。UP でフェーズの概念やリスク管理の話を学んでいたこともあって、デマルコさんの本もとても納得できた感じ。この本の中の「信念の倫理」という挿話はとても面白かった。自らを振り返らずにいられなくなりました。

birdふたりはプリキュア, KDE3.2, 琢磨コースレコード!

ふたりはプリキュア

戦隊もの、仮面ライダーに続いて、いつも日曜日の朝に子供たちが楽しんでいる時間帯のアニメが先週から変わりました。これまでの「明日のナージャ」は結構シリアスなドラマで子供たちのウケはイマイチでしたが1、今度のは今のところ面白がって見ている様子。
ところであのオープニングテーマは「三つ目が通る」のそれとむちゃくちゃ似てないか?ヒュールルンルン。

KDE3.2

がリリースされていますが、今回のリリースには日本語のメッセージカタログが含まれていない、ということでとりあえず見送る予定。3.2.1 には再度収録されるそうです。

琢磨コースレコード!

F1、BAR HONDA チームの佐藤琢磨選手がバルセロナテストでコースレコードをゲット!らしい。他のチームがタイムアタックしてないだけかもしれないし、冬のテストのタイムはあんまり当てにならない、というのも真実ではあれど、今年はちょっと期待させます。
とかなんとか良い話があった直後に「BAR とのエンジン契約打ち切りも」なんてニュースも。確かに三期目の HONDA はこれまで全くぱっとしませんからねぇ。復帰してから着実にかつての力を取り戻しているルノーとは対照的。

birdMyDoom, Mozilla の spam フィルタ, パラダイス・ロスト

MyDoom

相変わらずたくさん来ますね…。

Mozilla の spam フィルタ

普段、ブラウザは Opera を使っているため、メーラとしてだけ Mozilla を使っているのですが、使ってみようと思った最大の理由がかなり評判の良い spam フィルタを搭載しているところ。僕のところにはだいたい一日30〜40通くらいの spam がやってくるんですが1、ほとんどきちんと振り分けてくれます。
でも Mozilla ってメモリ食いなんですよねぇ。一日くらい立ち上げっぱなしにしていると平気で 100Mbytes 以上のメモリを使ってる…。もう少し軽いといいのですが。

パラダイス・ロスト

仮面ライダー555 パラダイス・ロスト 仮面ライダー555の特別劇場版、「パラダイス・ロスト」の DVD を子供たちと見ました。面白かった。

birdアイディア

アイディア

みんなの心からこぼれおちたモノを拾い上げてあげる、ってことなのかも。

birdacroread 5.0.8 で mouse wheel, ssh 数珠繋ぎ

acroread 5.0.8 で mouse wheel

Linux 上での Acrobat Reader 5.0.8 でマウスホイールが使えなくて難儀してたんですが、ふとググッてみたところ下記のようなリソース1を用意すれば大丈夫なことが分かりました。

!  
! for acroread  
!  
AcroRead*XmScrollBar.baseTranslations: #augment \n\  
Ctrl<Btn4Down>: IncrementUpOrLeft(0) IncrementUpOrLeft(1)\n\  
Ctrl<Btn5Down>: IncrementDownOrRight(0) IncrementDownOrRight(1)\n\  
Shift<Btn4Down>: PageUpOrLeft(0) PageUpOrLeft(1)\n\  
Shift<Btn5Down>: PageDownOrRight(0) PageDownOrRight(1)\n\  
<Btn4Down>: IncrementUpOrLeft(0) IncrementUpOrLeft(0) \  
IncrementUpOrLeft(0) IncrementUpOrLeft(0) IncrementUpOrLeft(0) \  
IncrementUpOrLeft(1) IncrementUpOrLeft(1) IncrementUpOrLeft(1) \  
IncrementUpOrLeft(1) IncrementUpOrLeft(1)\n\  
<Btn5Down>: IncrementDownOrRight(0) IncrementDownOrRight(0) \  
IncrementDownOrRight(0) IncrementDownOrRight(0) \  
IncrementDownOrRight(0) IncrementDownOrRight(1) \  
IncrementDownOrRight(1) IncrementDownOrRight(1) \  
IncrementDownOrRight(1) IncrementDownOrRight(1)\n  

ただマウスカーソルがスクロールバーの上にないとダメなんですけどね…。いいかげん motif ベースは止めてほしいなぁ。

ssh 数珠繋ぎ

当たり前といえば当たり前なんですが、↓のようにすることで

% ssh -tX host1 "ssh -tX host2 'ssh -tX host3'"  

複数のマシンを経由しなければいけないところへも one liner で行ける上、X client を使うことも出来ちゃうんですね。うーん便利だなぁ。

bird花粉症, wal_sync_method, office 氏逮捕, Opera のバグ, IE パッチに副作用, 有葉の誕生日

花粉症

今朝から花粉症が始まりました。これがゴールデンウィークまで続くと思うと憂鬱…。

wal_sync_method

「PostgreSQL」と「wal_sync_method」で検索され飛んでこられる方が結構多いみたい。僕はいろんな OS、Machine 上で wal_sync_method、その他のパラメータを決定するのに、pgbench1 をよく使います (はかせ2直伝の方法)。具体的には

  1. まず想定データ量によって適当なスケーリングファクタ (-s) を選び、
  2. アプリケーションの構成によってクライアント数 (-n) を選択後、
  3. 1回のテスト時間が数分で終わるくらいのトランザクション数 (-t) を選択、
  4. その後テストを5-10回程度繰り返し、tps が安定したあたりの結果を調べる。

という手順で決定しています。アプリケーション側が極端な特性を持つことが明らかな場合3、実アプリケーションでのベンチマークを行ってさらに調整することもあります。

office 氏逮捕

上記記事では脆弱性確認のために内部情報が取得できることを確認したこと自体が原因のように読めますが、だとすると今後、市民運動として危険サイトを発見、告知することは非常に難しくなってしまったような気がしますね。それとも、例え脆弱性を確認したとしても今回の office さんのように明らかに常識外れな行動を取らない限り告発はされない、と考えていいのかな?この辺の線引きは結構微妙な気がする。

Opera のバグ

Opera で Web を閲覧していると、時々レンダリングがおかしくなる時があります。なんとなく前のページの CSS の影響を新しいページが受けている感じ4。リロードを2回繰り返したりすると正常になったりするんですけど、これはやっぱりバグなんでしょうかね…。

IE パッチに副作用

MS04-004 の修正プログラムを適用した後、ユーザー名とパスワードの入力を行うダイアログボックスを表示すると、「パスワードを記憶する」で記録したはずのパスワードが表示されない現象が確認されています。

この現象が発生した場合、以下の手順でユーザー名とパスワードを表示させることが出来る場合があります。

  1. 一旦、全ての Internet Explorer の画面を閉じる
  2. Internet Explorer を起動する(どのページを表示していてもかまいません)
  3. もう一つ、別に Internet Explorer を起動する
  4. 2番目に起動した Internet Explorer で、ユーザー名とパスワードの入力を行うダイアログボックスを再度表示する

これとか前回のスクロール問題を見ていると、IE というアプリケーションはそろそろメンテナンス不可能な状態になってきているのではないか、と思っちゃいますね…。

有葉の誕生日

今日は有葉の誕生日。もう7歳ですヨ…。

bird2038年問題発生

2038年問題発生

ITPro によると1、先月起きた23の銀行 ATM が一部使用できなくなる、という障害は、かねてより予想されていた 2038 年問題が原因だったことが判明したそうです。
記事中で、「時刻を2倍に足しあわせる処理があり、そこが原因で顕在化した」とあるのですが、時刻を2倍にする処理、って想像がつきません。どんな要求で時刻を2倍にする必要があったんだろう…。
追記。Slashdot JPによると、2つの時刻を中間を得るために、足しあわせて2で割る、という処理が含まれていたらしい。なるほど…。

birdMydoom が攻撃開始, 似非科学

Mydoom が攻撃開始

このニュースを読んで、ぽっと頭に「我々が普段意識している『コンピュータ』とは全く異なるレベルで密かに戦いを繰り広げるソフトウェア達」というような絵が浮かんでしまいました。
考えてみると、コンピュータウィルスというものは既にかなり前から、「単一のソフトウェアとしてではなくソフトウェア群体として機能する」というレベルのものになっているわけです。対して、それに対抗しなければならない OS やサーバソフトウェアはまだまだ個体レベルにとどまっています。プログラム的には全然大したことのないウィルスに対して、よっぽど高級なはずの OS やサーバが敵わないのは実はその辺に理由があるのかも。
例えば今回の SCO サイト攻撃の場合も、攻撃してくる感染 PC 上のウィルスを、サーバクラスタで迎え撃って一台一台反撃 (強制修正) していけたら、それほどの時間もかけずに撲滅することも (技術的には) 可能なわけです。
現状、そういった能動的な対策が取れないのは、あくまでも OS が個体レベルに留まっており、ユーザ等外部からの司令無しには「群れ」としての行動が出来ないから (WindowsUpdate やパターンファイル更新などもあくまでもクライアントドリブン、つまり個体としての動き)、と言うことも出来るのではないでしょうか。本来、OS やサーバソフトウェアの方が投入できるリソースも豊富だし、正規に各種情報にアクセス出来る分有利な立場にいるはずなんですよね。
基本的に「全てがユーザの手の中になければならない」 PC の世界で OS やサーバソフトウェアがそういった積極的に群れとしての行動を取るのは難しいかもしれませんが、ネット家電等の組み込み系では最初からそういう性質を持たせたシステムソフトウェアを載せておくことは可能かもしれません。1

似非科学

もっともらしい統計やそれらしい根拠を語ってネタにするのはいいけど、そのネタが何か or 誰かの中傷だったりするものは根本的に好かん。酒の席のネタだとしても加わりたくない。
ネタ、と自分で言いつつ2真正性を強調するのも訳分からんぞ。よりそれらしい方がネタとして面白いからか?俺から見るとネタはどこまでいってもネタなんだが…。

birdEE+GS が 90nm、というのは嘘, 一番の問題は

EE+GS が 90nm、というのは嘘

これが本当だとするとかなり悪質だなぁ。あ、EE+GS というのは、もともと PS2 の心臓部を構成していた EE (エモーションエンジン) と GS (グラフィックスシンセサイザ) を1チップに集積したもので、PSX の心臓部として使われているプロセッサのことです。
この件に関しては10月に正式にニュースリリースも出しているわけで、そのリリースの時期からしても、もし何らかのアクシデントでファーストロットは 90nm 品でなく 130nm 品を積まなければならない事情があったとしても、明らかに関係者は分かっていたはず。その場合当然リリースは止めるでしょう、普通。
とはいえ、上記 130nm 品であることを確認した、というニュースソースがどれほど信頼できるのか、という点については続報を待たなければいけませんね。誰かがちょっと確認してみれば分かってしまうような話ならば、そんなみえみえの嘘をついてどーするのか? (90nm で世界初を競ったところでそれほど商売に影響するとは思えない) というところもよく分かりませんし。
まさか「90nm プロセス」という言葉を、一般的な意味ではなくて何か極めて作為的なところを測った独自用語として使ったのでした、なんてオチじゃないだろうな。いわゆる「ソニーショック」にショックを受けてるんだかなんだか知らんけど、企業トップが浮き足立ってどうする、と思うぞ。
しかし、PSX をめぐるごたごたを思い出すと、十分浮き足立ってた、とゆー気もする(笑。何をいまさら、かな…。
追記。2chでも突っ込まれてましたが、Semiconductor Insights (今回の「発見」をした企業) の言う、実際のダイは 90 平方ミリで正式発表の 86 平方ミリより大きい、という記述部分が、もし本当に 130nm プロセスで作られていたとすると矛盾する結果を生む (そんなに小さく出来ない) という疑惑があるようですね。
国内ニュースソースが未だ HotWired のみであるところなどを見ると、どちらかというとこの Semiconductor Insights という会社の方が怪しゲ?
追記その2。毎日の記事には短いながらも Sony のコメントが載ってますね。これを読むとそもそもそんな大した話じゃないっぽい。なんだ…。
それにしてもこの手の話題では 2ch はとても有用ですねぇ。あっちゃこっちゃのニュースソースは続々と報告されるし、いろんな方向の意見があっという間に出て来るし。どーしよーもないノイズも山ほどありますけどね(笑。

一番の問題は

「あー今の Sony ならやりそう」と真っ先に思ってしまったこと、かもな…(汗。

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