VAIO type M VGC-M22/W
VAIO type M VGC-M22/W
ついこの間ゆっくり考えるなんて言っていたのに、いったん考え出すともう止まらない。ディスク残り容量1や置き場所のこと、キーボードの使い回し2から Digital8 で撮影したホームビデオのこと3まで考えて、えいやっと新しいパソコンを買ってしまうことにしました。今のあゆみさん PC は何しろ MMX Pentium 166MHz ですから<ヒツコイ(笑、たとえ激安 PC を買ってもきっと感動できるくらい高性能に感じるに違いない、と思ったこともあります。
置き場所が限られていることもあってミニタワーや大きいデスクトップは最初から除外した上で、ノート PC か、または小さいデスクトップ PC についていろいろ情報を集めてみたところ、ノートと省スペースデスクトップで比較すると、同じくらいの価格帯では特に HDD 容量に大きな差がありました。2.5inch の HDD を使わなければならないノート型ではどうしてもせいぜい数十 Gbytes クラスの HDD になってしまうところ、3.5ich の HDD が使えるデスクトップモデルでは安いものでも 100Gbytes 超の HDD を搭載しています。そこで今回は省スペースデスクトップのモデルにしてみることにしました。
なお、金額に関してあゆみさんと相談した結果、今回は「10万円以下」で行こう、という合意が出来ていました。10万円以下の省スペースデスクトップとなると、一気に選択肢は少なくなってしまいます。そんなこんなで今回、主に光学ドライブのスペックと、普段リビングに設置することから本体のデザイン、広い意味でのユーザインターフェイス (キーボードやディスプレイなど) と設置環境のマッチングを重視してみた結果、冒頭の「Sony VAIO type M VGC-M22/W」に決めました。税込み 98,000 円ナリ。
type M の最廉価モデル M22/W はちょっと面白い位置づけのマシンで、いわゆる PC として中心となる機能、CPU4 やチップセット5といった部分はとことん安くあげている代わりに、15.4型ワイド液晶 (1280x800) は多層 AR コートされたクリアブラック液晶だし6、光学ドライブも DVD+R 2層記録にも対応した DVD スーパーマルチドライブだったり、廉価機にしてはナカナカ凝った本体デザインをしていたりするところが、今回の我が家のニーズにはピッタリでした。PC 的な面は今までと比べれば何を持ってきてもびっくりするくらい改善するだろうし、今後も出来るだけ長く動いてもらいたいことを考えるとディスプレイや光学ドライブなどの外部とのインターフェイスがしっかりしてくれていた方がうれしいのです。
というわけで、あゆみさん PC はようやく MMX Pentium 166MHz から卒業して、遅ればせながら我が家初の GHz マシンとなりました。
ちなみに、標準の 256Mbytes メモリだけでは心許なかったので一緒に 512Mbytes のメモリも買ったのですが、見事に相性問題にぶつかってしまいました。元々刺さっているものと2枚同時に差すと動作せず、どちらか片方づつならば全く正常に動作します。ちなみに元々刺さっていたのは Infineon 製チップの載ったもので、今回買ったのが PQI というメーカーのものでした。幸いなことに今回購入したショップ7に相性保証制度があったため、とりあえず PQI 製メモリは返品させてもらえることになりました。新たにメモリを探さねば…。