きょうのつぶやき
きょうのつぶやき
Since ginkgoes have turned yellow completely, my usual lunch space became very crowded. It’s happy? unhappy? (08:46 webから)
Since ginkgoes have turned yellow completely, my usual lunch space became very crowded. It’s happy? unhappy? (08:46 webから)
「君に届け」通称君とど。椎名軽穂著。10月から始まった深夜アニメを見て以来、あゆみさんも僕もどハマリして、今更ながら現在既刊単行本買いあさり中。しかしネットショップや近所の書店では多くの巻が品切れで、ようやく1〜5巻までは買えました。おい集英社!アニメやるならしっかり増刷しとかんかいっ!!<ウソ。現在のところ9巻まで刊行中。
もともととても人気のあったマンガですから多くの人は「いまさら」感があるかもしれませんが、簡単にあらすじを説明すると、風体が超陰気なせいで周りから何かと疎んじられてきたがしかし!とても前向きな主人公、「黒沼爽子」通称貞子が、高校でスーパー爽やか好青年「風早翔太」と出会ったことをきっかけにして、少女漫画らしいいろいろが巻き起こるお話です。5巻まで読んだところでの感想を一言で言えば、とにかく爽子が可愛いっす。最近とみに涙もろくなってる僕だけど、思わずうるっと来るシーンがしばしば。劇中でしょっちゅう泣いてるちづちゃん (爽子の友達、吉田千鶴のこと) の気持ちが良く分かるよ(;_;。ちなみに、あゆみさんも有葉も、天然でちょっと「爽子っぽい」ところがあるので、とても感情移入しながら読んでいるみたい(^^;。
アニメもとてもよく出来ていて、今クールではあゆみさん共々一番楽しめているアニメの一つです1(http://www.project-railgun.net/)」、「DARKER THAN BLACK 流星の双子 (ジェミニ)」、有名なパンツアニメ「そらのおとしもの」、前クールからの続き物としては「プラネテス」「エレメントハンター」などでしょうか。ノイタミナの「空中ブランコ」は、あゆみさんウケは今ひとつ。他は「けんぷファー」とか「にゃんこい!」、「キルミンずぅ」なんかも見てます。「夏のあらし!」や大江戸線も見てたんですが、F1 と重なって予約を削除して以来、見なくなっちゃった。]。残念ながらたびたび録画に失敗して綺麗な形では見られていないのですが、あとで DVD or BD 買っちゃおうかな〜と思えるくらい。こんなことは「もやしもん」以来だなぁ。
もしまだ見て/読んでいないなら、オススメですよん。
went to “TOKYO MOTOR SHOW 2009” with my son. It was interesting! (20:18 webから)
According to medias, the motor show’s visitors become almost half than 20 years ago. But today it was so crowded. (20:22 webから)
Of course, I and my son were putting a mask on faces for flu prevention ;-). (20:26 webから)
The most impressive booth is YAMAHA MOTOR Co.,LTD. Impressive cars are small electric vehicles which were on various places of the show. (20:31 webから)
最近、具体的に法制化が検討されているという EV/HV への人工音義務付けの件について。僕自身の意見はここのコメントで書いたとおり、基本的には違和感を感じていて、はっきり言ってナンセンス!だと感じます。感情的な理由はたぶん、こちらでまるもさんが書かれているのと同じです。
ただ、上記まるもさんの記事のコメントにあった、「実際に危険に晒されるかたがいて、それに対する配慮が必要であるという視点」は、確かに大切なんですよね。
そんなわけで、さらに考えてみました。僕が感じる違和感の原因は、そもそも「歩行者に恐怖を抱かせるようなマナーの悪いドライバーのせいで、せっかくの静かな車からガーガー音を出すような装置が (必要悪として) 法律で義務化されてしまうのが悲しい」という点にあるわけで、だとしたら、そういうマナーの悪い運転をした時だけ、とっても恥ずかしい音が出る、みたいな法律には出来ないでしょうか(^^;。
いまや駐車用の近接センサーはかなりの車で普及しているわけですし、スバルの ADA のようなカメラによる歩行者認識も進みつつあります。それらと協調して、歩行者が危険と感じるであろう状況 (接近しすぎた時とか) でのみ、とっても恥ずかしい音 (プ〜と言うおならの音とか) がその歩行者に向けてするような仕掛けにすればいいんじゃないでしょうか。そしたら、みんな恥ずかしい音を出したくないから、安全な運転をするようになるような気がする。マジですよ、マジ。
そういえばこの話に関連して、ちょっと前に中学生が発明したという低速時のみ音が出る仕掛けは、なかなかいいと思いましたね。まさに「車の足音」。停止時は完全に無音になるのもいい。人工音の議論でも、少なくともこのくらい緻密な議論 (=音を出す条件を出来るだけ絞り込んで欲しい) を望みたいものです。
ある人の日記で読んだんですが、
まず、部長が部を守っていて、それをサポートするメガネくんがいる。そこにすばしっこいのが出てきて、中学のチャンピオンだった1年生が入ってきて、最後に天才が入ってくる。
き、気がつかなかった…。言われてみればその通りですね。
個人的には、やたらキャラの立ったライバルがたくさん登場するところで「ドカベン」を連想していたけれど、ちとじぇねれーしょんが違いましたね(^^;;;;。
先日、自宅 PC のノートン先生 (ウィルス対策ソフト) が更新の時期を迎えたので、新しいバージョンをダウンロード購入しました。ところが、インストール手順の通りにインストールしようとしているのにどうにもうまくいかない。途中で「自動インストールに失敗しました」といって異常終了してしまいます。
しょうがないのでシマンテック (ノートンインターネットセキュリティの発売元ですね) のページをうろうろしていたところ、ユーザサポートの中に「チャットによるサポート」というものがあり、面白そうなので体験してみました。
サイトからチャットウィンドウをオープンし、怪しげな ActiveX コンポーネントをインストールして (<ダメじゃん・笑)、待つことしばし。サポート要員の孫さんが join してきてくれました。
この孫さん、こちらが詳細な症状を伝えると1、いきなり「現状の確認の為に PC をこちらから操作したいがよろしいか?」と来ました2。なるほど、上でインストールした怪しげな ActiveX コンポーネントには、リモート操作機能もあるんですね…って!、これスゲー危ない代物じゃないですか。そんなものをろくに説明もせずにホイホイインストールさせちゃって、ユーザ啓蒙的にいいんすか?!>シマンテック
とりあえず、PC の制御を先方に渡してしまうのは怖すぎるので3、「ちょっとそれには抵抗あるので、具体的に手順を教えてくれ、こちらで操作するから」と答えました。
結局、孫さんの予想、「自動インストール時に行われるソフト本体のダウンロードがうまく行ってない」にしたがって4、ソフト本体を別途サポート用特別サイトからダウンロードし、改めてそのダウンロードされたソフト本体を使ってインストールしてみたところ、無事インストールすることが出来ました。
ダウンロードを待っている間孫さんと無駄話したりして5、結構楽しかったです。PC が使える人にとっては電話やメールによるサポートよりも楽だし早いので、もっと普及するといいですね。
F1 の McLaren チームが以前から似たような送風機使ってますよね。あっちはコンプレッサーのエアを噴出してる感じでしたが…。かつて北欧人で暑さに弱いライコネンがあのチームにいたとき、めちゃくちゃ愛用してマシタ(^^;。他のチームでは見かけないのに、McLaren だけああいうワッカになった送風機使ってるの見て、何であんな形なんだろう…と不思議に思ってたんですが、なるほど、そういう原理だったんですね。納得納得。
これまで、家でも GMarks サイドバーが使える Firefox 3.5 をずっとメインで使ってきたんですが、3.5 になって大分速くなったとはいえ、やっぱり重い!立ち上げて Google Reader を開いておくだけで CPU を 10〜20% 使っちゃって、PC のファンがボーボーうるさくてたまらん。
ので、過去にもたびたびやってますが、またまた Safari に乗り換え中。Safari にも Extension+Sidebar があればなー。Safari の場合 Google Reader を開きっぱなしにしていても、しばらくするとちゃんと CPU が 0% になります。利用メモリ量も大分少ないように見える。
ちなみに我が家の PC には IE8 も Google Chrome も Opera すらインストールされていますが、Firefox と Safari 以外はあゆみさんが利用しているので僕は普段使いできないのでした。ブックマークとか form Completion とか混ざるとめんどくさいし<アカウントを変えればいいのでは(汗。
今日まで知らなかったんですが、通常 ETC 車載器に挿入して利用する ETC カードって、単体でも一般ゲートでの料金支払い時に利用できるのですね。ただし、各種 ETC 利用時の割引は適用されないので注意。
我が家で ETC を使いたい主なモチベーションは、割引を受けたい、というより、現金をたくさん持ち歩きたくない、なので1、そういうことだと ETC 車載器はいらないのかもしれないなぁ。最近一般ゲートはガラガラだし(^^;。
http://twitpic.com/lcb3t - Ginkgo has not been turned yellow in Tokyo yet. (12:51 [TwitPic](http://twitpic.com/" rel=“nofollow)から)
I’m surprised that ETC card is usable without ETC unit. WOW! (13:29 [twitux](http://sourceforge.net/projects/twitux" rel=“nofollow)から)
i.e. we can use the card in normal gate to pay highway fare. (13:34 [twitux](http://sourceforge.net/projects/twitux" rel=“nofollow)から)
HDR-CX520Vゲット〜
買っちった。新型。
小さくて軽いのがいーんでHDDタイプは却下。
ぶっちゃけどれが一番いいの?って店員に聞いたらキャノンをやたら勧めてくるんで「ふーん。じゃあソニーで」っつって買ったよ。キャノンやパナの方が映りはいいみたいだなー。あと今時メモリースティックなんて採用すんなよソニー。どうみても負け組規格だから。
おお、CX520V 行きましたか>かぴのすけ。俺はキャノンやパナに比しても、現時点最強だと思いますよ>CX520V
キャノンは「フォーカスが速い」「精細感が良い」「ビットレート 24Mbps まで使える」「ホワイトバランス、露出が安定」という辺りが Sony に比べた時のメリットと言われているが、暗いシーンでの強さとか円形絞り、アクティブ手ぶれ補正のメリットを相殺するほどか、というと、僕はそこまでのメリットを見出せなかった。
パナは 3MOS や 24p での撮影が出来るところあたりが魅力かな、と思うが、ちとマニアックすぎですよな(^^;。
ちなみに僕が使ってる XR500V と CX520V の違いは、
最新機種を相手になんとか過去機種を買った自分を納得させようとしているのがありあり分かるコメントだが、そこは大目に見てくれたまい(汗笑。
ちなみに、外部メモリメディアがメモリースティックなことは、実際にはほとんど気にならないんじゃないかな。動画も静止画も内蔵メモリに記録して、帰ってきたら USB で PC に吸い上げておしまい、でしょ?(ちなみに我が家ではその後、3台の HDD へ分散バックアップしているゾ。そのうち一台は DLNA サーバでもって Home LAN 側へ内容を公開しているので、PS3 から直接再生できる。超便利。)
我が家のばーい PSP が3台もある関係上、メモリースティック Duo もいっぱいある (最大 16GB まである) のでメモステマンセーでしたがw。
4gamerより。とても読み応えのあるインタビューでした。何より、インタビュアーさんの質問が個人的にとてもツボで(笑。今回正式に発表された、フォントがバラバラなロゴ、とかとても気になりますよね<え。
「ICO」がコンピュータエンタテインメントを、「ワンダ」がアクションゲームを意識して作られた、というのは、実際にプレイした感覚とも近かったように思います。「ICO」のストーリー、音楽には涙しましたし、「ワンダ」のあのボリューム感(広大な世界と、16体ものバリエーションに富んだ巨像たち)はすごかった1。
「トリコ」、僕もとても期待して待っています。アマゾンには予約可能になったらメールをくれるよう、既に登録済み。ちなみに「ICO」も「ワンダ」も、今この時点でプレイしてもまったく古さを感じさせない、「これぞ名作」という作品だと思いますので、未プレイならぜひ。
この間政権をとった民主党の、もっとも目立つ政権公約といっても良い「高速道路無料化」について、最近いろいろなところで目にする意見に疑問を感じたので、ちょっと現時点での自分の意見をまとめる意味でも一度書いてみることにしました。
僕が疑問に感じたのは、「今の高速1000円政策のせいで、例えばこの間のシルバーウィークには、各地で大渋滞が発生した。ならば、無料化したらさらにひどいことになるに違いない(だから止めてくれ)」、という意見。この最近よく聞く意見に対して僕が感じた違和感は二つあります。一つ目が「単純に今の高速1000円の延長線上のものとして無料化を位置づけられるのか」という点、そして二つ目が、「道路の混雑(後で書きますがここには環境問題も含んでよいと思います)に対する解が、本当に高速道路有料化の維持(無料化しない)で正しいのか」という点です。
まず一つ目の方ですが、1000円→マズー、ならば無料化→もっとマズー、と無邪気に外挿できるのだろうか、と僕が感じるのは、(よく言われることですが)有料(たとえ一円でも)と無料の間には質的な差異があるように感じるからです。今の高速で発生している渋滞には、少なからず「有料であること」がそもそも原因の一つとなってしまっているものもあるのではないか、ということですね。
単純に料金所で発生している渋滞なんかはまさにそうですが、それ以外にも、有料であるが故に交通状況によって柔軟に道路の選択が出来ず(一度降りてしまうと再び高速に入ろうとしたときに再課金されてしまいますので)、渋滞している道路にロックインされてしまう、そしてそれがさらなる渋滞を引き起こす、という状況が少なからずあるように感じるのです。
僕の数少ないドライブ体験の中でも、このことに関連して印象的な出来事が二つありました。一つ目は、とある週末に都心を走り回っていたときのこと。僕の買った中古車には、ほとんど10年前のものながら、VICSの光ビーコン、電波ビーコンに対応した、渋滞回避機能付きのナビが付いています。その日は都心の道路、首都高も下道もとても混んでいたので、ナビ様の言うとおりに走ってみることにしたんですが、そうしたらなんと計4回も首都高に出たり入ったりするルートを選択してくれ、なんと2,800円もかかってしまいました(ETCは付いてないんで)。確かに選択された道はそれほど混んでいなかったような気がするけれど…(汗。まぁそれはともかく、普通の人ならそこまでナビ様の言うなりにはならず、例えば高速を降りちゃった時点でナビを「有料回避」モードなりにするのだとは思いますが、しかしという事はつまり、自ら道路の選択肢を狭めている、本当に最適な道を選べていない、ということになります(ナビ様基準での「本当に最適な道」は、首都高に4回も出入りするものだったわけですから)。
もう一つは、富士五湖方面にドライブに行った帰りのことです。その日もいつものように、中央道上り線では小仏トンネル付近から10km以上の渋滞が発生していました1。そこでちょうど渋滞のしっぽにあたった相模湖付近で高速を降り、下道(国道20号)を行くことにしました。すると、そちらは全然混んでいなかったのです。確かにあそこの下道は高速と違い、古い峠越えのくねくね道で、お世辞にも走りやすい道とは言えませんが、それでも高速にそのまま乗っていたよりは早く、八王子側へ抜けられたと思います。この例を見ても、最近発生している高速道路の大渋滞が、必ずしも渋滞の根本原因、道路のキャパシティオーバーから発生しているわけではなく、ユーザが最適な道を選択することを阻害されていることにも原因の一端がありそうなことがわかります。
さて、二つ目の疑問について。「高速を無料化すると今以上に大量の車で町はあふれ、渋滞は発生するし環境にも最悪」という主張は、基本的には正しいと思います。他のパラメータを変えないまま、高速道路の通行料という、自家用車にのみかかる2コストが減ったら、経済的合理性に則って移動手段に自家用車を選択する人が増えることは、火を見るよりも明らかです。
しかしAという事象がBという現象を生むとして、Bを解決するための手段としてAの排除が最適か、というと、必ずしもそうではないでしょう3。
ところで、高速が無料化されようがされまいが、慢性的に渋滞が発生している道路は存在します4。そしてそういう場所は別に高速に限りません。そういう箇所というのは、建設済み道路による自動車収容キャパシティを、需要が越えてしまっているので渋滞が発生しているわけですが(つまり渋滞の根本原因)、この手の渋滞を解消するには、解決策は基本的に2つしかありません。新たな道路を建設してキャパシティを増やすか、需要そのものを減らすかです。
アメリカなんかではとにかく国土が広いので、「道路のキャパシティを増やす」ことも結構うまくいっているように見えますが(ハイウェイにふつーに7車線とかあります・汗)、狭くて平野の少ない日本の国土ではそもそも物理的な限界がありますし、即時性も望めません(いわゆる「ハコモノ行政」「道路行政」反対の立場を取ってきた現政権的にもそちらへは行きづらいだろう、という面もあります)。となると、取るべき道はひとつ。道路を使う車そのものを減らすしかありません。
「高速道路料金を維持する」というのはその意味で、確かに自家用車を選択する経済的合理性を弱め、車の需要を低下させる効果があります。しかし同時に、じゃあ高速に乗らなければいいのか?という疑問が生じます。高速道路有料維持賛成の人はよく、「受益者負担の原則」(利益を受ける人がコストも負担すべし、という考え方)を有料化維持の理由としてあげますが、僕にはむしろ自家用車の環境負荷や高速と一般道での自動車自体の熱効率の差(前者のほうが燃費が良いのが一般的)、渋滞や維持管理コストなどは両者に生じていることなどを考えると、高速のみに課金している今のあり方のほうが、「受益者負担の原則」に反しているように感じられて仕方がありません。国道が無料で高速が有料であることに、何か合理的な理由があるのでしょうか?5同じように国や地方自治体によって作られ維持されているものなら、もっと総体的に見た方が良いのでは、そしてその方が効率的なのではないでしょうか6。
実は、僕はこの、「高速道路無料化」案が、本当ならもうひとつの案とセットで提案されるべき政策だったのではないか、と思っています。もうひとつの案とはすなわち、いわゆる「環境税」ですね。両者は本来セットで、つまり「飴(高速無料化)と鞭(環境税)」として、機能すべきものだったのではないか、と思うのです。
僕はかなり明確な環境税導入賛成派ですが(笑)、その理由はとても主観的なもので、今の自家用車を使うために必要なコストが、その環境に与えるインパクトなどに比べてあまりに安すぎる、と肌感覚として感じているからです(ずっと以前、昔原付しか乗っていなかったころから感じていましたが、最近自分の車を買ってますますその思いが強くなりました)。ハイオクガソリンですら、ガソリン価格が結構高くなった今ですら、1リットル130余円とコンビニで買うミネラルウォーター以下の値段で買える、というのは、非常に不自然に感じます。一般に自動車は電車の10倍程度の二酸化炭素排出量を持つといわれているのに7、電車以下のコストで利用できる(移動できる)、というのは明らかにおかしいです。しかも駅にも行く必要がないんですよ!便利すぎ&低コスト過ぎます。
まぁここにいたるまでの経緯として、自動車産業が国の主要産業として重要=政策的に優遇せざるを得ない状況があったりしたことは理解できるのですけれども、そろそろ少し舵を違う方向に切っても良いのではないか、と思うんですよね。先日国連総会で二酸化炭素排出量25%削減をうたってしまった手前もありますし。大規模産業にはそれ相応の政治力もあるので、なかなか難しい面はあるものと思いますが…。
さて、仮に環境税なるものを、例えば移動手段に対して、その環境負荷に応じた形でかけることが可能とすれば、自家用車を移動手段として選択する経済的合理性を、「高速道路通行料」のような間接的な形ではなく、より直接的に減らすことが可能です。一般道を行こうが高速道を行こうが、ガソリン10リットル使えば、その環境負荷に応じた税金がかかる。電車ならその同じガソリン10リットル分(に相当する環境税)で、より遠くまでいける。そもそも移動手段に自家用車を選んだ時点で、高速を使おうが下道を使おうが、電車を使った場合に比べればその環境負荷は大差ない(どんぐりの背比べ)のに、そこにコストだけ差がある、という状況はおかしいです。本来なら、「車で行くか電車で行くか」というレベルで悩むべきだと思うんです。そしてそこにこそコストの差、環境負荷に応じた正しいコスト差が存在するべきです。僕にはその方がより合理的なように思えます。それに、高速道も一般道も、せっかく税金をつぎ込んで作った社会資本なのですから、有効に活用する(利用率を上げる)方が本来良いはずです。
もちろん移動手段としての車の持つ重要性は、周辺環境、例えば車以外の交通網の充実度などによっても変化します。そのため、たぶんユースケースや地域性によって税率を柔軟に変化させる事が難しい、ガソリン他燃料費に対する間接税という形だけで環境税を実現するのはきっとうまくないでしょうね8。たぶん、燃料費(エネルギー費)に対する間接税という形と、自動車税や自動車重量税のような車の種類や居住地、果ては用途などによって柔軟に税率を変化させうる直接税という形のハイブリッドにするのが良いように思います。なお、環境税を目的税化することには僕は反対です。ここまで書いたことからも明らかなように、僕は環境税を、ある意味環境負荷に対するペナルティのようなもの、と位置づけています。周りに迷惑をかけるヤツはそれ相応のペナルティを受けるべきである、と。なので、速度超過違反切符の罰金の用途が限定されていないように、環境税の用途も限定する必要はない、と思います。
ちょっと脱線しました。話を戻すと、そんなわけで僕は、二つ目の「道路の渋滞解消、環境問題への答え」としては、高速道路有料化の維持よりむしろ、もっと直接的な、環境負荷に対する環境税の徴収、という形の方がより合理的だろうと思っています。高速は無料にして限られた道路キャパシティをより有効に使えるようにしつつ、車、という環境に対して非常に贅沢な移動手段に対しては、その贅沢さにふさわしい税金を払ってもらうことによって、今無自覚・無駄に自家用車という移動手段を選択している層に自覚を促すのが良いのではないかと思うのです。
Wikipedia によれば(まぁWikipediaなんで話半分で読むべきと思いますけれど)、日本の産業界は、環境税の導入に対しては産業活動への悪影響があるとして反対の立場だそうですが、例えばドイツなどでは既に賛成の立場に転じつつあるとか。環境負荷の低い活動、移動手段を開発、利用すればどんどん節税できるわけで、うまくやれば鞭はまったくもらわず飴ばかり舐めることも可能なはず。その辺りの将来のメリットも見据えて、日本の産業界も「挑戦的課題」として前向きに受け止めてくれると良いのですけれども…。
I too feel the cost for using automobile is too low against the actual cost which impacts to environment. RT @matsutake “燃費が10kmLの… (14:38 [twitux](http://sourceforge.net/projects/twitux" rel=“nofollow)から)
It’s too useful, almost like sin. (14:38 [twitux](http://sourceforge.net/projects/twitux" rel=“nofollow)から)