mozilla の spam フィルタ, WXG 1.0 β
mozilla の spam フィルタ
普段、べらぼうなメモリ消費量にもめげずに mozilla の mailer を使っているのは、ひとえにその spam フィルタのためだったりするんですけど、最近検出率が下がってきているのが気になります。
本文が全く無く、添付ファイルが一つしか付いていないようなメールは特にすり抜けやすい感じ。HTML メールで宣伝を全てイメージに書いてあるようなタイプの spam や、またウィルスメールの一部が該当し、両方合わせると全体の一割を超えることも (つまり検出率が9割を切ってるわけです)。
日々 training してるんですけどね。あっちゃこっちゃでベイズ理論を使った spam フィルタが使われるようになって、spam 業者が逆学習した、ってことなのかなぁ。
WXG 1.0 β
ずっと以前に A.I.SOFT さんがβ版を公開してくれた wxg をこれまでずっと使っていたのですが (ちゃんと買えよ>俺)、ここのところなんだかとても調子が悪くなってしまいました。文字を変換しようとすると、wxgserver が CPU を 100% 使い切ってしまい、ちっとも返事をよこさなくなってしまう、という症状です。strace -p でシステムコールをトレースしてみても何も呼んでいないので、どうもユーザプロセス内で hot loop が回ってしまっているっぽい。時刻の取扱の問題か、辞書の学習の結果秘孔を突いてしまったか。
しょうがないので wxg を止め、久しぶりに cannaserver を立ち上げて使っています1。canna のバカさ加減を久しぶりに体感し、結構ゲッソリ気味(笑。ここらできちんと日本語入力環境について考えた方がいいかもしれないなぁ…。