冗談みたいなニュース, orkut, 「神は沈黙せず」, 「改造車」と自作PCの奇妙な接点
冗談みたいなニュース
Xbox2 の開発環境が PowerMac G5 って…(汗。
ねおんさんからツッコミが。
だから何でもアリだと…
ところでorkutに召還してみたので、よろ〜ねおんさんのツッコミより引用
ねおんさんの主張していた「なんでもあり」ってのはこういうことも含むわけですか…(^^;。うぅむ。
ところで orkut ってあれですよね、10日以内にさらに10人以上に仲間を増やさないと呪われる、という…<チゲー。や、どうもありがとうございます。さっそく sign up してみたいと思います。
orkut
で、さっそく join してみたわけです。おぉ。みんなナイスな顔写真作ってるんだなぁ。religion とか political view とか言われてもよく分からないよ…。sexual orientation から fashion、smoking から drinking まで聞かれちゃうのね。出会い系サイトだから当然か<チゲー。
なんだか記入欄がいっぱいあって一度では埋め切れません。ちょっとづつ触ってみよう…。
「神は沈黙せず」
sak に借りた本。幼い頃に集中豪雨で両親をなくした、「AI を作りたい」と GA (遺伝的アルゴリズム) の研究者となった兄良輔と、ジャーナリストで行動的な妹優歌が、超常現象やとんでもない男に翻弄されつつ神の意図を探る、という SF。
作者の山本弘さんは「と学会」会長、という情報を事前に聞かされていたせいか、ひたすら語られる超常現象の事例も僕はそれほど気になりませんでした。そういえば去年の夏に読んだ瀬名秀明「BRAIN VALLEY」もそんな感じだったなぁ。「神を追い求める」というお話の構成もちょっと似てる、かも。僕は今回の本の方が好きですけどね。瀬名さんの本は、なんというか、「小説としてのバランス」が非常に悪いような感じて、あんまり良い印象がなかったのです。
世界がそういうもので、神の意図はこういうもの、というメインのアイディア自体はそれほど新規なものではなく1、ストーリーの大きな軸になっている「とんでもない男」加古沢も期待外れ (というか期待通り) なのですが、主要な登場人物が、誰も皆「事実」というものに対してとても真摯な姿勢を持っていて、それがとても良かった。特に、大和田老人が。「信念の倫理」ですよ!
ところで Amazon のレビューでは「考証が甘い」というような指摘があるようですね。「事実」を大きなテーマとして扱う物語だけに余計なのかもしれませんが、僕は書かれたことが真実なのかどうかはあまり大きな問題ではないと思います。登場人物達が「事実」に向かう姿勢をこそ作者は伝えたかったのでしょうし、作中で登場人物達が調べたものをそのまま信じてしまうのでは、この作品で作者が訴えたかったことをなんにも理解していないってことになっちゃいますからね。
人物像の描き方、特に主人公である若い女性、優歌の魅力が僕的には今ひとつと感じ。そういう意味では進化系 SF として同じようなジャンル2の「ダーウィンの使者」の主人公、ケイの方が、同じように行動的な人物ながらより魅力的だったかも。何が違うのかな?
作中、ダグラス.R.ホフスタッターの著作にたびたびふれられていて、フフフリ。「GEB」と「メタマジック・ゲーム」は読んだんですが「マインズ・アイ」はまだ。Amazon のウィッシュリストにずいぶん前から放り込みっぱなしになってるなぁ。ボーナス出たら買おうかな。
「改造車」と自作PCの奇妙な接点
小寺さんの記事。タイトルだけでも猛烈にひざを叩きたい。僕が最近のデスクトップ PC に興味を持てないのはそういうことだったんだなぁ。僕は車の中ではカブが最高、もっと言えば自転車の方が好き、ってタイプなので、ある意味過剰な性能3は全然いらないし、機能性の低いデコレーション系パーツにも全く魅力を感じません。よく出来た自転車のように、機能性を極限まで追求し、キューキョクにぜい肉を削ぎ落とされた製品の方に魅力を感じます。