birdiTMS、来春開始?, ラフマニノフ

iTMS、来春開始?

日経のリーク記事っぽいのでどこまで当てになるのかわかりませんが、いよいよ iTunes Music Store 日本版が来春から始まるかも、というニュース。
ところでこれまで iTMS が日本で始められなかったのは、iTMS の利用する DRM、Fairplay が CD-R への無制限書き出しを許可しているからだ、と言われていました。先日も、「Mora、音楽CDへの書き込み(CD-DA化)を1曲あたり10回まで許可」なんてことがニュースになったりしてましたが、CD-DA にした時点で何の DRM もかからなくなるわけで、オリジナルからのコピーを 10 回に制限しても何の意味もないと思うんですけどね。コピーのコピーを作ればいいだけから。∴実質 iTMS への障壁はなくなった、ってことだった?
個人的には、そもそも iTMS などの配信サイトから得られるのは AAC や WMA、MP3 等圧縮劣化フォーマットによる音源なわけで、そんなものはいくらでも CD-R に焼いてしまえ、と思う。CD という規格が出来てはや 20 年、ここらでもう音楽配布メディアとして CD は捨てて、ユーザ向け低コスト媒体、かつてのカセットテープのようなものとして位置付けるべきなんじゃないでしょうか。新譜は高音質な SACD or DVD か、圧縮劣化な配信でのみリリースすると1(http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/27/news052.html)。]。SACD や DVD にはいちおうコピーガード機能がありますから、高音質で保存性が良く、綺麗なレーベルもついているコレクターズアイテム的なものとしてそれなりに売れるんじゃないかしら。そして、高音質版、圧縮劣化版どちらからも、CD-R へのコピーはもう無制限 (ただし高音質版は同録されてる CD 音質版か、アナログ経由のコピーになる)。もうそんな感じで良いと思うんだけど…。

ラフマニノフ

晩御飯を食べながら、PSX で録画しておいた「日本音楽コンクール本選ピアノ部門」を見ていたら、1位の人がラフマニノフのピアノコンチェルトの2番を弾いていました。
僕はそれまで聴いたことなかったんですが、すごく良い曲だなぁ…と思っていると、突然 Eric Carmen の「Never Gonna Fall In Love Again」のテーマが出てきてびっくり!ラフマニノフのこの曲がモチーフになってたんですね。「Never〜」は昔からすごく好きな曲で2、今でも時々聴いたりしていたのでとても驚きました。
グーグル先生に聞いてみたところでは結構有名な話みたい。他にも「All By Myself」(これも好きな曲!) もラフマニノフの交響曲2番をモチーフにしているのだそうな。今までほとんどノーチェックだったけど、俄然ラフマニノフに興味が湧いてきたぞ…。
2005/10/05 追記。上のピアノコンチェルト2番とシンフォニー2番はそれぞれ逆でしたね。弟に CD もらって聞いてみてやっと気が付いたよ…。

コメント

まつたけ (Thu, 18 Nov 2004 14:12:32)
ブログなんておしゃれなことをしているのを知りませんでした。。。
ご意見もっとも、その通りだと思います。
KenG (Thu, 18 Nov 2004 14:27:20)
ツッコミをひとつ。
AACなどの圧縮音源がCD-DAよりも音質的に劣るというのは、現時点での事実でしかないと
思っています。CD-DAは16bit/44.1kHzという制約の中での規格なのですが、AACはそういう
制約がないので、24bit/192kHzというレートもOK。今後、レコーディング機材の高解像度化が徐々に進んでいくので、それを入れる器としてのCDは相対的に陳腐化していくと思うわけです。
じゃあ、陳腐化したときに代替となるメディアはあるのか? というと、物理メディアとしては
現状だとSACDかDVD-Audioなわけですが、デジタルデータが代替となる可能性も十分にある。
それなので、パッケージ屋さんはデジタルデータと相性の良いパッケージの提案を今すぐに
始めたほうが良いと思いますよ。
Digitune (Thu, 18 Nov 2004 23:08:17)
ようこそ、です>まつたけさん、KenG さん。

AAC が 44.1KHz、16bit に縛られていない、というのは盲点でした。なるほど〜。

「デジタルデータが代替」というのは、物理的な実体を持たない可能性がある、という意味ですよね。実体を持たないとすると無限に増殖も可能となってきますが、その場合どんな風なモデルが組めるのだろう…。「相性の良いパッケージ」とは、既存のメディアとは似ても似つかない存在になるのかもしれませんね。
ちゅー (Fri, 19 Nov 2004 16:01:37)
ブログっておされなんれすか。。。舌回んない
あーーー うるうる(謎)

つーのはさておき,送出とか送出サイドの制作とかの状況を視察に
国際放送機器展なんて行って見るのも良いかもしれませんよ。

幕張ですが。。。今日までですが。。。
地デジのからみで関係者が忙しいのか,いまいちの盛り上がりとの
ことです。
ねおん (Sun, 21 Nov 2004 00:52:42)
おお、いろいろ降臨じゃなあ…しみじみ
ところで「ハウル」観てきたぞ、あれじゃな、ともかくもはよ観てエントリよろ〜
Digitune (Sun, 21 Nov 2004 09:07:03)
それは Inter BEE のことですね?>ちゅーさん。

AV watch の小寺さんの記事なんかを見る限りでは、なかなか盛況だったようですね。やっぱり「Ride the HD wave!」って感じなのでしょうか。
Digitune (Sun, 21 Nov 2004 09:17:43)
先日はごちそうさまでした!>ねおんさん。

ううむ、やっぱり見にいかなくちゃ、ですね>「ハウル」。

ところで「雲の向こう〜」の方は、Yahoo! のレビューで「こじんまりしてる」とか書かれてて、ねおんさんの予想は大体当たっているのかな、と(笑。それでも僕は見てみたいです。

上海 GP、見ましたよ。楽しそうでしたねぇ!(笑。

  1. SACD には普通の CD と互換性があります。DVD にも DualDisc という CD とのコンパチディスク規格が[出来たらしい ↩︎

  2. 弟が持っていた CD をさんざん聴かせてもらったのです。 ↩︎