birdGoogle 落ちてる?, 弱り気味

Google 落ちてる?

なんだかさっきからアクセス出来ないんだけど…。他のサイトは大丈夫なのに。

弱り気味

ちょっと心が弱り気味な今日このごろ。はぁ…。僕としては精一杯やっているつもりなんだけど、限りなく自分が無能力者であるような気がしてくる。

birdその後の LUMIX

その後の LUMIX

買ってから一月ちょっと経ちました「LUMIX DMC-FX1」、いろんなコンディションでぱしゃぱしゃ撮りまくった際の感想をばここらでまとめてみたいと思います。主に G1 との比較になってしまうと思いますがあしからず。

ノイズについては噂通り
これはもう言わずもがなかもしれませんね。興味深いのは、他のカメラのように光量が不足気味の時に目立つだけではなくて、晴天下のようなコンディションであっても、影になる部分にかなりノイズが乗ってくることです。ある程度以上の明るさを持つ領域ではあまり気にならないことから、中間調以下で急速に S/N が悪くなるような要因がどこかにあるのかもしれません1。キヤノン機のような徹底的にノイズを抑え込んだカメラを使い慣れた人にはかなり違和感があるかも。ただもちろん、ディスプレイ上で原寸以上に拡大してみたときに気になるだけであって、縮小したり印刷したりする場合はほとんど問題ないと思います。
AF 速度は良、ただし…
巷のレビューではなかなか知ることが出来ない AF 性能についてですけれども、速度自体は G1 と大差ないと思います。若干 G1 の方が早いかな、という程度。一旦迷い出すとかなり長いこと迷ってますが(笑、これは G1 も同じでしたからね。動作的には昔ながらの、フォーカスレンジを一度フルスキャンしてコントラスト最大のポイントに戻ってくる、といったイメージです2。問題点としては、望遠側で AF にミスることが多いような。「ピピッ」という合焦音がなったことを確認してからシャッターを切っても、結構な確率でピンぼけ写真が入っています。
迷う AE
AE についても、とんでもなく大外しすることはないのですが、ほとんど同じコンディションで撮った写真の露出が結構違うことがあって、迷い多き AE なことが伺えます(笑。このへんは G1 の安定度と比較するとまだまだな部分。ただこの手のコンパクトカメラにしては露出調整がやりやすいので、いちいちちゃんと確認→場合によっては調整してあげれば問題ないと思います (僕はめんどくさいのでとりあえずたくさん撮っておくだけ・笑)。
コントラストが高い
G1 をコントラスト低、シャープネス低で使っていたせいか、FX1 のはっきり、くっきりした写真には最初戸惑いました。中間調の落ち込みが急で、全体にコントラストが強調された画面になるんですよね。FX1 側の設定では一番穏やかな「ナチュラル」設定にしているのですが、それでも G1 (一番ネムイ設定・笑) に比べるとコントラストが高いです。でも紙に印刷する場合は FX1 くらいがちょうどいいみたい。
JPEG 圧縮率が高い
G1 でも常に最高画素数、最低圧縮率で使っていたので、FX1 でも同様の設定で利用しているのですが、圧縮率最低にしても G1 のそれよりも高圧縮です。G1 では 128Mbytes CF に 70 枚くらいの撮影枚数だったのが、FX1 では 256Mbytes SD に 180 枚も撮れます(笑。圧縮率が高い、といっても、僕には画質的な違いはほとんど分かりませんから、ほぼ丸一日撮りまくっても SD がいっぱいにならない安心感の方がありがたいです。
電池は意外にもつ
公称では 100 枚撮影分しか持たないことになっている電池ですけれども、いくら撮っても電池が減ったところを見たことがない G1 との比較ならいざしらず(笑、普通にフラッシュなしで撮影している分には丸一日余裕で持ちます。撮る直前に電源を入れて何枚か撮ったらすぐ切る、という僕のスタイルだと、180 枚フルに撮っても電池アイコンが一つ欠ける程度でした。ちなみに、電源スイッチの操作感も良く起動も早い FX1 ではこういったスタイルでもまったくストレスはありません。G1 の場合電源スイッチがいまいち回しづらい&起動が遅いので、ついつい電源は入れっぱなしにしがちでした (が、G1 にはそれでも全然 OK な大容量電池があったので無問題・笑)。そうそう、何故かフラッシュの充電時間はかなり遅いです。G1 ではそもそも待たされた記憶がないんですけど (メモリ書き込み待ちの方が支配的だったような)、FX1 でフラッシュ撮影すると結構待たされ感があります。

そんなわけで今のところの僕のまとめ。小さく軽く起動も早い FX1 は、お出かけスナップカメラとしては大変使いやすいです。パナ画質に抵抗がなく、比較的安く買える店を発見したなら、結構お薦め、かも。

birdMac が欲しい

Mac が欲しい

なぜか、や、本当に突然なぜか Mac が欲しくなってしまいました1
そう考えてみると確かに、今の Mac OS X はほとんど Unix だし、綺麗なフォントも入っているし、マルチメディアにも強いし、(少なくとも Linux よりは) メジャーだし、と、これまでまったく興味を持ってなかった方がおかしいわけなんですが…。
これも僕が年を取ってきて、自分で頑張って (時には自分でアプリケーションを作ったりして) 自分好みの道具 (PC) を作る、という発想から、労力をかけずに済むところはかけないで良い道具を選ぶのも一興、という風に考え方が変わってきた、ってことなのかなぁ。これも一種のスノビズムなのだろーか。
ところで僕が買うとすれば当然 iBook か PowerBook になるんだと思いますが (まだしばらくは買いませんよ!)、今の iBook と PowerBook って、スペック的にはほとんど差がないように思うんですけど、それにしては価格差がありすぎるような。あの価格差は主に何に由来しているんでしょう?
iBook 安くていいっすね…。

bird「アウトブリード」, 「ラスト・サムライ」

「アウトブリード」

アウトブリード これまで、何冊か保坂さんの本を読んできましたが1、小説以外の本を読むのは初めてでした。この本は保坂さんがいろいろなところに発表した書評や、友人との書簡、その他を集めた「エッセイ集」ということになっています。

保坂さんの小説は、たいてい保坂さんを連想させる小説家が主人公だったり、登場人物が本当にいそうな人ばかりだったりして2、僕はてっきり、保坂さん自身が小説の登場人物のような人で、日常の思考の延長線上で小説を書いているんだと、つまり彼自身と小説の主人公はかなり近い人物なのだと思い込んでいました。

確かに、彼が日頃考えていることを小説として書いていることは間違いないのですが、しかし彼は無自覚に自分の流儀で話を紡いでいるのではなく、とても自覚的に、小説として登場人物たちにいろいろなことを考えたり話させたりしているのだと、この本を読んで初めて知りました。

ところで、「カンバセイション・ピース」でも「愛っていうのは、(中略) 偶然が絶対化することなんだよ」なんてセリフがありましたが、この本 (「アウトブリード」) でもとても重要な人として描かれている「樫村晴香」という哲学者の人が、保坂さんの中学生の時の同級生だ、という後書きを読んで、なんだかすごく首尾一貫した感じを受けました。

僕達はなんとなく、偉大な哲学者や小説家が僕等とは比較にならないような情報源や人脈を持っているかのように、そうでなくてはあれほど普遍的に価値を持つ文章を書くことが出来ないかのように考えてしまいがちですが3、全然そんなのは間違いだった。保坂さんの文章に普遍性を感じるなら、それは実は単純に彼が人間であるがゆえに生み出し得る普遍性なのだなぁと。

そういえば保坂さんもカントの「純粋理性批判」を読んで途中で興味を失っている、と書かれていてちょっと面白かった。その理由というのが、「カントがア・プリオリだと言っていることに納得できなかった」から、だそうなんですけれども、僕もちょうど同じことを「プロレゴメナ」を読んでいる時に感じたのですね。「プロレゴメナ」を半分読んだところでの僕なりの理解で言うと、カントが「ア・プリオリ」だと書いていることは、どうも身体的な認識の形式のことのようなんですね。人間の身体的構造に伴う感覚信号のフォーマット、というか。カントの時代にはそれってほとんど絶対的なものだったのかもしれませんが、さまざまな道具で感覚や認識を拡大しつづけている現在に生きる僕等にとって、感覚信号のフォーマットが世界認識に対してそれほど絶対的なものだとは思えなくなっていると思ったのです。

それにしてもいつものことながら、本屋の店長のお薦めはとても適切だなぁ。確かに、保坂さんの感性には近しいものを感じるというか、すごく共感する部分があります。

「ラスト・サムライ」

ラスト・サムライ SAK が「激萌えだから見れ」と貸してくれました。

それで感想ですが、うーん、それなりには面白かったけど、僕的には「激萌え」というほどではなかったなぁ。SAK は群集合戦シーンが大好きなんだよね。「トロイ」も絶賛していたし。

僕があんまり楽しめなかった理由は、(僕が日本人のせいか) 風景の描写があまりに嘘臭く感じてしまったことかな。勝元の村もなんだか LOTR のホビット庄みたいだし、横浜の街のスケール感も変。合戦シーンもまるでゴルフ場で戦っているようで、あんまり「日本」らしくなかったと思う。その辺の違和感が最後まで引っかかってのめり込めなかった、ってところかなぁ…。

しかーし!来週のデカレンジャーはどうもこの「ラスト・サムライ」のパロディの予感!そういう意味でこのタイミングで予習させてくれた SAK には深く感謝しておりまする。どーもありがとう!

bird本の読み方, 本の買い方

本の読み方

日常的に本を読むようになって、微妙に本の読み方が変わってきたような気がするんですよね。以前はもっと読む、という行為を意識的に行っていたような気がするんですが、今はほとんど無意識に読んでいるような。書かれていることを 100% 理解しようとしていなくて、言葉を頭に響かせつつ、ふと興味を惹かれる部分のみがフォーカス/クローズアップされるようなイメージ。だからある一部分の細かいディテールを聞かれると、たまたま僕もフォーカスしてた部分ならば良いのですが、そうでないとまるで人から聞いた話のようなとてもあいまいなことしか言えなかったりして。
これはこれで良いのかな、と僕は思っています。ただ、一生懸命考えないと話の流れすら入ってこないような本 (こないだ再挑戦してたカントの「プロレゴメナ」とか) の場合、そういう読み方は出来ないんですよね。そういう場合は頑張って行きつ戻りつしながら読むしかない。で、またしても挫折中(笑1

本の買い方

そういえば以前、自分では文庫以外は出来るだけ買わない!、と決意してたはずなんですが、最近は欲しい本があると単行本でもほいほい買ってしまっていて、あまり良くないなぁと反省。下手すると本代のせいで子供達が飢えちゃうよ(笑。

bird「カンバセイション・ピース」

「カンバセイション・ピース」

カンバセイション・ピース 僕が保坂さんの小説を読むようになったのは、やっぱりいつもの本屋の店長に「君と感性が似てるかも」とかなんとか言われて、芥川賞受賞作「この人の閾」を読んだのが始まりだったと思います。それまで読んだことのあるお話とはまったく違う小説に最初は戸惑いながら、自分でもよく分からない1魅力にすっかりひきこまれてしまいました。

ちなみに、これまで読んだ中で一番面白かったのは「季節の記憶」でした。でも今回のお話もなかなかです。44歳小説家の主人公とその妻、3匹の猫、主人公の家を事務所にしている大学の後輩他3人と、19歳の姪っ子のお話です。

普通、小説というとまずストーリーがあって、それに沿う形で主人公や登場人物たちの心象風景があって、場合によっては (ストーリの帰結として) カタルシス2を得る、というようなイメージを抱かれるのではないかと思いますが3、保坂さんの小説にはそういう恣意的な物語性はまったくありません。伝えたいことを効果的に伝えるための舞台装置としての物語を一切利用せず、純粋に主人公の思索、登場人物たちの会話によって伝えたいことを言語化していく、という形態の小説なんですね4。そこで展開される議論はとてもユニークなもので、そこに普遍性を見るとすれば、それは人間が本来的に持つ普遍性なのだろう、と思わせます。

季節の記憶」が俺的ヒットだったのは、たぶんに「子育て」と言う要素が含まれていたからだろうなぁ、と思うのですが、今回のお話では、存在するということ、死、神についてなどが考えられています。一見、形而上的テーマのように思えるかもしれませんが、保坂さんの場合、そういった純粋に精神的な問題に見えるテーマも、あくまでも身体性を立脚点にして語ろうとしてくれているため、僕にとってはとても腑に落ちるものでした。

この話はなんとなくねおんさんに読んでみて欲しいかも…。そして感想を聞かせてほしい。

それにしてもこの本の装丁は激しく直球勝負ですね(笑。嫌いじゃない、と言うか大好きですけど。

birdロッシ2勝目!, 先週のデカレンジャー, Quartet Clematis

ロッシ2勝目!

日曜の MotoGP 第4戦イタリア GP は、地元ヴァレンティーノ・ロッシが今期二勝目をあげました!やった!
途中雨で赤旗中断、急遽2ヒート制となったりもしましたが、雨が上がってからいち早く飛ばしたロッシがそのままトップでゴール。2連勝で波に乗っていたセテ・ジベルナウは最後の追い上げが一歩届かず、2位に終わりました。
それにしてもロッシはすごいですね。普通あれだけエンジンに差があったらとても勝てるものではありませんよ。最終コーナーを車体1台分リードして立ち上がっても、コントロールラインまでには抜かれちゃってるんだもの。ロッシの乗るヤマハよりも、トップスピードでは 10km/h 以上ホンダ勢の方が速かったようです。直線で抜かれ、コーナーで抜き…を3、40回は繰り返したでしょうか。それでも勝ってしまうのがロッシの力。人気があるのも頷けるよなぁ。「木のメダル」をプリントしたイタリア GP 専用ヘルメットの話も面白かった1

先週のデカレンジャー

みんな見たかー?ウメコ&ジャスミンスペシャルで、なんとエンディング・テーマまでもがスペシャルエディション。子供達と大笑いしながら見ましたよ。わはは2

Quartet Clematis

日曜に、有葉と近所の南大沢文化会館に弦楽四重奏のコンサートに行ってきました。本当は家族で行く予定だったのですが、柊次くんがおたふくかぜだったので二人で。
有葉のヴァイオリン3を修理してくれた古賀さんが参加されているのです。演目はハイドンとベートーベンで、僕はハイドンの方が全体に分かりやすいし有葉向けかなぁと思っていたら、そっちは半分寝ていたくせにベートーベンの方では何故か身を乗り出して聴いていました。もしかしてベートーベン好き?

birdネットのせい?

ネットのせい?

長崎小6死亡事件についての報道で、その発端が Internet にあったことが結構話題になっていますが、僕はそれがそんなに重要なことだとは思えないんですよね。「チャットで口論になる」くらいのムカつき具合なら現実にもしょっちゅう起こり得るし、どちらかと言えばそのムカつきから一足飛びに「カッターで殺傷」まで行ってしまったプロセスの方がキーポイントではないでしょうか。僕はこのニュースを聞いたときに、最近よく言われる「現代っ子の身体経験の貧困さ」が原因なのかなぁ…なんて感じました (これもまた非常に類型的な見方ですけどね)。だって、カッターで切ったらたとえ指先ちょびっとでもすごく痛いじゃん。それが「友達との喧嘩」の範疇を超えた苦痛であることは小学校くらいの頃でも理解出来る/出来たと思うんだけど…。
ネット・リテラシーを身につけること自体はとても必要ですし、その対象年齢が年々下がっていることも当然の認識だと思いますが、今回の事件からまたしてもそういう方向に議論を持っていっちゃうのは、僕にとってはなんだかちょっと違和感がありました。
かといって、こういう報道も「なんだかなぁ…」ですけど(笑。いきなり「カッターで殺傷」に至ってしまう人格の原因が、こんな些細な事柄だけにあるわけがない。まさに「木を見て森を見ず」な感じ。

bird草むしり, 柊次くんのおたふくかぜ

草むしり

今日はすごく良い天気だったので家の周りの草むしりをしました。本当は先月に団地全体で行う予定だったんですが、雨で流れてしまったんですよね。
今日は空気が澄んでいて陽射しがくっきりしていたわりには涼しく、爽やかな風が吹いていたこともあって絶好の草むしり日よりでした。

柊次くんのおたふくかぜ

はまだ治りません。おたふくかぜは普通3日くらい熱が続くそうで、今日も一日ぐったり寝ていました。いつも元気なだけに、ときどき具合が悪くなるととてもつらそうで、かわいそうです。早く良くなるといいなぁ…。

bird1.6GHz、ファンレス, そういえば transmeta も, 柊次くんおたふくかぜ

1.6GHz、ファンレス

ちょっと前の 90nm の第2世代 Efficeon の記事ですが、実に良いですね。もともとの高効率性もそうですし、CMS のおかげで NX や SSE3 を既に実装出来ている、というのもすごい。
そもそも、こんなファン1を必要とするような石は (美しさという点で) まったく比較になってないですよ。Intel が Pentium M ラインをメインストリームに持ってくる、というのは英断だと僕は思います。しかし Intel としてはいろいろと再実装しなくちゃいけなくて大変だろうなぁ…。

そういえば transmeta も

NX や SSE3 のように Intel や AMD が定めた規格を実装するだけじゃなくて、VIA の Esther のように CMS を使ってどんどん新機能を追加しちゃうと面白いと思うんだけどなぁ。
Esther のような暗号/復号アクセラレータも面白いし、H.264 (MPEG4 AVC) エンコーダ/デコーダなんかもこれからの IT 家電 (アプライアンス) 用としては便利そう。x86 のコードをダイナミックコンパイルするよりも、この手の定型処理ならば事前に人の手でカリカリにチューニングしたコードの方がやっぱり速いだろうし、仮想コプロセッサとしての実装ならコンパイル時間もかからない (あらかじめ用意された内部コードを実行するだけ)。
チップを利用してアプライアンスを実装する側にとっても、たとえ性能向上率が数%〜数10%程度だったとしてもチップ実装コスト的にはほとんど増えないし、なんなら普通に x86 のコードを使ってしまってもいい。ないよりあった方が絶対いいんじゃないだろうか。
CMS チームにはそれだけの余力がないのかな?専用の H.264 エンコーダ/デコーダチップなんかを設計するよりは圧倒的に少ない労力で作れそうだがなぁ…。

柊次くんおたふくかぜ

幼稚園から帰って来た時点で熱が 39 度以上あったらしく、すぐに病院に連れていったら「おたふくかぜ」とのこと。

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