birdきたきたー, BB ソフト, LED バックライト搭載の液晶テレビ、QUALIA 005 登場, 「ICO〜霧の城〜」, Picture Saver

きたきたー

画像の説明 Victor で始まったティザー広告1。どうやら HDD をストレージにしたカムコーダらしいゾ。

さてさて。どんなものだろう?Victor 発、というのも興味深い。Sony はやっぱりこれまでのメカコンへのコダワリを捨て切れなかったのか…。

BB ソフト

首藤さんとこより。広い意味での ASP 的流れといえるのでしょうが、ユーザがいちいちソフトをインストールしたりアップグレードしたりしなくていい、というのは結構訴求力あるような。月額 105 円、というのも魅力的。

これを見てふと思い出したのは Lotus の eSuite だったりしましたが(^^;、あちらは applet のようなモデルでやれることをやりすぎちゃいました!という、どちらかというと技術面での壮大な実験だったのに対し、これはたぶん、ユーザの利便性や現実性を最優先で設計されているだろうことを考えると、結構うまく行きそうに思えます。

ISP はこれから「インフラ屋」として道を究めるべく、何でもプロバイドしていかなくちゃいけないのかもしれないですねー>誰となく。

LED バックライト搭載の液晶テレビ、QUALIA 005 登場

LED バックライトきたー!フロントプロジェクタでも色再現性にこだわってキセノンランプを採用してたりしてた Sony らしいと言えばらしい展開。今回の「QUALIA」は店頭売りもするのだそう。価格も定価で 110 万 (46V型) ならば、Sharp の AQUOS に対しても価格競争力ありそうです。
しかし LED バックライトのせいでプラズマ並の消費電力+冷却用ファンが必要になってしまったのはちょっと痛い?だからこそ QUALIA ブランドなのかもしれませんね2
PSX の GUI を載せてきたり、フルダブルチューナとか、力でゴリ押しするのが好きな久夛良木さんの色をやっぱり感じますね(笑。

「ICO〜霧の城〜」

ICO −霧の城− PS2 の「ICO」の、宮部みゆきさんによるノベライズ本。amazon のレビューが微妙に荒れていておかしい。ICO ってとても「寡黙」なゲームなので、たぶんプレイした人が自分のイメージをより強く投影しちゃうんでしょうね。だからこそ、他者のイメージに対する違和感もより大きいと。

僕自身は結構楽しめました。宮部さん自身が後書きで書いているように、小説としてかなりふくらまされていて、まさに宮部節全開、という感じ。静かで動きの少ないイコとヨルダの逃避行はあえてメインに据えず、イコが霧の城に来る前とか、ヨルダの過去、イケニエの理由などが中心に語られています。ゲーム中に現れる何気ない石像の裏にも壮大なバックストーリーをつけてしまうところなんか、いかにもエピソード魔的な宮部さんのお話って感じかも。

「宮部さんの話」という面で言うと、彼女の本は過去何冊か読みましたが個人的にはいまいちピンと来ないんですよね。登場人物は魅力的だと思うんですが…。軽い文体と唐突に現れる凝った言い回しに違和感を感じちゃうのが大きいのかなぁ。そんな難しい言葉じゃなくもっと平易な言葉を選んでもいいのに…と思ってしまう。

Picture Saver

というわけで、先週作っていた Picture Saver のソースをば公開3

bird「アンナ・カレーニナ」

「アンナ・カレーニナ」

アンナ・カレーニナ (上巻) アンナ・カレーニナ (中巻) アンナ・カレーニナ (下巻) 保坂さんつながりで。上中下の三分冊で大変読みごたえがありました。面白かった。

ほんとならタイトルにもなっているくらいだし、主人公アンナ&ヴロンスキーの悲劇をメインに読む本な気がしますが、僕はもっぱらリョーヴィン&キチイ1のカップルに惹かれました。特にリョーヴィン。ほとんどバカがつくほど素直すぎる彼の苦悩やその結論にとても共感。出産のシーンでは思わず電車の中で笑い出したりしつつも、初めて自分の子供を見たときの気持ちは僕もそうだったような気がしました。

リョーヴィンがたどり着いた結論とは、例えば

つまり、われわれが理解したり、われわれをひきつけたり、われわれが望んだりすることのために生きるのじゃなく、なにかしら不可解なもののために、だれひとり理解することも、定義することもできない、神のために生きなくてはいけないのだ。

アンナ・カレーニナより引用

とか、また理性による探求を、子供が自分のしたことを大人に叱られた時に感じる反感のようなものではないか、というようなものなんですが、これがたまたま最近僕の考えていたことと微妙にシンクロしていて2、とても興味深かった。

僕が最近考えていたこととはこんなこと。「ブラッド・ミュージック」を読んで、「幼年期の終わり」を思いだし、「未来の記憶」という概念について考えていました。この概念は普通に考えると非常に突拍子もないものながら、さまざまな物語にしばしば現れるモチーフです。でも、どうしてでしょうか?

例えば「デジャヴュ」からの発想とか、「時間軸」を単純に未来方向へ演繹しただけ、という理由も大きいのでしょうが、そのときふと、「生命自身は未来の記憶を持つことが実は本当に可能なのではないか」という思いが湧いてきました。

人間理性は未だカオス系やカオス辺縁系の未来を予測することが出来ないでいますが、現実を顧みると生命自身はある程度それらを予測出来ている、と言えないでしょうか。そうでなければ、カオティックな世界の中で自らの分身を残すような確たる仕事を成し遂げることは出来なかったでしょう。数ヵ月、時には数年に一度だけ降る雨の時にのみ繁殖をするような生物や、季節や環境によりあざやかに変態する昆虫達。彼らはカオティックな世界ととてもうまく折り合いをつけているように見えます。

そういう意味で、人間も本来生命ですから、カオスを御する能力を持っているはず。ただしそれは意識レベルのものではないに違いない。なぜなら人の理性は、そういった面に関しては甚だ非力過ぎるから。自分の身体と、身体を取り巻く環境と、そういったものを無意識のレベルで感覚した時に得られる衝動。そういった人間本来の持つ生命としてのカオスを御するための力こそ、これまで「絶対的な善」として、「神」として認識されてきた衝動だったりするのではないでしょうか。リョーヴィンの言う、「理解することも定義することも出来ない神のために生きねばならない」とは、すなわちそういうことなのではなかろうか…と思ったりしたわけなのでした。

ところで、今回初めて「トルストイ主義」というものを知ったのですが、そこからガンジーさんにつながっていたり、養老先生の共同体指向的な発言の根っこのようなものを見たような気がしたりして、なんだか面白かった。ことさらそういうテーマの本を選んで読んでいるつもりはないんですが、いろいろな人のいろいろな考えが自然とつながってくるものなのですね。

birdmingw32+SDL, リンク元

mingw32+SDL

また間が空いてしまった。ここ二三日、Linux (Debian sarge) 上に構築した mingw32 のクロスコンパイル環境で、SDL を使った Windows プログラムを作っていました。ネタはゲームじゃなくて単なるスクリーンセーバーなんですけど (例のマイ・ピクチャ・スクリーンセーバーのクローン)。
なんというか、いらぬ苦労をしょいこんでるというか、好きこのんで茨の道を歩いてるというか、まぁいろいろめんどくさかったわけですけれども、我が家のリソース的にはしょうがない。MMX Pentium 166MHz、メモリ 32Mbytes のマシン上にいまさら開発環境を構築したくないですからね…。
とにもかくにも、何とか目的の動作をするスクリーンセーバーをでっちあげられました。今思うと別に SDL も使う必要なかったなー。Win32 よりは SDL の方がとっつきやすいかと思って使ってみたんですが、そもそも大したプログラムじゃないし、このくらいの内容なら Win32 で同じ動作をさせるべくいろいろ調べてもほとんど手間は変わらなかったかもしれない。SDL は SDL でいろいろ苦労させられたし…1。それにバリバリ Windows ネイティブなコードもあって (レジストリ関連とか)、SDL のポータビリティは完全無視だし…。
プログラム自身は各所のサンプルプログラム等を切り貼りしただけのチョー恥ずかしいコードなので公開するのがはばかられるんですが、まぁそのうち時間があれば上げときますね。いちおう参考にしたコード達のライセンスも確認しないと。

リンク元

ここのところのリンク元に含まれる検索単語に、やたら「なんたら 壁紙」というのが増えてますが、どうもこれは、1) たまたま「壁紙」という語句が含まれるエントリがあった、2) 壁紙を探している人がたまたま飛んできてリンク元に記録された、3) リンク元の語句も含めて検索エンジンに捕捉され、ますます「壁紙」でヒットするページが増えた、というフィードバックループ2が出来てしまっているっぽいですね。
このページには本来皆が求めるような壁紙はないわけで、なのにそのようなフィードバックループが形成されてしまうのはあまりうまくないような。かといってそれを解消する良いアイディアも思い付かない…。
せいぜい壁紙マニアに刺されないように気を付けよう。

birdPSX バージョンアップ, 楽しかった八丈島, AH-K3001V 入手, 「ICO〜霧の城」もらった

PSX バージョンアップ

ちと古い話題ですが、8/5 に PSX をバージョンアップしました。ver.1.20 から ver.1.31 へ。
先週、早速今回の目玉の「タイトル画面作成」と「トランスコード (PSX 的には『最適化』)」を試してみました。タイトル画面は結構凝ったものが多くて1、面白いです。
最適化の方もなかなか面白くて、例えば DVD に複数のタイトルを焼こうとした際、ちょっとだけ容量オーバーしてしまうような場合に、自動的に最適化して1枚の DVD に収まるようにしてくれたりします。具体的な挙動としては、先頭のタイトルから圧縮率を一つづつ落していって (SP→LP 等)、DVD に収まるようになるところまで調整してくれる感じ (6本のタイトルを入れようとした場合に容量オーバーしてると、例えば先頭3本だけが LP に最適化される、という動き)。
録画済タイトルメニューから明示的に「最適化」を選択すると、バックグラウンドで処理してくれたりもします (処理中も普通に録画済タイトル、DVD の閲覧やゲームができますが、予約録画はできない模様。エンコーダが一つしかないのでしょうがないのでしょう)。
肝心のトランスコード時間ですが、これは実時間です。つまり2時間の映画を「最適化」すると2時間かかります。その間、他の番組を録画することはできませんので、予約が入っているタイミングなどにうっかり最適化を始めてしまわないよう、注意する必要があります。
それにしても、実際の使用感は一番最初の PSX から見るとほとんど別物と言ってもいいような感じです。発売日にこれだけのクオリティのモノが出せてたら売行きも相当違っただろうになぁ…。

楽しかった八丈島

八丈島での柊次 八丈島旅行、楽しかった…。天気はあまり良くなかったのですが、綺麗な海で子供達と泳ぎ、箱めがねでお魚さんを眺めたり。シュノーケリングでお魚さんと戯れたり。

ピーカン状態と比べると日焼けしなくていいなー、と思って油断したせいか、日頃まったく日に焼いていなかった背中や胸がひどい状態に。しばらく横になるのも大変でした(^^;。今は脱皮状態。子供達はちゃんと日焼け止め塗ってたので大丈夫だったみたい2

またいつか行きたいな。子供がもう少し大きくなったら、八丈富士登山にも挑戦したい。

AH-K3001V 入手

それまで使っていた Panasonic の KX-HV200 が微妙に調子悪くなってきたので3、話題の (ってもう古い?)「京ぽん」こと、京セラ AH-K3001V に機種変してみました。色は white です。

画面がすごく大きくなったこと、Opera により普通のサイトの閲覧が出来ることなどはやっぱりすごく良いですね。全体的な処理速度やメールのハンドリングなどもそれまでの KX-HV200 に比べると良くなっていて、とても気に入りました。フォントもかわいい (ちょっとケバケバしてるけど)。

実は、あゆみさんが今の H-SA3001V の前にやっぱり京セラの PS-C2 を使っていたのですが、その端末はあんまり良い印象がなく、そのために京セラ製端末の評判は我が家ではあまり良くなかったのです。今回そういう印象も払拭された…かな?

というわけで、昨日の「夏休みおしまい」エントリは PHS からの入力だったのでした。個人的に驚いたのは、内蔵カメラで撮った画像を Web Form を経由して upload することも出来ちゃうこと。tDiary の絵日記を PHS から更新出来る。すげぇ!

「ICO〜霧の城」もらった

表紙 しかも宮部みゆきさんのサイン入り。わーい!

サイン 新しい PHS のカメラはこんなもんです。メモとしては使えるかなー。

bird夏休みおしまい

夏休みおしまい

明日からはまたお仕事です。さぁがんばろう。
ちなみにいつもとちょっと違う方法で書いてます。詳細は後日。

bird旅行, 今日のデカレンジャー

旅行

8/3 から二泊三日で、僕の両親と一緒に八丈島に住む叔母を訪ねて旅行するのです。子供達は本格的に海で遊ぶのは初めてなのでとても楽しみ。

今日のデカレンジャー

うさどんが喜びそうなウメコ大活躍の回。でも新キャラのテツには密かに苦情殺到…だったりして(笑。
テツの変身するデカブレイクの決め台詞を聞いていて、
柊次「『弱気の刑事』なんて言ってるけど強いじゃん」
有葉「『弱気』じゃないよ、『夜明け』だよ!」
大爆笑。

birdudev と VMware, その後の sarge, defoma, tdiary の文字化け, kinput2 の挙動変更

udev と VMware

udev を使っていると、VMware がインストール時に作成する /dev/vmmon や /dev/vmnet0 などが再起動するとなくなってしまい、そのたびに vmware-config.pl を実行しなければいけない、というなんとも面倒なことになってしまいます。

グーグル先生に聞いてみて見つけた、こちらのサイトを参考に /etc/udev/links.conf に下記を追記することで今のところうまく動いているようです。

M vmmon         c 10 165  
M vmnet0        c 119 0  
M vmnet1        c 119 1  
M vmnet2        c 119 2  
M vmnet3        c 119 3  
M vmnet4        c 119 4  
M vmnet5        c 119 5  
M vmnet6        c 119 6  
M vmnet7        c 119 7  
M vmnet8        c 119 8  
M vmnet9        c 119 9  

その後の sarge

そろそろ freeze するかも、なんて聞いていたのでパッケージ更新も落ち着いているのかと思いきや、いまだにバリバリ新パッケージが現れているのですね。woody を使っていた時は毎日自動で apt-get してたんですが、さすがにちょっと恐いのでしばらく手動で更新するようにしよう…。

defoma

7月19日の日記で、フォントを追加するのに /etc/fonts/local.conf に直接 dir を追加してしまっていますが、Debian 的には defoma (Debian Font Manager) を使うのが正統かもしれません。

defoma を使って新しいフォントを登録する方法に関しては、こちらなどを参考にして、次のように行いました。

  1. 追加したいフォントファイル (今回は市販の TrueType フォント) を適当なディレクトリにコピーします (例:/usr/local/lib/X11/fonts/hoge/hoge.ttf)
  2. hints ファイルを作成します。
  3. hints ファイルを調整します。
  4. defoma-font コマンドを用いてシステムにフォントを登録します。

それぞれ具体的な手順を説明すると、2. は下記のような感じ。

# cd /etc/defoma/hints  
# defoma-hints -c --no-question truetype /usr/local/lib/X11/fonts/hoge/hoge.ttf >ttf-hoge.hints  
  1. では他の hints ファイル (sazanami のものなど) を参考に 2. で作られた ttf-hoge.hints を手で修正します。

そして最後 (4.) に下記コマンドで登録します。

# defoma-font -vt register-all ttf-hoge.hints  

これで X や gs、fontconfig から新しいフォントが見えるようになるようです。ただ、自宅の環境には大量にフォントファイルが存在するため、めんどくさいので今はそのままです。

それにしても、必要悪とはいえあまり美しくない仕組みだよなぁ。システム全体で統一されたフォントハンドリングがなされていないのが諸悪の根源なわけだが…。

tdiary の文字化け

sarge にあげてから、tDiary の「リンク元」の検索ワードが文字化けしてしまっていたのですが、何のことはない、ruby1.8 用の uconv ライブラリが入っていなかったからでした。下記手順であっさり解決。

# apt-get install libuconv-ruby1.8  

kinput2 の挙動変更

これも sarge にあげてから、kinput2 の挙動が微妙に変わってしまい激しく使いにくいです。
具体的には、僕はこれまで文字を入力後スペースキーで変換し目的の漢字を選択した後、Enter を押さずにすぐ次の文字を入力し始めることが多く、以前のバージョンではこれで特に問題なく入力できていたのですが、新しいバージョンになってから Enter を押さずにすぐ後続を入力し始めると、いったん選択した漢字が再度変換 (しかもめちゃくちゃ変な風に変換) されてしまうようになってしまいました。
コレまで通りのにュう力方法で入れようとするとコンナ風になってしまいます。ムッキーッ!!
さて、どうしたものか…。
追記。変換サーバとして cannaserver を使っているマシンでは上記現象は起きていないことにいまさらながら気がつきました。おかしいのは wxgserver を使っている場合だけなのかも。いい加減、wxg を使い続けるのも限界なのかなぁ…。

birdすごい!, レース三昧

すごい!

結構近所にある都立片倉高校が、世界マーチングショーバンド世界大会で総合優勝、世界一になった、ですって!
顧問の先生も生徒もコロコロ変わる都立高校で世界一になる、ってことは、それこそ奇跡的な巡り合わせの良さだったのでしょうね。きっと「伝説の世代」になるのだろうなぁ。
どんな演奏だったんだろう…。どこかで見られないかな?

レース三昧

先週の日曜は、昼は鈴鹿8耐、夜は F1、深夜は MotoGP とレース三昧な一日でした。
8耐では仮面ライダー剣チームが表彰台一歩手前の4位になるし、F1 も BAR 大活躍、MotoGP でもロッシ優勝!僕としてはとても充実した一日だったなぁ。
あゆみさんはあきれてましたけど…(笑。

bird「THE SUN」, CD のお薦めと言えば

「THE SUN」

THE SUN ねおんさんのお薦めは佐野元春さんの新譜でした。これを機会に僕も聞いてみようかな1

アマゾンレビューの評価の高いこと!

CD のお薦めと言えば

FFXI 歴2年目にして初めて入ったリンクシェル2のメンバーが今月 avex からメジャーデビューしたんだそうです (で先日、誘ってくれたそのリンクシェルのリーダーに直接会った時、さんざん「買うべし」とお薦めされた)。しかし、「feel:いかレスラーの歌 (西村修 featuring TOMOKA)」ってのはある意味ゴイスなデビュー曲かもしれない…(笑。

bird異音, MINI とクルマ

異音

今朝起きて PC 使っていると HDD から定期的にカタ、カタ、と異音が…。
クラッシュする前兆でしょうか。最近バックアップしてないんだよなー。今のところログにはエラー出てないけど…。

MINI とクルマ

ローバー MINI が New MINI に変わって、「ちっとも MINI じゃないじゃん!」と思った人が全世界に1億人くらいいたんじゃないかと思いますが (大嘘、あの時僕は思ったんですよね。これだけ違うクルマならば、古い MINI を一生懸命大事に乗り続ける人も多いんじゃないかって。
ところがどうです。もう町で旧 MINI を見かけることはほとんどなくなってしまいました。あれだけ愛されたクルマなのに、こんなにあっという間に消えてしまっていいの?!と僕は疑問に思い、そしてちょっと悲しくなります1
それで思ったんですが、今の時代、クルマも消耗品なんですね。いや、消耗品という言葉はあんまり正確じゃないな、えーとなんとなく僕の中ではモノには二つのカテゴリーがあって、一つは大事に手入れをしながら場合によっては一生使い続けられるようなモノ、もう一つはそもそも手入れなどせず (出来ず) に壊れたら捨てちゃうモノです。僕にとってクルマはどちらかというと前者のイメージがあったのですが、でも、実際には後者だった。今の自動車はいろんなところがブラックボックス化していて、ディーラーがメンテナンスしてくれなくなったらもう粗大ゴミなんですね。実際には「メンテナンスしてくれなくなったら」ですらなく「中古で値がつかなくなったら」なんて世知辛いこという人もいたりします。なんだか少し悲しくなる。
継続的にモノが売れない限り成り立たない今の経済システムにおいてはどうしようもないジレンマなのかもしれません。でも僕は自分の周りには前者のようなモノを置きたい。ずっと愛し続けられるモノを見つけ、使っていきたいと常日ごろ思っていたりするのです。

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