bird「アンダーグラウンド」, チャリンカー規制

「アンダーグラウンド」

アンダーグラウンド 村上春樹さんの、地下鉄サリン事件の被害者62人へのインタビューをまとめたノンフィクション。なぜ今これを読もうと思ったかというと、ある人の blog で (って最近こればっかりだな・笑)、奈良の女の子の事件など最近のおかしな事件を理解するにはこれを読んでおく必要があると思う、と書かれていたから。

力作ですね。前書きにもありますが、それまで、被害者の方々は受けた取材の結果である記事や報道に必ずしも満足しておらず、というかどちらかというと不信感を強くしていた (本当に言いたいことは書いてくれない) という現実があって、そのため可能な限りインタビューイの本意を伝える、というところに力点が置かれたインタビュー集となっています。そのために、本全体を通しての「村上春樹としての」主張はほとんど感じられず、ただ淡々と被害者の方々の「1995/3/20 に何があったのか、そしてそれが彼らにどんな影響を及ぼしたのか」がつづられています1。これが実に胸を打つのでした。

最後の村上さんのご意見は納得。前書きから引っ張った「サリン事件に対するこの仕事への個人的な理由」には少し拍子抜けでしたけど (笑。

チャリンカー規制

先日ここでも「もしや被害者?」という方の話を書きましたが、ようやっと Yahoo! が対策に乗り出す模様。しかし本当に出品者の手元に商品があるかどうかは確かめようがないわけだし、実効性があるかどうかは疑問だなぁ。利用者としてはエスクローサービスを利用出来ないような取り引きはしない、などとして自衛するしかないのかもしれませんね。

birdパソコン修理, HDD 換装手順

パソコン修理

1/12 に注文した、新しい HDD が到着しました。というわけでこのマシンの HDD 換装を行いますので、本日何度かここへアクセス出来ないことがあると思いますがあしからず。

HDD 換装手順

今日の HDD 換装手順を記録しておきます。

前提

ThinkPad X20 の内蔵 HDD (60Gbytes) がクラッシュの前兆を示したため、80Gbytes のものと入れ換えた。利用した周辺機器は外付け FDD、外付け HDD ケース (IEEE1394 接続)。

パーティション構成

旧ディスクのパーティション構成は下記の通り。

  • /dev/hda1 (512Mbytes) … MS-DOS 領域 (Hibernation、緊急用)
  • /dev/hda2 (256Mbytes) … Linux swap
  • /dev/hda3 (残り全て) … Linux root

新ディスクでも上記構成を踏襲した。MS-DOS 領域は、いわゆる suspend to disk、hibernation 用領域として利用する。また Linux kernel と loadlin.exe を置いておき、ブートローダを壊してしまった時の緊急用としても使えるようにしておく (他にも fdisk.exe と format.com、phdisk.exe (hibernation 設定用ユーティリティ) なども置いておく)。

作業手順

  1. 旧ディスク上の MS-DOS パーティションから起動し (lilo で「DOS」を選択)、そこにある kernel と loadlin.exe できちんと起動できることを確認しておく。loadlin.exe、kernel image が古ければ新しいものをコピーする。同時に、MS-DOS 起動 FD を一枚作り、fdisk.exe、format.com をコピーしておく。
  2. IEEE1394 経由外付け HDD ケースを接続してみて、きちんと認識、mount 出来ることを確認しておく。
  3. 旧ディスク取り外し/新ディスク取り付け後、1. で作った FD を用い外付け FDD から起動する。
  4. 新ディスクに対して fdisk.exe を実行し、512Mbytes の基本領域を作成、起動可能とした後、format、システムファイルの転送を行う (format c: /s)。
  5. FD を取り除き、新ディスクから MS-DOS が起動できることを確認する。
  6. 再び新ディスク取り外し/旧ディスク取り付けし、新ディスクは外付け HDD ケースにセットし接続した後、single user mode で起動する。
  7. 外付け HDD 内の新ディスクに対して cfdisk を実行し (cfdisk /dev/sda)、上で作った MS-DOS 領域はそのままにして、その後ろに Linux swap 領域、Linux root 領域を作成する。
  8. それぞれの領域を初期化する (mkswap /dev/sda2、mkfs.xfs /dev/sda3)。
  9. 旧ディスク、新ディスクの MS-DOS 領域 (/dev/hda1、/dev/sda1) をそれぞれマウントし、旧ディスク側の内容を新ディスク側へコピーした後、umount する。
  10. 新ディスク側 Linux root 領域 (/dev/sda3) を /mnt に mount する (mount -t xfs /dev/sda3 /mnt)。
  11. 新ディスク側にマウントポイント、tmp ディレクトリを作成する (/mnt/.dev、/mnt/proc、/mnt/mnt、/mnt/sys、/mnt/tmp。所有者、permission は旧ディスク側を確認して合わせておく)。
  12. 旧ディスクの内容を全て新ディスク側へコピーする ((cd / && tar cf - .qt/ bin/ boot/ cdrom/ dev/ etc/ floppy/ home/ initrd/ lib/ mnt0/ opt/ root/ sbin/ usr/ var/ vmlinuz*) | (cd /mnt && tar xvfp -))。
  13. 電源を落とし、再び旧ディスク取り外し/新ディスク取り付けを行う。
  14. 起動すると MS-DOS 領域から起動するはずなので、あらかじめコピーしておいた loadlin.exe、kernel を用いて Linux を起動する。
  15. lilo を実行して新ディスクにブートローダをインストールする。

以上です。ファイルコピーするところがやっぱり一番時間がかかります。しかも今回、ファイルコピーを途中で中止 (設定ミスに気がついて) した上で、その続きからファイルコピーを行ったためファイルの permission が正しく設定されておらず1、それをやり直したりしていたので5時間もかかってしまいました。

birdホイヘンスプローブ、無事着陸!, 雪の特異日

ホイヘンスプローブ、無事着陸!

去年の年末に土星探査機カッシーニから切り離されて、窒素の大気を持つ衛星タイタンへ向かっていたホイヘンスプローブがどうやら無事に着陸に成功、データを送ることに成功したようです。おめでとうございます。パチパチパチ!
上のリンクからは早くもタイタンの映像をいくつか見ることが出来ます。うーんスゴい。

雪の特異日

去年も書いたんですが、やっぱり東京地方の大学入試センター試験の日は雪の特異日のような気がする1。今年も東京は雪。予報よりは大雪にならなかったようで、受験生の方々にとってはラッキーだったかな?
僕が受けた時 (そういえば第一回の大学入試センター試験だった!その前の年までは「共通一次」と言ってたんだよね) はどこかの大学の体育館か何かが会場で、猛烈に寒くて手がかじかんで難儀したことを思い出す。大学側も気をつかって使い捨てカイロ (ほっカイロ) を配布してたっけなぁ。普段ほっカイロなんか使わないんだけど、あの時はとてもありがたかった。
そういや、過去のセンター試験の日のデータを調べてみようと思ったんですが、過去のセンター試験の日程を見つけることが出来ずに早くも挫折(^^;。

birdblog サービスの負荷, 空中に電話番号を書く携帯, 家計簿, 富豪刑事

blog サービスの負荷

のまさんのところより。確かに最近、昼休みに blog 巡回していると例えば livedoor blog なんかはすんごく重かったりしますね。

あの手のサービスを提供しようと考えると、システムアーキテクチャとしてはスケールアウト可能なように作っておくのがセオリーですが、スケールアウトされているのであれば本来はユーザ数がいくら増えようが1ユーザに割り振れるリソースはほぼ一定になるはず。ところがこれほどユーザに高負荷を感じさせてしまう、というのは、

  1. ユーザ増に機器増設が追い付かなくて、
  2. サーバあたりの収容ユーザ数を増やさざるを得なくなって、
  3. サーバ負荷が異常に高まってしまう。

というシナリオなのかしら。会員増が明確な収入増につながるわけでもない blog サービスの場合、機器増設に対する抵抗が大きい、というのもあるかも。ピークに合わせてサーバ増設するわけにもいきませんしね…(そうなるとピークを出来るだけ平滑化するためのアプリケーション側の工夫が重要になってきたりするのですよね)。

空中に電話番号を書く携帯

面白ーい!直接字を書くのは (上の記事にもありますが) 「変な人」感が高いしそもそもプライバシー的にどうなのよ?!…という気がしますが、「加速度センサーによる連続的な動きの認識を用いたインターフェイス」という意味ではとても興味深いと思う。文字じゃなくて、簡単なジェスチャーを認識してくれるだけでもすんごく楽しいと思うんだけどな (僕は Opera を使っていたころからすっかりマウスジェスチャーにはまっているのです)。

家計簿

一昨年くらいから、こちらの「ファイナンシャルプランナーが作った家計簿」を利用させていただいています。このソフト、すごく使いやすいんですよ。いろんな集計が見られるのはもちろん、グラフ化してみたりカレンダー機能やダイエット支援機能(笑)まである。こんなによいものを無償で公開してくださっている作者の方には大感謝です。お薦め。
家計簿をつけていると日々の出費の傾向がわかっておもしろいです。「12月はやっぱり交際費がかかったなぁ〜」とか「何月と何月と…は赤字だった…_| ̄|○」とか(笑。

富豪刑事

あゆみさんが「ちょっと見てみたいかも」というので PSX で録画しておいたものを今日見ました…って、バンバンが出てるやんっ!(笑。あーびっくりした…。深キョンとロマンスするのかなー。うーんなんだか信じられん。
1話を見た限り、予想以上に面白そうなのでこれからが楽しみ。それにしても、筒井康隆は自分が出たいだけちゃうんか?(笑

bird内田先生の blog, ATOK for Linux 予約, 量子公開鍵暗号, オリンパスと松下、デジタル一眼を共同開発

内田先生の blog

少し前から読んでいる内田先生の blog。

大学が始まる。
初日は1年生の基礎ゼミ。
今日のお題は「嫌いな人とのつきあい方」について。
嫌いな人とは付き合わない、というのが私から学生諸君へのアドバイスである。

という話とか、

変な話だが、「現場にいる」人の話は必ずどこかで矛盾をきたすのである。
それは現場そのものが矛盾しているから当たり前のことなのである。
話がすっきりしている人間というのは、現実と離れたところで理屈をこねまわしている人間である。

とか、うーんとうなってしまう。他にも面白いお話がたくさん読めます。お薦め。

ATOK for Linux 予約

家では canna、会社では anthy を利用してきましたが、もーいい加減我慢の限界、ということで 1/21 発売予定の「ATOK for Linux」を予約しちゃいました。最初、どうせ千円ちょっとしか違わないなら一太郎にしようかなぁと思ったんですが、たまたま AAA 優待版に該当していることを思い出して、それならば、と ATOK 単体にしました。
Debian なんか当然「対応予定ディストリビューション」に入っているわけないけれども、苦労もまた楽し。1/21 が楽しみです。

量子公開鍵暗号

現在、Internet 上の通信路の安全性を守るためなどに用いられている主な公開鍵暗号 RSA は、量子コンピュータが実用化してしまうと解読されてしまうことが広く知られています。「公開鍵暗号」という道具は非常に便利なので、Internet 上でそれが利用できない、という状況は既に考えられないほどなんですが、しかし量子コンピュータも日に日に現実味を帯びてきている。さぁどうするんだろう、と思っていたのですが…
実は量子コンピュータを持ってしても解読出来ない「量子公開鍵暗号」というものが既に提案されていたのですね (すずきひろのぶさんの Crypto 2000 のレポート)。Crypto 2000、ということは、既に5年も前じゃないですか。全然知らなかったなぁ。

オリンパスと松下、デジタル一眼を共同開発

おおっ!ビッグニュース。これで、オリンパスの持つダスト・リダクション技術と、松下の持つ MegaOIS (手ぶれ補正) 技術双方を備えたデジタル一眼レフカメラが生まれる可能性が出てきた、ってことですよね。
また、4/3 CCD が kodak 一択から松下製のものも選べるようになる (よね?) という点も結構影響デカい気がする。kodak CCD は一部に熱狂的ファンがいるけど、どちらかと言うとアクの強い製品ですからね (いまどき珍しいフルフレームトランスファー式だし)。案外 CCD じゃなくてνMAICOVICONベースの 4/3 CMOS だったりして。
何にせよ選択肢が増えるのは良いことだ。4/3 もこれで盛り上がるかなー。

bird昨日の話, 形容詞, ダメージ(2)

昨日の話

昨日の話ですけど、普通 daemon 化する時ってこちらのページにもあるように標準入出力/標準エラーを閉じた後 /dev/null などで埋めておくのがセオリーのようですから、あんまり問題にはならないのかもしれませんね。

まぁ場合によっては単に標準入出力/標準エラーを閉じるだけで済ましちゃうこともあるだろうし、そういう時はよくよく気を付けましょう、というお話でした。ニンニン<何者?!(笑。

形容詞

ある人のページで、「形容詞(や副詞?)の多すぎる文章は信用できない」というようなことが書いてあって、それ以来ちょっと気を付けるようにしてるんですが、どうも僕はそれらを多用してしまう傾向がありますね。感覚的に微妙なニュアンスを表現したい、という気持ちが強すぎるのかな1。ニュアンスをそういった言葉で説明しようとする方法論が間違ってるのかも。言葉を使う順序とか、文章自体の組み立て、タイミングといった要素で緩急付けられれば良いのだよなぁ。うーん難しい。

ダメージ(2)

やっぱり落下によるダメージはいろいろとあるようで、今度は HDD がちらほらと「Uncorrectable Error」を吐き出し始めました。いわゆる HDD クラッシュ間近、という状況ですね2。今のうちに、ということで新しい 2.5inch HDD を早速注文。ちなみに製品はこちら (ただし 80Gbytes 版)。

birdlibpq を使う際の注意

libpq を使う際の注意

PostgreSQL の C 言語版クライアントインターフェイスライブラリ libpq では、サーバから返されるエラーメッセージは問い合わせ実行関数には返されずに、「警告処理」と呼ばれる過程を経て返されます。これがデフォルトでは単に「stderr に書き出す」という処理となっているのですね。
これが普通のコマンドラインで実行されるようなプログラムならば良いのですが、例えば daemon プログラムなどで stdin/stdout/stderr を閉じていたりする場合には、その時たまたま開いている「2番のファイルディスクリプタ」に対して問答無用でエラーメッセージを出力してしまいます1
「stderr に書き出す」というデフォルトの挙動がふさわしくない場合は、必ず自分で警告処理をカスタマイズするようにしましょう。ニンニン。

bird散髪, 最近読んだ本

散髪

ほぼ2ヶ月ぶり。柊次も一緒に行こうと誘ったのだが、「飴くれる?」「うーん分からん」「じゃ行かない」というつれないお返事。床屋さんにそんな話をしてみたら、「飴あげますよ!ぜひこんど連れてきてくださいよ」とのことなので、次回は一緒に行こう>柊次。

最近読んだ本

最近読んだ本をまとめて記録。

だから片づかない。なのに時間がない。「だらしない自分」を変える7つのステップ 「だから片づかない。なのに時間がない。」

nikkeibp.jp でちょっと前に紹介されていたのを読んで、買ってみました。いわゆる「生活改善 HowTo 本」なのですが、「裏技」的なテクニック、ノウハウではなく、精神的な面にフォーカスしているのがちょっと珍しいかも。僕も以前から同じようなことを思っていたせいか、著者のマリリン・ポールさんのおっしゃることはとても納得出来ました。つまりは良い習慣を身に付ける、ということなんですよね。親がいまさらながら学んでいるような状態だけど、子供達についてもそういうことを教えてあげられると良いなぁ。

ケンブリッジ・クインテット 「ケンブリッジ・クインテット」

ジョン・L・キャスティさんの本。キャスティさんは複雑系で有名なサンタフェ研の研究者なのだそう。友人に貸したついでに再読。

科学者でもあり政治家でもある C.P.スノウの呼びかけで、遺伝学者ホールディン、物理学者シュレーディンガー、数学者チューリング、哲学者ヴィトゲンシュタインがケンブリッジに集まり、「機械は考えることが出来るのか?」というテーマで熱い議論を繰り広げる…と言う架空の物語。

前回読んでから、サイモン・シンの「暗号解読」やニール・スティーブンスンの「クリプトノミコン」、シュレーディンガーさんの「わが世界観」なんかを読んだせいか、著者のキャスティさんが各キャラクターに喋らせていることの「それっぽさ」がより分かるようになっていてまた楽しめました。ヴィトゲンシュタインがサールの「中国語の部屋」とまったく同じ例をあげて反論するのは、そしてチューリングがすかさず「部屋全体の視点で見れば…」という現在主流となっている再反論を持ち出すのはさすがに出来すぎな気がしましたけれども…。

チューリングの、「技術的に困難な点はないのだから実現出来るはずだ」という考え方は、僕はちょっと無邪気すぎるように思いますね。ヴィトゲンシュタインほど悲観的ではないけれども、人間が、何かが「考えている」という判断を下すための条件は複雑なものがあると思う。そしてそれを総体的に満たすものというのは、結局人間社会で生活する人間以外ありえない、というヴィトゲンシュタインの結論もあながち見当外れでもないように思いました。

内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊 「内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊」

いわゆる「成果主義」をいち早く採用して話題になった富士通のその後の不調とその原因を、
本当の内部の人にしか書けない臨場感で書いてちょっと前に話題になっていた本。城繁幸著。

僕がこの本を読んで感じたのは、「成果主義が世間に受け入れられた過程って、共産主義が受け入れられた過程と似てるんじゃないだろうか」ということ。共産主義も当初その明解な論理でもって知識階級には熱烈に受け入れられたけれども、その実践たるソ連の現実に皆幻滅、という道をたどったと僕は理解していますが1、成果主義の辿っている道筋もとても似ているように思うのですね。謳い文句は素晴らしいし誰もが納得できるしということで一時もてはやされたけれども、実際に実践してみると考えてもいなかった難しい点が山ほど出てきて、だけど大々的に対外的にもアナウンスしちゃった以上いまさら元に戻すわけにもいかず、しょーがないから無理を重ねて組織運営。しかしソ連の最後を見るまでもなく、そういう無理は結局組織自体を弱体化させてしまう。

資本主義が最良だと思っているわけじゃないけど、少なくともその漸進主義的なところと常に変化を許容するところは良い点だと思っています。会社組織の運営にしても同じなんじゃないかなぁ。

bird鳥乃が風邪, ダメージ, 家でおとなしく

鳥乃が風邪

土曜の夜から鳥乃が熱を出して気持ち悪そうにしていたので、あゆみさんが病院へ。先生曰く、「吐く風邪が流行っている」のだそうな。病院で吐いたらしい。
それでも、家に帰ってきてからは急速に回復して、夜には元気になってましたよ。いつも思うけど、スゴい回復力だ…。

ダメージ

カウンターから落っことしたけれども奇跡的に何ともなかった我が家の ThinkPad、さすがにノーダメージとはいかなかったようで、液晶パネルを開けたり閉じたりすると、画面の左から 1/3 くらいのところに時々、常時緑点灯するラインが縦に一列出るようになってしまいました。
今のところまだ出現確率が低いのであんまり気になりませんが、そのうちずっと出るようになっちゃうんだろうなぁ。残念!

家でおとなしく

連休中日ではありましたが、上述した通り鳥乃の具合があまり良くなかったり、他の子も少し調子が悪そうにしていたこともあって、家でおとなしくしていました。ドラクエやらなきゃいけませんしね(笑。

birdハウルの動く城、見ました。, 「サウンド・オブ・ミュージック」, チャボ小屋掃除

ハウルの動く城、見ました。

(週末、ここを更新する機会がなかったのでまとめて更新してます。)
我が家は 5 人家族です。みんなで映画を観に行こうと思うと、大人二人で 3,600 円、小学生一人 1,000 円、幼児二人 1,800 円、合計で 6,400 円もかかります。ですので、僕がときどき一人でレイトショー1を見る他は、普段は DVD になるのを待って観ることが多いのです。今回はたまたま、年末に参加した友人の結婚式の二次会で行われたビンゴゲームで、珍しいことにハウルの前売券 2 枚が当たったこともあって、久しぶりにみんなで観に行きました。幼稚園でもらった割引クーポンと併せて、合計 2,600 円で観られました(って生活感ありすぎだなぁ・笑)。
さて、肝心の映画について。受け付けをしたのが上映間近だったせいもあって、前から 4 列目、という比較的見上げる感じ、動きの激しいシーンでは何をしてるのか見失ってしまう感じの席だったのですが、「ハウル」上映中はそのことをまったく気にせずに綺麗な画面を楽しむことが出来ました。倍賞さんの声はやっぱり「若い」とは言えないなぁ、と思ったり、脚本的に「?」と思うところがないわけではありませんでしたが、僕は面白かったと思う。原作が読みたくなりました。
(以下、ちょっとネタばれあるかも。気になる人は読み飛ばしてください。)
主人公のソフィーは荒地の魔女の呪いにかかって 90 歳の老婆に変えられてしまうわけですけれども、その後劇中ではものすごく細かく、微妙に彼女の見た目の年齢が変化します。その微妙な変化の表現が、単純なしぐさや声以外の、キャラクターの内面を表すサブチャネルとして機能しているように思えて、とても面白いと思った。劇中ものすごく変化する荒地の魔女についても同じです。現実の人間も、時として老け込んで見えたり若く見えたりしますよね。ああいう現象がものすごくデフォルメされているような感じ。
どーでもいいけど、カルシファーの声が「千と千尋」の青蛙(を飲み込んだ後のカオナシ)と同じ声で、どうしてもそのイメージが抜けませんでした。「酒だ、酒を持ってこーい!」とか言い出しそうな感じ(笑。

「サウンド・オブ・ミュージック」

サウンド・オブ・ミュージック 前から子供達と一緒に見たいと思っていて、年始にテレビでやっていたのを録画したのは良いのですが、中身を確認してみたら字幕版で、それならば、と DVD を買ってしまいました。

有名な曲がたくさん入っていて、親も子供も大満足。我が家では僕以外は初見、ということで、とても楽しそうに見ていました2。僕も昔見たことがあるはず (ストーリーの流れは覚えていたので見たのは確かだと思う) なんですが、あんなに綺麗な映画だとは思わなかった。音楽も素晴らしいけど、映像も負けずに素晴らしい。40年以上前の映画とはとても思えませんでした。

チャボ小屋掃除

土曜日は、幼稚園の当番で柊次達が育てているチャボの小屋を掃除しに行きました。
掃除の手順を知っているのは柊次だけだったので、柊次の指示でみんなでお掃除。なかなかの指示ぶりでしたぞ>柊次。
チャボのリンもサチコもとってもおとなしくて、逃げ出してしまうこともなく無事終了。新しく入れてあげた餌をガツガツ食べてましたよ。

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