HDD 修理完了
HDD 修理完了
昨日、HDD の修理 (というか実際には交換ですけど) をお願いしていた九十九電機から、「修理完了しました。土曜日着で発送します」という連絡がきました。
もしかしたら明日の夜には復活するかも?
昨日、HDD の修理 (というか実際には交換ですけど) をお願いしていた九十九電機から、「修理完了しました。土曜日着で発送します」という連絡がきました。
もしかしたら明日の夜には復活するかも?
ちょっと前までの Red Hat Enterprise Linux 4 (以下、RHEL4) の Software RAID (md) にはバグがあって、ずっと使っているとメモリリークし物理メモリを食い尽くしてしまう、という障害がありました。
/proc/meminfo を見ると Slab が肥大化しており、slabtop でさらに詳細を確認すると bio、biovec-1 が数百万オブジェクトも確保されっぱなしになっている、という症状です。Slab はどうも swap out されない領域なようで、物理メモリ量程度まで肥大化してしまうと、ユーザのプロセスが次々に OOM-Killer に殺されていく、というひどい状況になってしまいます。
先日リリースされた Update1 では解消されています。というわけで、RHEL4 で md を利用しているユーザはさっさと up2date -uf しましょう、というお話。
さいきん、自分の PC が壊れているのであゆみさんの PC をよく使わせてもらっています。先日のネットワーク構成変更にともない、あゆみさん PC は NIC をそれまで使っていた BUFFALO WLI-PCM-L11 から 3COM 3c589B という超古い 10Base-T カードに切り替えました1。ところが、どうもこのカード、結構発熱が大きいみたい。PC カードスロットのある右のパームレストがとても熱くなって、ちょっと不快に感じるくらいです。
VAIO のボディが元々金属 (マグネシウム) で熱を伝えやすい、ってことも原因なのだとは思うんだけど…。発熱の少ない PC カード NIC、我が家にあったかな?
昨日あゆみさんに、「直接面と向かっては『あゆみさん』なんて読んだことないのに、どうしてここだと『あゆみさん』なの?」と聞かれた。
うーん、深い意味はないのだけれど、ツマとかニョウボとかカミサンとかオクサンってなんとなく言いにくいんだよね。
いちおう、トップページからたどれる what’s new のページには第一報を載せてたり、その後 mixi ではちょぼちょぼと情報を公開したりしてたのですが、こちらにも情報を載せておきます。
ことのおこりは、6/4 (土曜日)、PC を使っていたところ、いきなりフリーズに近い状態になったことから始まります。当初、クソ重いバックグラウンドプロセス (memo の記事を連続取得するクライアントの存在など) が動き出したのかと思ったのですが、いつまでたっても状態が回復せず、そのうちよーく耳を澄ましてみると「じー…かっこん、じー…かっこん」というイヤーな繰り返し音が HDD から聞こえてきました1。
フリーズに近い状態、といっても、非常に遅いですが何とか操作出来る状態ではあったので、システムログなどを確認してみると、HDD がクラッシュしたことを表す「Uncorrectable error」が大量に出ています。
ここで、HDD 上の読めない部分がデータ領域の一部だけなのか、それともヤバい部分なのか、はまさに時の運で、僕がこれまで経験した2回のクラッシュ (やっぱり HGST の 40Gbytes HDD と 60Gbytes HDD) では幸いデータの一部が読み取れなかっただけですみました。今回もそうであることを願って、いったんシステムをリブートしてみることにしました2。
しかし今回は×。MBR の読み込みには成功しているようながら、その後のブートプロセスの途中で固まってしまいます。
その後、今年の1月にハーフクラッシュ (データ領域で Uncorrectable error 発生) して予防交換していた 60Gbytes の HDD に交換し起動、外付け HDD ボックスにこれまで使っていた 80Gbytes HDD を入れて中身を確認してみようとしましたが、やはり全く内容を読むことは出来ませんでした。なんてこった!
…とはいえ、今年1月までメインで使っていた 60Gbytes HDD は中身そのままで残っており、その後更新されたデータの中でも重要な、メール、デジカメの写真、memo の記事などは daily であゆみさん PC 側にバックアップを取っていましたので、データロスト被害自体は大したことないのでした。バックアップ大切!
さて、今の HDD は今年の1月に交換したばかりです。ふと、もしかするとまだ保証期間内かもしれない、と思い、書類を引っかき回してみると、ちゃんと1年間有効な保証書が出てきました。ちゃんと日付の入った店舗印も押されています。やった!
ちなみに、保証期間内ということで修理に出すと、確かに費用は全くかからず良いのですが、修理から戻ってくるまでとても時間がかかります。以前やっぱり HDD の初期不良に当たった時に修理を依頼したことがあるのですが、その時も2〜3週間くらいはかかりました。その点、代替品を買ってくればすぐに復旧作業にかかれます。ちょっと悩んだんですけど、我が家の苦しい家計のことを考えて、今回は修理に出すことにしました。2〜3週間 PC が使えなくてもまぁなんとかなるだろう、と考えたのですね。
その後週明けの 6/6 (月曜日)、会社帰りに壊れた HDD と保証書を持って HDD を購入した九十九電機へ修理に出してきました。
さて、HDD が修理から上がってくるまでの間、Web やメールはあゆみさんマシンを借りて見れば良いとして、www.digitune.org のリダイレクトやここ memo.digitune.org のサービスはどうしよう、と思っていたところ、はたと Linux Zaurus の存在を思い出しました。
リナザウ、ちょっと前まではシリコンオーディオプレーヤー代わりに毎日音楽を入れて持ち歩いてたんですけど、いろいろめんどくさくなってきたのと、電池が弱まってきたことで最近は引き出しにしまいっぱなしになっていました。そういえば以前触っていた時に、「想像以上に普通の Linux マシンだなぁ」と感じたことを思い出して、もしかしたらコイツの上で apache 動かせるかも…と思い、少し調べ始めました。
最近全然使っていなかったので、まず何よりネットにつながるのだろうか…と、リナザウ用に以前買った IODATA の WN-B11/CF を取り出し、おもむろに接続を試みます。昔は確かごく普通につながったはず…なんですが、妙に通信が安定しません。
そうこうしながら2〜3日経つうちに、とうとうリナザウから全く通信が出来なくなったのみならず、あゆみさんマシンからもどこにもつながらなくなってしまいました。
我が家の家庭内 LAN は無線 (802.11b) がメインで、アクセスポイントとして Corega の APL-11 という安い AP を使っていました。この AP は安いだけあって、高負荷時にたびたびハングアップしたりして、そのたびに電源を入れ直したりしなければなりませんでした。
今回も AP がハングしたのだろうと思い、何度も電源を入れ直してみますが、全くつながりません。完全にお手上げ状態です。
昼休みが終わってしまったので続きはまた後ほど。
とはいえ、その時の段階ではまだアクセスポイント (APL-11) が原因とは言い切れませんでした。というのも…と、説明をはじめる前に、今回のことが起こる前の我が家のネットワーク構成は次の通りでした。
+---+ +------+
|PSX|==|APL-11|
+---+ +------+
+----+ +-----------+ +---+
|VAIO| |ThinkPadX20| |DEC|==Internet
+----+ +-----------+ +---+
アクセスポイント APL-11 の下に有線で PSX がぶら下がり、あゆみさん PC であるところの VAIO、memo.digitune.org をサーブしているマシンでもあり僕の日常 PC でもある今回 HDD が壊れた ThinkPad (以下 tpx20)、Internet への出口となっている router 兼 firewall 兼 DHCP server 兼 cache DNS サーバの DEC HiNote Ultra 4133CS (以下、hytra) が無線 LAN クライアントとして存在する、という構成です。
もともとは APL-11、PSX と同じ場所に Internet との接続口があったのでもっと素直な構成だったんですけど、接続口が移動してしまったために hytra のみ移動せざるをえなくなって、VAIO や tpx20 から Internet へアクセスするのに無線 LAN 区間を2回も通らなければならない構成になってしまいました。ちなみにリナザウも VAIO や tpx20 と同じく無線 LAN クライアントとして存在することになります。
さて、以上を踏まえ改めて今回 VAIO やリナザウからの通信が出来なくなった原因を考えると、もちろん APL-11 が壊れた、という可能性もありますが、hytra が壊れた (または狂った) という可能性も考えられるわけです。さらに、無線 LAN ということから故障ではなく単なる混信、という可能性も考えられます。なお、その先の Internet 回線がおかしい可能性に関しては、外から hytra までは問題なくアクセス可能な点、通信の出来ない VAIO ではそもそも DHCP がうまくいってないこと、などから早い段階で否定されていました。
というようなわけで、もう少し原因について調査してから対処を考えようか、それともすぐ APL-11 の代替品を購入してしまうか、と悩んでいたんですけれども、あゆみさんに相談してみると、PC が二日間も使えないと生協の注文が出来ず非常に困る、という意見が出ました。そこで、原因究明的には今ひとつ中途半端でしたが、とりあえず APL-11 の代替となる AP を会社帰りに買って帰ることにしました。
さて、どうせ新しい AP を買うのであれば、ネットワーク構成をそのままで AP だけ交換しても面白くありません。そもそも Internet に出て行くのに2回無線 LAN を通過する構成を何とかしたいし、10年選手の hytra もいつ壊れてもふしぎはありません。そこで、これを機会にネットワーク構成を下記のとおり変更することにしました。
+---+ +--------+
|PSX|==|WN-G54/A|
+---+ +--------+
+----+ +-----------+ +--------+
|VAIO|==|ThinkPadX20|==|BLW-54PM|==Internet
+----+ +-----------+ +--------+
WN-G54/A は iodata のメディアコンバータにもなる 802.11g 対応のアクセスポイント、BLW-54PM は planex の 802.11g 対応無線 LAN ブロードバンドルータです。新しい構成は、BLW-54PM を router 兼 AP として動作させ、WN-G54/A はメディアコンバータとして動作、無線 LAN クライアントとしては WN-G54/A (とその下にある PSX) とリナザウのみを含むようにしようと考えました (PC 達は全て有線接続にしてしまう)。
そして先週の金曜、会社帰りに新宿のヨドバシカメラに立ち寄り、WN-G54/A と BLW-54PM を購入しました。その後家に帰ってすぐ、とりあえず緊急度の高い BLW-54PM の設定を済ませてしまおうといじり始めました。
最初、有線で無事 Internet につながることを確認した後、無線 LAN の設定に取り掛かりました。SSID の設定、利用チャンネルの設定、WEP キーの設定などを行い、疎通を確認してみますが、一向につながりません。リナザウからもダメ、あゆみさん PC にインストールされた BUFFALO WLI-PCM-L11 とクライアントマネージャの組み合わせでもダメです。クライアントマネージャの動作をよく見ていると、AP は普通に発見でき、コネクションも確立しているように見えるのだが、その後の DHCP 解決が出来ない、という症状です。チャンネルを変えてみたり、WEP キーを使わないようにしてみたりしましたがどうしてもダメです。とりあえずあゆみさんの生協の注文は有線で接続して行ってもらう事にしました。
その後もしばらくいろいろ試していたのですがいかんともしがたく、最初 planex の Web サポートフォームから質問を送ってみることにしました。ところが、Web フォームに詳細な障害内容を記述してさぁいよいよ submit、と送信ボタンを押したとたんに「Internal Server Error」。何度か挑戦してみましたが一度も成功せず、planex の Web サポートフォームはまともに動いていない、ということがよくわかりました。
planex の BLW-54PM という製品に関しては、今回僕が陥った症状と似たような症状で交換している人もいるようで、また普通に通信できると思っていた有線による接続も何故か Hotmail や楽天のクジが使えない、とあゆみさんにも報告をもらい3、どうもあまりよい製品ではなかったようです。planex の電話によるサポートは平日の 9:00〜17:00 しか受け付けていないため、それを待っていたら遅くなってしまいます (それにメーカー修理となるとセンドバックだったり時間がかかったりといろいろ面倒です)。しょうがないので、ダメもとで今回 BLW-54PM を購入したヨドバシカメラに相談してみることにしました。
ヨドバシカメラの代表番号から担当売り場へ電話を回してもらい、今回の症状をざっと説明した後、たぶん不良品だと思われるので代替品と交換したいこと、また出来れば今回の件で planex の製品には懲りたので別の会社の製品と交換できないか、と相談したところ、いともあっさり「よいですよ」というお返事。レシートと製品を持っていけばそちらを返品して別製品を買うことも問題ない、とのことでした。店員さんの対応もとてもスムーズ、紳士的で、ヨドバシ、なかなか社員教育が行き届いているじゃないの、ととても感心してしまいました。
というわけで早速先週の土曜日、ちゃんと動かなかった planex の router とレシートをもって再度ヨドバシカメラへ行ってきました。電話での応対通りスムーズに返品処理を完了した後、店員さんとちょっと相談して、結局代替品としては NEC の Aterm WR6600H という製品を選びました。planex のものと比べると多少高くなってしまうのですが、スループットが良かったり 802.11a にも対応していたりと、無線 LAN ブロードバンドルータ的には一ランク上の製品です。帰宅後、早速セットアップ。何の問題もありませんでした4。というわけで、我が家の新ネットワーク構成は下記のとおりとなりました。
+---+ +--------+
|PSX|==|WN-G54/A|
+---+ +--------+
+----+ +-----------+ +-------+
|VAIO|==|ThinkPadX20|==|WR6600H|==Internet
+----+ +-----------+ +-------+
その後、今回買った WR6600H という製品についてもいろいろ調べてみましたが、値段の割にスループットもよいし、機能的にも充実していて、そこそこ評判はよいようです。すでにわかっている難点は、1) NAT エントリが 2048 個しかなく枯渇した場合もサイクリックに強制再利用してくれるわけではないため、沢山セッションを作るようなアプリケーションを使っているとつながらなくなる事があるらしいこと、2) LAN 内サーバを外部に公開するためにポートフォワード設定をしても、LAN 内のマシンからはアクセスできない、という点がありますが、前者は今のところその手のアプリケーションを使う予定はないので問題なし、後者も hytra を router として使っていたころも同様の動作だったので気になりませんでした5。
ここ1週間くらいの間に行った作業はだいたい以上です。いやークタビレタ。
Linux Zaurus (SL-B500。以下リナザウ) を tDiary サーバに仕立て上げる手順を記録しておきます。
だいたい以上のような設定で tDiary が動くようになると思います (何か忘れてるかな?)。最初想像していたよりもレスポンスは悪くなくて、リナザウなかなかやるな、という感じです2。
上記サーバ化以外に、ちょっと気になって変更した設定を記録。
以上です。これでもう忘れてる事はないかな?
クラッシュした HDD はまだ修理からあがってきませんが、緊急避難として Linux Zaurus 上に tDiary の環境を作ってみました。PC が直るまではここでお茶を濁そう…。
運動会用に、と買ったのはこの長い名前のズームレンズです。そもそも最初は、いろいろあちこちで評判を聞いたりした結果、同じ SIGMA の 55-200mm F4-5.6 DC にしようと決めてお店に行ったのですが、お店の人曰く、
としきりに勧めます。設計年度の古い高倍率ズームなので写りは期待出来ないでしょうし1、はて、どうしたものか…と少し悩みました。
結局、この間等倍鑑賞時の画質にはあまりこだわり過ぎないと決心したことと (どうせ僕の腕ではまだまだレンズの画質をうんぬんするようなレベルじゃないし)、ズームリング、フォーカスリングの回転方向がキットレンズと同じ点 (55-200 は逆なのです) など使い勝手を重視して、CHZ28-200mm に決めました。
つづく。
先週の土曜日は有葉と柊次の小学校の運動会でした。今年は僕の母 (子どもたちからするとババ) と妹 (ここでも時々コメントを入れてくれる世・妹) も来てくれて、観客席から5人でにぎやかに応援出来ました。ちょっとにぎやかすぎて、周りの人たちは引いてたかも?!(笑。でも運動会はあのくらいにぎやかに応援した方が良いよね。僕らが子どもの頃はみんなそうだったと思います。選抜リレーの時なんてむちゃくちゃ燃え上がったものでしたねぇ。
有葉は 80m 走で生涯最高位となる2位を獲得!自分でも驚いたようで、とてもうれしそうでした。柊次は自分の参加した競技で軒並み負けてしまってちょっとふてくされ気味。とはいえ、赤組としては優勝したのだから良いではないか (有葉は白組でした)。最後のリレーも抜きつ抜かれつでとても盛り上がりました。
今回の運動会での特筆すべき点その1は、あゆみさんの豪華お弁当です。我が家のある団地が小学校の隣なのを良いことに、午前中子供達の出番がない隙をねらって家に戻って作った甲斐あって、とても豪華なお弁当になりました。とてもおいしかった!
特筆すべき点その2。お父さんは先日買った EOS Kiss Digital N といつもの Sony のデジタルビデオ1を持っていつもの通りカメラマンをしていました (バカ親ですみません)。が、今回は事前に三脚を購入2、ビデオはそこにセットして撮影しました。これが実に良かった。これまでずっと手持ちで撮影してきて今回が三脚デビューだったんですけど、想像以上に楽で、こんなに楽ならもっと早く買うんだったとちょっと後悔しちゃったくらい。三脚にセットしてビデオを回しておけば鳥乃と遊ぶことも出来るし、子供達の応援をしたり、拍手したり、写真を撮ることも出来る。それに、これまで 25 倍ズームを搭載しているとはいえ最大望遠時は手ぶれがひどくてあまり使わないようにしていたのを、全く気にしないでズーム全域使えます。うっはー。
特筆すべき点その3。今回僕は主にビデオカメラの面倒を見ていたので、キスデジは世・妹に渡し「適当に撮っといて!」とお任せしてしまいました (相変わらずの適当ぶりですまん>世・妹)。運動会が終わり、家に帰ってきてデジカメの写真を見てみたところ、とっても良い写真ばかりで素晴らしかった!本当にどうもありがとう!>世・妹。
それにしても、世・妹が撮った写真と僕が自分で撮った写真を比べると、これがもう圧倒的に世・妹が撮った写真の方が良い写真ばかりなわけですよ。もっと勉強しなくちゃ、と思いました…。柊次が撮った写真よりもひどいかも。あうあう。
とにもかくにも、とても楽しい運動会でした。
日曜に有葉といっしょにバイオリンの練習をしようと準備していた時に、有葉が「弓が変!」と言うので調べてみたところ、弓を張るために回すネジを受ける真鍮の部品のねじ山が全部取れてしまって、ネジがネジでなくなってスポスポになってしまっていました。さすがに30年も使ってるとこういう部分が壊れてしまうのですね。去年、有葉のバイオリンをリストアしてもらった時にも、もうソリが弱くなっているのでそろそろ寿命かも、とは言われていたので、とうとう壊れちゃったか、という感じでした。
日曜は急遽 1/8 の弓を持ってきて練習したんですが、やっぱりちゃんとした弓がないと練習できないので、今日会社帰りに渋谷のクロサワバイオリンで 1/4 の弓を買ってきました。10,000円ナリ。お店の人には「本当は楽器との相性を見ながら選べると良いんですけどね…」と言われつつ、今までの弓に出来るだけ似たものをとりあえず選んでみました。
家に帰って比べてみると、これまでの弓と比べると若干細く、若干長いです。細いのは良いんですが、長さが長いのでケースへの収まりが微妙に悪いです。同じ 1/4 の弓でも長さに違いがあったりするのですね。知らなかった。
古い弓は指が当たる部分のゴムが削れてベタベタしてきたりしていたので、有葉は新しい弓が気に入ったみたい。ちゃんと練習するんだゾ>有葉。
そうそう、カメラの話。僕はこれまで広角よりのレンズが好きなんだと思ってたんですが、それって単にフレーミングがルーズでもとりあえず画面に入るから安心感がある、ってだけだったのかも。世・妹の撮った写真と見比べて一番感じたのは、「何が撮りたいのかが分かるかどうか」という点。僕が撮る写真は大抵いつも何が撮りたいんだかよく分からない。まぁ自分でも写真撮る時に何を撮ろうとしているのかよく分かっていないのだけれども(笑。何となく「今見てるモノを記録する」って感じにシャッターを押していることが多いような気がする。そんな感じだから、記録という意味では良いが、写真としてみると必然的にひどい写真ばっかりになる。
もうちょっと画角の狭いレンズを使って (運動会用に安ズームを買ったので当面はそっちで)、撮りたいモノをちゃんと考えながら撮るようにしてみようっと。
今読んでいる本 (「メタマジック・ゲーム」。また再読してます) に、アナロジー1の大切さについて書かれた章がありました。曰く、「人間が何を見てもアナロジーを思ってしまうのは、それが進化戦略上重要な要素だったからに他ならない」。そこからの発展で、「正しいアナロジー」を想起出来るかどうか、ということは生きていく上で非常に重要な要素である、と言っています。ここで彼の言う「正しさ」というのがちょっと曖昧なんですが、一言で言えば「人間らしさ」という感じかしら (何のこっちゃ、ですね)。人間らしい柔らかさ、人間らしい常識感。「人間」という種が語りかけてくる感覚。突拍子もなく非常にユニークなアナロジーを想起してしまう人もいるけれど、そういう人は実生活では非常に苦労するに違いない、といったことが述べられています。
この話を読んでいてふと、よく Internet 上で取り上げられるメタ議論のうち、「例え話は良くない」というような話を思い出しました。「例え話止めろ」と主張する人の論旨は、例え話はどこまで行っても例え話で、元々の話とは根本的に違う。例え話という形で論をゆがめてしまうことで、元の議論の決定的な要素が抜け落ちてしまったりする、と言う点を危惧してのことだと僕は理解していますが、ホフスタッターの議論によれば、人間は類推することなしに物事を理解出来ないみたい。どんな話もそのアナロジーによって思考のポジションが定まらないと、理解したという気分になれないらしい。そうだとすると、アナロジー自体を止めろ、と主張することはちょっとナンセンスで、むしろ、「そのアナロジーは良いアナロジーではない」と主張すべきなんでしょうね。
ある物事に関する理解を他者と共有したいと欲した時に、そのアナロジー、さらにそのアナロジーと、どんどんメタレベルに上っていくことはよくありますけど、こういう時に共感を呼びやすいアナロジーがつまり「正しいアナロジー」なんだろうな。
近々、もしかすると歌う機会があるかもしれないのでアマゾンで購入。アマゾンって、楽譜の場合作曲者も作詞者も何にも出てないんですね。えらい不親切だなぁ。
こちらのコメントで僕や aeterna さんが言っている「キセマナ」というのがこの曲集のことで、合唱をやっていた人にとっては結構有名で人気のある曲集です。伊藤海彦作詞、荻久保和明作曲。
早速、家でぽろぽろと音取り。ちょっと歌ってみて分かったのですが、僕はどうもこの曲歌うの初めてみたい。演奏は何度か聴いたことがあるんですけどね。
そんなこんなに影響されてか、今朝、会社へ行くために家を出、晴れた空を見ていたら、同じ荻久保さんの曲の「めざめれば夏」1のメロディ (あの、ライラライ ライライ ライラライ…というヤツです) が頭をグルグル回り始めました。「忘れられた海」とか「海を抱く」とか、そういえば僕が高校生の頃はこちらの方をよく歌っていたんだっけ。「キセマナ」は当時難しくてなかなか手が出せなかったんだった。真夏の音楽室でみんなで「ライライ」吼えてたのが懐かしいです。
わはははははは!こういう、ハイテクをセコいことに無駄に使うのってなんだかすごく好き。こういうハイスピードサーボ技術をエンタテインメントに生かせば、何か面白いモノが考えられそうな。
広島大って以前にも「打率10割バッターロボット」とか作ってたし、なに気にスゴイ研究してますな。