bird演奏会

演奏会

先週の土曜日は母校コーラス部の定期演奏会で、僕も最後の OB/OG 合同ステージに乗せてもらいました。が、あれやこれやいろんな理由でなかなか練習にもいけず、結局最後まで自分としては胸を張って歌えるレベルには到達できずに、現役生や他の OB/OG には申し訳ないことをした、と反省しています。ごめんなさい。
僕個人的には久々の思いっきり歌える機会で、アンコール含め5曲が本当にあっという間でした。もっともっと歌っていたかったな。
合同ステージの前にインターミッションがある、というプログラム構成のおかげで、他のステージも全て見ることが出来、とても楽しかったです。簡単に感想をば。
第一ステージ、信長貴富作曲「旅のかなたに」。信長さんの曲らしい、とても綺麗な曲でした。中でも一曲目の「しあわせよカタツムリにのって」が良かったなぁ。現役生のコーラスはとてもまとまっていた印象。指揮者の T 君も落ち着いてました。
第二ステージは、1年生中心に考えられたらしい、演劇仕立てのステージ。テーマは「童謡」だそうで、ウチの子ども達もよく知っている曲も多く、歌あり、笑いありの楽しいステージでした。ステージ全体の構成としては「?」なところもあったけれど、手作り感あふれる素敵なステージでしたよ。
そうそう、指揮者の方が「入り」に苦労されていたのを見て、自分が指揮を始めたばかりの頃を思い出しました (変なところに共感してスミマセン)。僕も最初、なかなか歌の「入り」を分かってもらえず悩んでいたのですが、そんな時に先輩方に教わったのが、「自分も一緒にブレスをするんだよ」というアドバイスでした。指揮をする手や指揮棒だけで皆にぴったり入ってもらうことは難しいけれど、皆の顔を見ながら、自分も歌うつもりで大きくブレスをして見せれば、自然と皆も入ってくれる、というお話を聞いて、始めは少し照れくさかったけど、思い切って大きく息を吸うようにしてみたら、本当に綺麗に入ってもらえるようになったっけ。その後音楽の時間にふと指揮をする事になって、いつもの部活の調子で「ブーッ」と鼻からすごいブレスをしたら、大爆笑になって練習にならなかったりもしましたが(^^;。今にして思えば、指揮法をもっとちゃんと練習していれば悩まずに済んだことも多かったのだろうなぁ。まったく不真面目な指揮者でした。(ここでも) 反省。
そして第三ステージが合同ステージ、鈴木憲夫作曲「祈祷天頌」でした。神話 (?) がテーマの、ダイナミックな曲でした。指揮者の M さんの指揮も立派でした。聴きに来てくれていた同期曰く、「指揮者の彼女が巫女さんのように見えた」そうな。不思議なおまじないを踊りながら引き出す、巫女のようであった、と。
アンコールは「おんがく」と「じゃあね」の2曲。このうち、「じゃあね」は母校 OB の A 君の作曲によるものです。どちらも素敵な小品で (「じゃあね」は『小品』という感じでもないかもしれないけれど・笑)、楽しく歌えました。
演奏会が終了した直後に、OB の練習の段取りなどに奔走してくれていた今年新しく OB になった I 君が、「やっぱり終わったあとの達成感は現役の頃よりも少ないんですね…」と、ちょっと寂しそうに語っていたのが印象的でした。
その後の写真撮影、後片付けも現役の段取りはなかなか良くて、これは一重に部長の K さんの、飄々としつつもツボを抑えた仕切りのおかげに違いない、ととても感心していました。練習時を含め総じて感じたのは、今の現役生は僕らが高校生だった頃と比べると、いい子が多いような気がする、ということ。「いい子」というとネガティブに捉える人もいるかもしれないけれど、あまりそういう意味でなく、なんと言うか垢抜けているというか、明るいマジメさを感じました。

コメント

Digitune (Tue, 27 Mar 2007 01:32:08)
そうそう、うちの子供たちはおとなしく聴けていたのでしょうか。
もしうるさくしたりしてご迷惑をおかけしたとしたらすみませんでした>ご迷惑をおかけした方。
でんでん (Tue, 27 Mar 2007 16:02:54)
演奏会…、懐かしい話題をありがとうございます!
コーラス部はOBOG参加があるのを思い出しました。
懐かしい面々のお顔が思い浮かびました。
部の中でOBOGとの交流が豊かなのも、このおかげなのでしょうね。
ああ、春ですね…。
Digitune (Wed, 28 Mar 2007 23:45:05)
でんでんさん、こんにちは。ええ、春ですね…。
考えてみると、もうすぐ卒業して 20 年にもなってしまうのですよね。あの思い出が 20 年も彼方だとは未だとても思えないですけれども…。